海外サービスのストーリーズに見る「ここがすごいよ、インスタ活用」

何をいまさらという感じですが、最近やっとInstagramの面白さに本当の意味で気づけた最所です。私の中でやっと黒船来航した!!!

私はテキスト派なので定期的にInstagramがんばろうと思い立っては挫折し…を繰り返してきたのですが、今のInstagramは機能がアップデートされまくり、もはやコンテンツの総合格闘技会場と化していることをひしひし感じています。

Instagramは写真やグラフィックが得意な人だけががんばればいい場所ではなくて、コンテンツに関わる人は全員ここでウケる文脈やノリを理解しておかなければならない時代だよなと改めて。

と言いつつ、自分が作るのはまださっぱりセンスがないのですが、文章と同じで、インプットの質と量がそのままアウトプットに転嫁していくものだと思うので、粛々といいものを見続けていくしかないなと。

ちなみに以前cocoroneというインスタマガジンを立ち上げたこともあって日本の暮らし系のアカウントはわりと見てたのですが、最近海外サービスのストーリーズを意識して見るようになって、活用の幅の広さにとても驚きました。

ということで、その驚きを共有すべく、海外サービスのインスタ活用について考察をまとめたいと思います!

今回のトピックは下記の通り。

①「伝えたいこと」ではなく「ユーザーにとって必要な情報」を届ける
②ユーザーを巻き込む「問い」を作る
③まるで一緒に体験しているかのような「ツアー」コンテンツ
④Instagramウケする表現
⑤SNSを何のために使うのか、それが問題だ。

それぞれ、私が実際に見ているアカウントを例にだしながら解説します。

①「伝えたいこと」ではなく「ユーザーにとって必要な情報」を届ける

海外サービスのInstagramを見ていて一番感じるのがこれ。

日本の公式アカウントは更新お知らせとかHPに飛ばすみたいな導線として使ってることが多いのですが、海外サービスは基本的にストーリーズはストーリーズだけで完結するように作られていることが多いなと思いました。

例えば毎月スタイリングされたコーディネートが届くStich Fixの場合は、ほぼ毎日ストーリーズでいろんな地域の天気予報をアップしています。

これは24時間で消えたほうがいいコンテンツなので、ストーリーズにぴったり!毎朝天気予報のチェックをStich Fixのストーリーズでする習慣ができたら、接触頻度が相当上がると思います。

そしてこのコンテンツはファッションコーディネートを提案する企業だからやる意味があるのであって、まったく関係のない家具ブランドとかがやってもそんなに響かないと思うんですよね。

Stich Fixの場合はだいぶシンプルですが、例えば天気予報に加えて『この気温だったらこういう服装がおすすめ』というコンテンツも加えたら、毎日見にいく同期になりつつサービスの価値と自然に紐づけられるよなあ、と思うなど。

以前Twitterにも投稿したのですが、Rent the Runwayの週末投稿も、サービスの直接的な投稿ではないけどユーザーである女性の気持ちがちょっと上がるものが多くて参考になります。

例えば、これは『買い物の代わりにできる8つのアイデア』。

Rent the Ruwayはファッションレンタルサービスで、『買うのではなくレンタルすることでファッションから生まれる廃棄を減らす』ということもひとつのミッションにしています。

なので、『買い物を減らす代わりにこれをやるという2019年の誓い』をユーザーに投稿してもらうという企画をやってたりするのですが、その一環として、週末に買い物以外の自分を高めるための行動ってこんなものがあるよね、というアイデアを投稿しています。

自社の売上貢献という意味ではあまりに遠回り過ぎるのですが笑、こうしてユーザーのよりよい人生・生活に寄与しようという姿勢は単なる閲覧数や目に見えるエンゲージメントでは測れないロイヤリティの醸成につながるのではないかと思います。

②ユーザーを巻き込む「問い」を作る

ストーリーズという機能がInstagramに起こした革命は、これまでかっこいいタイムラインを作ることが至上命題だったプラットフォームに『親しみやすさ』という要素を取り込んだことだと思います。

ちょっとふざけていたり、抜け感のあるコンテンツを投稿しやすくなったことで、ユーザーの投稿を取り上げ、相互のコミュニケーションがしやすくなりました。

個人的に、『この巻き込み方はうまいな〜〜〜〜』と思ったのが

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最所あさみ

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最所あさみ

Retail Futurist / curator。「知性ある消費を作る」をミッションに掲げています。 将来は世界一の店舗メディアを作る予定。noteの有料マガジン「余談的小売文化論」とコミュニティマガジン「消費文化総研」もよろしくどうぞ!

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