お互い気持ち良くすごすための準備

昨年末のキュレーションメディア騒動で一気に風向きが変わったウェブメディア界隈。

いまだあちこちで小さな論争は起きているものの、写真の無断転載に対して世間の目は格段に厳しくなっています。

基本的には自分で撮影する・フリー画像を使う・アマナスナップマートで購入するといったやり方で著作権問題はある程度回避できますが、唯一どうにもならないのがブランドやショップの紹介。

誰もがまずは検索して行きたいお店に目をつけてから出かける時代、まちやエリアにフォーカスしたショップやカフェのまとめ、お散歩コースの紹介は需要が高いコンテンツです。

お店側としても、メディアやブログ、SNSで取り上げられることは集客面で大きくプラスになることでもあります。
(もちろん、お店の考え方やコンセプトによっては歓迎されないこともありますが)

しかしここ最近の著作権問題を鑑みると、個人のブログレベルならいざ知らず、企業が事業として運営しているメディアで掲載するには二の足を踏んでしまう状況なのではないかと思います。

だからといって毎回取材して掲載許可をとっていてはメディア側はもちろん、お店側も疲弊してしまいます。

人気店であればあるほど取り上げたいメディアは多いし、テレビや雑誌などのマスメディアにも取り上げられるお店であれば、小規模なウェブメディアの取材に応じる余裕はないでしょう。

それでも取材依頼がきたらなにかしら返答をしないといけない、となると広報業務が煩雑すぎて小規模なお店にとってはひとたまりもありません。

そんな中で個人的に思っているのは、小さなお店であればあるほど「メディアキット」を用意しておくべきなのではないか、ということ。

記事映えする写真をいくつかと、簡単なお店の紹介、NG事項(こういう書き方はしないでください、など)を「メディアの方へ」というかたちでまとめておくだけで取材や掲載依頼の対応をぐっと減らすことができるように思います。

さらに「掲載された記事は極力こちらでもシェアしますので、掲載後にお知らせください」と添えてあればほぼ確実に公開後に連絡がくるはずなので、記事に目を通した上で修正が必要な箇所は修正依頼を送ることもできます。

自分が気づかないところで勝手に記事になっていて、さらに記載情報が誤っているとムッとするものですが、掲載記事が先方から送られてくればお互いに嫌な思いをすることが減るように思います。

メディアキットとは少々異なりますが、未来食堂では取材依頼をされたメディアの担当者に向けて、事前に読んでもらう注意事項を公開されています。

【参考】取材を依頼されたメディア様へ

ここまで細かくなくても、過去の掲載記事を通して「これは困る」「こういう書き方は違う」と感じたことを注意事項として掲載しておくだけで、お互いの手間がかなり省けるはずです。

ファッションやアクセサリーのブランドであれば、メディア対応だけでなくイベント出店への対応にも同じことが言えます。

出店依頼に際して必要な情報や最短でいつごろなら出店が可能か、出店可能地域などの情報が掲載してあれば、お互いに「こんなに手間がかかったのに」という思いをせずにすむことがたくさんあるはず。

SNSで「こんな依頼がきて困った」「こういう対応はほんと非常識」という投稿を見るにつけ、自分も気をつけなければと思うと同時に、お互い不快にならないための準備の大切さをひしひしと感じるここ最近です。

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(Photo by tomoko morishige)

私のnoteの表紙画像について書いた記事はこちら。

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最所あさみ

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