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わたしと雑誌2022.2月号

好きがすぎるお寿司をたらふくいただけて、幸せがすぎた正月休みでした。わたしの地元は日本海側で、車を15分ほど走らせると海に辿り着く。海鮮がとにかく美味しい。といっても、わたしは東京でもお寿司を食べる。スーパーのお寿司で十分に満足していた。はま寿司やくら寿司でも満足できた。が、しかし。今回の帰省で、もうしばらくは地元の美味しい海鮮たちの思い出に浸っていたいので東京のスーパーのお寿司は控えようかと思った。思う。

地元には半年前に一度帰ったが、友人たちと会うのは一年半ぶりだった。一年半。この一年半という時間はおそらく皆にとって特別でわたし自身も拠点を変え、新たなことを挑戦してみたり、自分なりに有意義に過ごした。"耐えた"という言い方もあるのかもしれない。

一年半のときを経て、会う友人たちはそれぞれに"推し"がいてどっぷりとハマっていた。いわゆるこれが、"没入"なのか?ジャニーズ、韓国アイドル、企画系YouTuberといかにも20代女子らしい"推し"たち。身近にハマっている子がいなかったわたしにとってはかなり新鮮な気持ちで聞けた。そんな友人たちのうちのひとりから久しぶりにviviを読んで驚いた。という話をしていたを思い出し今月は早めの雑誌記録です。

本来雑誌の発売は、月の初めに翌月号が発売される。現在はちょうど2月号が出揃ったところだろうか。通常であればこの時期に翌月号をまとめていきたい。

ViVi2022.2月号


所謂'赤文字系"雑誌ViVi。ピンクベージュに薄い紫のロゴ。カバーガールは八木アリサちゃん。いかにもいまどきっぽい表紙だなぁと電子書籍でダウンロードしてあったViViの2月号。個人的には、"今すぐおしゃれになるためにできること"に惹かれた気がする。そして、今月号はアリサちゃんの卒業号。10年間ViViモデルをつとめた八木アリサちゃん。"いっぱいのありがとう"としてスタッフたちの愛溢れたメッセージたち。

パラパラ〜とViViを見ていると、何だかnicolaを思い出した。わたしの雑誌とのはじまりはニコラ、ピチレ、ラブベリー、メロン、キャンディというティーン向けの雑誌だった。読み始めたのは3つ上の姉の影響もあって、小学3年生の頃。到底1日で読むのは難しくて小3のわたしにとっては情報量パンパンな"雑誌"を1ヶ月の楽しみにしていた。そんなことを思い出しているのも、最近の雑誌たちはかなりセンス系によっていると思う。余白を楽しむといったら聞こえは良いが、当時の情報量パンパンな誌面もふと恋しくなったりする。

友人が"驚いた"と話していた特集が、"推しメンカラーで過ごす2022"。"推し"という存在がファッションにも確実に侵食しているのだ。それぞれの好きを認め合う文化がさらに加速するそう。6年ほど前に、コンサートがよく開催される会場の隣にあるショッピングセンター内のアパレルショップで働いていた。嵐や関ジャニのコンサートがある日は"紫"や、"緑"、"赤"といった普段はあまり売り上げには繋がらない色のお洋服がここぞとがんがん売れた。本社では半分冗談かのように扱われていたけれど、当時ここに目をつけて施策を打っていたらガンガン売り上げに繋がっていたのだろうか。いや、準備が大変すぎるか。ただでさえ、普段とは違う人たちで溢れる館内。コンサートが近づくとさらに嫌になってしまいそうだ。しかし、今の"推し活"規模を考えるとやる価値ありなのだろうなぁ。推しメンカラーコーデが参考になるかはさておき、それぞれのメンカラ情報が各カラー10人ずつあげられているのが凄い。

そして、ViViでコレクション情報が特集されているのも初見。そうやって若者たちは自由にお洒落になっていくのだろうなぁ。アリサちゃんとViViの10年間の年表も感慨深い。なんだか、ViViの切り口がどれも新鮮に感じる。ファッションにエンタメぜ〜んぶ知りたい!のキャッチコピーまんま。トレンドをキャッチするために毎月読もうかしら...。アイドルから二次元、コレクション情報から海外のストーリート、エンタメまでもうこれは脱帽。

