楽しさと幸せ 交換関係編
「条件付き快と状態の良さ」
ーー楽しさと幸福についてーー
ほとんどの物事は何かをするが次のような物に該当する。
⑴楽しみとしてする
⑵状態が良くなるからする
⑶ただ単にする
このうち2点についての解説をしたい。
「条件付き快とは」
条件付き快とは、〇〇すべきだとか、〇〇したいとか、〇〇しようというようなことであり、⑶ただ単にすることもあり得るが、ほとんどのひとはなぜなら〇〇であるからという発端となるものをそれゆえに〇〇するという理論構造のもと、行動している。それ以外の場合は、⑶ただ単にするか、⑵状態が良くなるからするに該当するだろう。よって、〇〇であるからその理由によってなぜならこうであり、それゆえに〇〇するというような条件付きなことが条件付き快であるといえる。
「条件付き快が状態の良さ及びできているかの判定方法」
ところで、条件付き快楽がその通りの結果を得ているかどうかの判定方法はないだろうかと考えた。ここでは,交換関係が成り立つときに状態の良さ及び、できているかどうかの判定を行うものとする。
「条件付き快が状態の良さ及び、できているのかの例」
まず、条件付き快を用意し、それを逆にしてみるとよいだろう。
たとえば、因果応報の原理から・・・
「原因→結果 (因果」
⑴痩せるためには運動が必要である。
そのため、無酸素運動と有酸素運動を取り入れたアブローラとスピンバイクをする。
「結果→原因 (果因」
⑵アブローラとスピンバイクをしたら、体重が−5kg痩せた。
このように因果を逆にしてみて、それが正直に適っているのであれば、それは、「できている」か「状態の良さ」に繋がったかになったということだ。このように、因果を逆にしてみて、YESなら、「できている」または「状態の良さ」に適ったものであるといえる。
「楽しさと幸せの混同とは」
ところで、それが幸せを目的にしているのか、それとも楽しさを目的としているのかは定かでないことがある。
例えば、心の状態の良さはもちろん幸せに該当する。しかし、条件付き快の中にも、そうした状態の良さが伺える場合がある。
たとえば、痩せるために運動していたら、痩せたしその過程で前より状態が良くなったというのがその例である。
これら条件付き快をDとし、 YESならD>0 その中でも、状態の良さがあった、YESならD=0 とし、両方なら、D>=0とすることができるとする。
ほとんどの場合、D>=0になるが、たとえば、結果が伴っていないが状態が良くなっている時には、D<=0になることがある。
この中で、これらに該当しないのが⑶ただ単にしていることだけがこれらの条件付き快と状態の良さに該当しないことになる。
まとめ
①条件付き快の結果がともなっている場合には、D>0、ともなっていない場合には、D<0
②条件付き快のうちで、状態の良さがともなっている場合には、D=0
③これらに該当しないのが⑶ただ単にしていることのみ
以上
いかがでしたでしょうか?
単に、楽しさと幸福の判定方法が気になったので書いてみただけなのですが、当たり前すぎて面白くなかったところもあるでしょう。
とりあえず書くに至った次第です。
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