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4月6日「ウラのウラまで浦川です」

ロシアによるウクライナ侵攻のニュース。

日を追うごとに凄惨な現場の写真が新聞に載り、心を痛めない日はない。

「ウラのウラまで」でも連日取り上げていた。

そして、4月6日。毎日新聞一面の母のお墓の横で佇む少年の写真。幼い我が子を残して亡くなっていった母の気持ちを、また、残された少年のこれからを思い、浦川さんの声はつまってしまった。涙をながしながらも言葉を続けた。

テレビでは、これからどうなる?戦略は?国連は?被害者は何人?ばかり。もちろん、日本だって無関係ではいられないし、必要な情報なのこともわかる。でも、無機質なものだ。

この日の浦川さんのウクライナ侵攻について話す言葉すべてに血が通い、聴いている人の心に訴えていた。あなたにできることは何なのか?この惨状から目を背けてはいけない。傷ついた人たちの心に寄り添い、癒せる世界でいましょう、と。

浦川さんの深い優しさと激しい怒りを感じて、心が震えた放送になった。





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