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タフクヴェリ (Tavkveri)

ジョージアの品種で、非常に少量の軽やかでパンチのある赤ワインが造られます。

主要なシノニム:Takweri, Tarkveri, Tavaveri, Tavkeri Kartalinsky, Tavkeri Kartlis, Tavkveri Didmartsvala

起源と家系:タフクヴェリは、ジョージア中東部のカヘティおよびカルトリ地方の固有品種です。

植物学的特徴:比較的大きな果実の大きくコンパクトな房。開花時に気まぐれで、花は機能的には雌花のみであるため、受粉のためにチヌリの隣に植えるのがベスト。発芽と成熟は遅い。

栽培地域とワインの味わい: タフクヴェリは、軽くて非常に新鮮な、チェリーの風味をもつ辛口の赤ワインが造られます。それはジョージアのカルトリ地方、特にゴリやツヒンヴァリのような適度に温暖な地域で栽培されており、フェザンツ・ティアーズは粘土製の伝統的なクヴェヴリで発酵させたバージョンを、シャトームクラニはよりヨーロピアンスタイルのロゼを生産しています。この品種はアゼルバイジャンでも栽培されています。

※この文章は、「ワイン用葡萄品種大事典(Kindle版)」ジャンシスロビンソン他2名の英語版からの翻訳です。

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