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わたしと雑誌2022.1月号

いまやすっかりと"観光地化"してしまった地元に帰ってきているお正月。いわゆる、"観光客"のための冬の味覚たち。そんな写真からはじまる、新年最初の雑誌記録。

11月、12月とゆるっとはじめた雑誌記録。今年はもう少し読むスペースをアップしつつ、更新を続けたい。

FIGARO 2022.1 (No.547)

自分で始めた女性たちに聞く、起業のあれこれ。本当にしたいことを仕事に。いかにも今っぽい特集から読み始めた1月のフィガロ。まずは、"FLUFFY"という括りで集められたアイテムたちがとっても可愛い。MIUMIUの淡いパープルのキルティングナイロンパンツにはじまり、KENZOのダウンラッフルスカート。プリント柄も目を惹くが、なかなか見ないダウンのスカート。まさに、ロマンティックなシルエット。 GUCCIのフェザーニット、BURBERRYのラビットファーコート、HERMESのシブレとセレクトの全てが可愛い。

その後は、"HOT CHOCOLATE"と題してまろやかなショコラ色をメイクをピックアップ。思わず、冬のブラウンメイクを試したくなるまとめ方。

ホリデーシーズンそして新年を煌めくアイテム紹介を経て、本題。"起業で天職を見つけた、10人の女たち。"仕事を始めた理由と、働くことの意義。それぞれのパーソナリティに沿った7つの質問。"働くことのモチベーション"、"人生のモットー"は、国内外で活躍する彼女たちならではの信念がとっても素敵。フランス女性の働く事情を挟み、"世界のリーダーに一問一答"、柴田陽子さんの仕事の哲学、データで見る起業のあれこれ。データをまとめたページが、ベージュベースにブラウンと濃いめのピンクでとってもキュート。

その後は、ジュエリー、ブライダルリングと続き、"バレンシアガが映す、デジタルとリアルの狭間。"、"サンローランと一緒の日々を。"、"マックスマーラ、アイコンコートと彼女。、"グッチのマジカルパーティへようこそ。"ハイブランドたちの豪華な特集。憧れを抱かずにはいられないほどの素敵な構成。気づいたら読み終えてしまう一冊でした。


mina 2022.1(No.335)


久しぶりのミーナ。特集は、酒と鍋。(鍋としっぽり、はじめての日本酒!というサブタイトル)ミーナを読んですてきな週末を。との言葉もとても素敵。表紙、目次にも登場するショートヘアの石橋静河さん。ニュアンスてきな表現ではあるが、冬が似合う。

冬っぽい特集、一つ目。"重衣料こそ下調べをしっかりと。真冬のアウターのお話"ピーコート、モッズ、ダウン、ダッフルといかにもミーナらしい切り口のアウターたち。

せっかくなので、アウターについての個人的なお話。街中ですれ違う人たちの"アウター"を見ていると、"これは..."と思うことがいくつかある。まずは、袖口の素材ラベル。これは本来外すものとされていたはずが今どきの若者はカッコいいからという理由ではずさなかったりもするそうだ。さすがに、デニムのフラッシャーをひらひらとさせながら歩いている子は3度見くらいしてしまった。

最近は、減りつつもあるが未だに見かけるベンツのしつけを外さずに着ている子たち。可動域が圧倒的に狭くなっているのでそろそろ気づいてほしい。ポケットのしつけすら、売り場にクレームがくることがあるらしい。(ポケットが使えません、変です、など)

デザインでアウターを選ぶのも良いがちょっとの知識や、歴史を知った上でアウターを楽しむのも良い。こんなことを書いてると改めて、作り手と買い手には溝があると埋まるのが難しいのかななんて思ったりもする。

さて。ミーナのアウター特集。"VIVID COLORS A GO!"派手!なのに「ずっと愛せる」アウターたち。素敵な大人への格上げアイテム。末長く"名品ストール"。いいものには歴史あり、名品セレクションも読みごたえがある。

冬っぽい特集、二つ目。目玉企画、おうち鍋と日本酒。美味しそうに鍋を食べるのは芳根京子ちゃん。鍋単品、それぞれの鍋に合わせた日本酒、お取り寄せ鍋、鍋と一緒に飲みたい名酒(日本酒あれこれ、基本のきを含む)、カップ酒と5段階に分けた構成。可愛いカップ酒の写真が映えている。そのうち、若者たちの間にもカップ酒ブームが来るのだろうか。


POPEY 2022.1(No.897)

賛否両論ある"ガールフレンド"回。11月にポパイを紹介したときも、インタビュー陣が良すぎて感動したが今回も人選が良すぎた。"あの人は、恋人とどうやって付き合い、二人でどんな言葉を交わすのだろう?"まずは、ヒコさん。取材は苦手だから執筆をというヒコロヒーさんらしい返し方。

そして、RADWIMPSのボーカル野田洋次郎。"どうせ歌にするんでしょ?といわれた恋"の見出しではじまるインタビュー記事。これは、もうファン必読。10代20代は、仕事よりも何よりも恋愛と語る30代の洋次郎。当時を"エモーショナルな恋愛"と振り返るのがいかにもRADの真髄だったような気もして、深い。当時を思い出しながら、さらにこれからの未来を重ねた今後のRADへも期待。

こちらは通常営業なポパイジャーナルは、浅草キッドで話題の劇団ひとりさん。オリンピックの開会式での大役にも度肝を抜いたが、浅草キッドを自らが監督として撮るとはこれはもう天才を超えた人材だなぁとつくづく。

半分ほどを占めるガールフレンド特集には、飽きつつもあるが色の使い方だったり写真のコントラスト、ページの構成がいかにもポパイらしさ満載のシティーボーイ感があり良かった。キャスティングも良すぎな1冊でした。

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