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仕事から「確認」を排除せよ

6月からリモートでの仕事が増えて気づいたのは、仕事のスピードを上げるために必要なのはいかに「確認」を減らすかということです。

毎日同じ場所で働いているのであればすぐに確認できるようなちょっとしたことも、リモート中心に働いていると確認のために手が止まってしまうことが多々あるからです。

では、「確認」を減らすためには何が必要なのか。

私は「理念の共有」「ルールづくり」の2つが重要だと思っています。

確認を減らすということは、すなわち自分で判断できるようになるということです。

そのためには、判断するための軸を与える必要があります。

常に立ち戻るための理念と、ここまでは自由にやっていいというルールがあれば、一挙手一投足を管理せずに済み、確認を大幅に減らすことができます。

そして積み重ねていった信頼をもとに、さらに自由度をあげて仕事を依頼することができる。

この好循環を作っていくことが、組織自体のスピードを上げることに繋がるのだと思います。

逆にひとつひとつの仕事に確認を求めると、自発的な仕事は永遠に生まれません。

むしろ自律的に仕事ができる人ほど、そうした環境から離れていってしまいます。

スタートアップをはじめ、新しいものを作ろうとする人たちにとって、社外の人を巻き込み、リモートで仕事を依頼するフェーズは避けて通れないもの。

よりよいものを早く作り出せる組織になるためにも、「確認」というプロセスを減らす仕組みづくりの重要性をひしひしと感じるここ最近です。

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(Photo by tomoko morishige)

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