"今すぐおしゃれになるためにできること"普通じゃなくなる16のヒントが埋もれてしまっていたが、盛りがすぎる一冊でした。編集はどれくらいの人数でしているのだろうか。"凝り"がスゴい。

GISELe2022.1-2月合併号(No.197)

「装う」に終わりはない 表紙に書かれた小さな文字。今月も素敵です。ジゼルを読むきっかけが、ファッション業界で長年活躍している某インスタグラマー兼ディレクターが毎月スタイリングの参考に読んでいると聞いて軽く読んだところ雰囲気が洒落てて、プラス時代の風もうまく入っているなぁという印象。

今月のテーマは、「続きを求めて」シンプル思考。スタイリング写真とファッションのテーマが書かれた本の背表紙が7冊並んだ表紙。相変わらず素敵すぎるなぁ。目次には、"STYLE LIBRARY"の文字。まるで、スタイリングの教科書かのような。ViViのあとだからか、かなりスタイリッシュに感じる誌面。改めてみると、何だかインスタに通づるところがある気する。そのまま切り取ればお洒落にみえるようなつくり。言葉選びもとっても素敵。メチャクチャ、ファッション&スタイリングの教科書だなぁ。

"見心地のいいインテリア"これまたインスタを連想させるかのようなキーワード。見た目で選ぶインテリア雑貨、インテリアにもなりうるコスメが心惹かれた。見る分には洒落ているが買うかとなると正直疑問なセレクトでもある。しかし、"プロ目線で選ぶZARAの精鋭・ユニクロの傑作"はさすがのジゼル。そして、洒落がすぎたカレンダーも圧巻。

グレードアップの成功術 買ってよかった「ちょっといいもの」。「プライス以上の結果」を切り口に美容関係を中心にしたアイテム紹介。これまた今どきっぽいかつ、ファッション誌"ジゼル"らしい。最初から最後まで、スタイリッシュでした。

with 2022.2月号

理由は簡単。表紙が可愛いので読みます。高畑充希様。こちらのテーマも、"年末年始は夢中の沼にどっぷりハマってみる 推しの見つけ方" 
"見つけ方"なので8ステップに分けての紹介。推しカラーの御守りの表紙からはじまり、まずは永瀬廉大特集。続いてwithモデルたちの沼ライフ。ゲーム、ファッション、特撮ヒーロー、宝塚歌劇団との多様さ。続くのは前田敦子、木南晴夏らによる"熱中しているモノ"。ここは皆さまの撮り下ろし写真が可愛い。そして、2次元の世界へ。青くて美しい"ブルピリ"の世界。2次元の次は、2.5次元。舞台の世界。そしてYoutuber、アイドル、オーディション番組、再びアイドル沼へと戻る。約50ページ。

他に気になった特集は、"お洒落な人の冬ユニクロ"これまた10ページ弱。スタイリスト、エディター、withモデルたちのスタイリング込みのユニクロの購入品たち。靴とバッグ、その他諸々の洒落たジュエリーたちで完成する素敵スタイルたち。

そして、巻末は細木かおり先生の占いなのがちょっぴり意外だった。"開運ポジティブ占い"とちょっとポップにこなした占いがwith読者に響いているのだろう。か。

Gina 2021-22 winter

これまた表紙のemmaちゃんがぎゃんかわ。オフホワイトのニットは男女問わず華奢に見える魔法のアイテムだと思う。これはもう死語なのかもしれない"萌え袖"がめちゃくちゃに可愛いに尽きる。

特集は、「何度も着たくなるNEW BASIC」大切な洋服とだけ生きていく。これこそが大人のファッションの心得.... そうなのか?"眠っていた洋服の鮮度が蘇る"、"服の数ではなく、テクニックの数を増やしたい"は共感。がしかし、全体にシンプルにまとまったスタイリング。こんなときだからこそ、ちょっぴり個性的な装いをしたいのがわたしの気分でもある。

"NEW BASIC"とは。


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