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精神世界>物質世界 内言と外言の関係

今回は、内言の世界と外言の世界を精神と物質の話になぞらえてお話していきたいと思う。内言は、どのようなものかというと、物質化されていないことばと訳すことができるだろう。

なぜなら、音声化されていない言葉であるからだ。対して、外言とは、物質化されたことばなり、音声化された言葉ということができる。

ところで、内的報酬と外的報酬であるが、これはどうであろうと考えたとき、同じような結論を導くことに成功することに気づいた。ある図aでは、ある正方形Aの中に円Bを描くと次のようなものになる。

http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~mmina/bp1/img/hundredKnocks/knock61.png


図 AとB
A=知識/物質世界/外言/外的報酬
B=知恵/精神世界/内言/内的報酬

このある正方形Aが物質世界や音声化された外言、外的報酬の物理的限界の線を表している。すると、ある円Bは精神世界や音声化されていないない言葉、内的報酬の精神世界を表しているということになる。

英語学習のおいて、英会話でぺらぺらに話すことが目的であるひとが多いであろう。そのためにも、このことは理解していおいた方がいい気がする。

結論から言うと、この円Bは、この正方形Aより大きくなければならないとうことだ。B>=Aでなければ、いけないということ。というのも、発音されていない言葉は、多ければ多いほどよく、また、自分としても音声化が可能な言語がたくさんあるということは、つまり、音声化できる可能性を増やすことになる。

この練習法として、円B;多読法(内言・精神世界・内的報酬)がある。対して、物質化された音としての世界の練習法としては、正方形A;多聴法(外言・物質世界・外的報酬)がある。これは、何を意味するかというと、知識ばかりで、知恵がないひと、知っているが、使い物にならないなどということに同じで、活用法が見当たらない知識をいくらもっていても意味がないのと同じことなのである。

これは、さらに、知恵というものが、円Bにあたり、知識というものが正方形Aにあたるということでもある。

noteを書く人なら、誰しも経験するのが自分が書くわけであるので、どの様に書くかということにこだわりすぎて、片言な言葉になることがあったりするのもその例だ。

すなわち、それは、他人に見栄え良くみせることを意識したばかりに、自分の思ったことをうまく伝えられなかった例といえる。
ということで、多読法や、知恵を増やし、やりがいのある楽しいことを増やし、自分の理解できる範囲をもっと増やすことをお勧めする。


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