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EP.45 2022年のデイサービスの顔が決定!「デイサービス5選」に注目!!

いつもお読み頂きありがとうございます。いつの間にやら、45本目の記事となりました。継続は力なり、脱力気味ですが自然体で続けていきます。

さて、お気づきかと思いますが5本毎に社史とは異なる記事を記載しています。今回は、私が理事をさせて頂いている㈳日本デイサービス協会主催のイベントについての情報です!こちらも併せてご確認ください。

日本デイサービス協会ではコロナ禍で大ダメージを受けたデイサービス業界を盛り上げるべく、オンラインでの業界イベントを開催しています!!



◆デイサービスの社会的役割

 デイサービスの社会的機能と使命は、少子高齢化が進んでいる日本の中でとても大きなものです。記憶に新しいのは、現在も社会混乱を引き起こしている2020年から拡大した新型コロナウィルス感染症により、ソーシャルディスタンス(本質的にはフィジカルディスタンス)が叫ばれ、人流抑制策の提唱で皆が自宅に閉じこもりました。

 基礎疾患を持った高齢者は、重症化リスクが高く感染予防としてほとんどの方が不安な中、生活における活動を停止せざるを得ない状況が続きました。特に2022年4月に発せられた緊急事態宣言(第一回)4月~5月頃においては、正体不明なウィルスと言うことでその影響は極めて大きなものでした。
 デイサービスを利用される要介護高齢者の多くは、利用を自粛し身体状況の悪化、そして認知症状の著しい進行が社会問題になりました。

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 どんな対応・対策が正しかったのかは、誰もわからない状況でしたが自宅へ閉じこもり、社会的なつながりが分断されてしまうことは要介護高齢者の在宅生活を継続していくという意味においてデイサービスの利用を制限することは大きなマイナス要因になることだけは明らかになりました。

 改めて、高齢者の生活を支えている社会インフラを担っていることを多くのデイサービス従事者が感じた出来事です。


◆叶わない在宅での最期(病院死80%超)

 誰しも、人生の最後は住み慣れた自宅で迎えたいと思っていると思います。しかし、現代は80%以上の方が病院で最期を迎えます。

戦後すぐの1950年頃は、逆に80%を超える方が自宅で最期を迎えていましたので約70年の間に逆転したことになります。

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 自宅で最期を迎えることは、とても贅沢な望みになっているのが現実です。となれば、出来る限り健康で元気に過ごしていく以外ありません。
介護状態になったとしても、機能訓練等により状態改善や状態維持に受け様々な取組をしたりすることで長く自宅で過ごしていけるようになることはとても意味あることです。

 また、地域の医療機関などとの連携によりリハビリプログラムの共有や状態評価指標の統一など、多職種が連携して要介護高齢者の支援に動くことが住み慣れた自宅での生活に欠かせない関りになります。


◆デイサービス5選 イベントコンセプト

 そんなデイサービスは、先に記載した通りコロナ禍において運営的に大打撃を受けた数少ない介護サービスとなります。そして、3年ごとの介護保険制度改正の度に介護報酬だけでなく大きな役割の変化を求められてきました。


 このデイサービスの社会的役割の大きさや可能性を多くの方に知ってもらいたく日本デイサービス協会では、好事例の取組を協会として推薦し、ご紹介するイベントを開催することにしたのです。

【コンセプト】
日本デイサービス協会は、地域包括ケアシステムの確立において、在宅サービス3本柱の1つであるデイサービスの意義の再構築と、その可能性を探求し、レスパイトケアの充実に加え、自立支援の推進を通じて、デイサービス事業者が持続可能となるよう、利用者本位の社会保障制度改革の実現を目指しています。
 令和3年度介護報酬改定は新しい概念に基づく制度見直しとなり、デイサービス事業者には大きな変革が求められることとなりました。その変化に対して、現場の事業所はどのように対応していくべきか判断に迷い、混乱状況にあるともいえる中、ロールモデルとなる新しいデイサービスの形を示していくことが重要であり、好事例を収集し、発信していくことを目的として、デイサービス5選を開催致します。


◆1191事業所のエントリー

有難いことに全国のデイサービス1191もの事業所にエントリー頂きました。協会理事メンバーによる1次審査にて16事業所を選出。有識者による2次審査にて5事業所が選ばれます。

 もちろん私も、1次審査に参加させて頂きどこの事業所も利用者に対する想いは強く、独自の取組をされていて審査は困難を極めました。1次審査はエントリーシートの評価ですので、なかなかうまく表現できていない事業所があることは否めませんが、一定の基準のもと選出されています。

※ご入会頂くと、1次審査通過16事業所の事例を見ることが出来ます。
入会費は無料です。


僭越ながら、16事業所様の事例をポイントを踏まえ解説させて頂きました。

 私たちの運営する入浴特化型短時間デイサービス「いきいきらいふSPA西大井」も1次審査を通過し結果待ちの状態です!!


 そして3月16日(水)18:30、いよいよ1191事業所から選出された5事業所が発表(2022年のイベントは終了しました)されます。
※2023年のデイサービス5選は2023年3月15日(水)18:30~となりますのでお間違いなく。詳細はこちらから。

当日は、事業所様のプレゼンテーションにより取組事例の詳細が分かります。
 混迷を極めるデイサービス事業における未来のカタチが見えてくるイベントです。コロナ禍ですので完全オンラインイベントかつ無料で視聴できますので、是非この機会を逃さずご参加ください。

視聴登録はこちら。どなたでも無料でご視聴頂けます。

 介護業界に身を置いて早20年となりますが、全国にはまだまだ私の知りえない素晴らしいデイサービスがたくさん存在することを知りました。2022年を象徴する顔に選ばれたのデイサービスの可能性を一緒に垣間見ましょう!


さて、今回の記事からは、どんな気づきがありましたでしょうか?
介護は、突然私たちの生活に大きなボリュームでやってきます。誰しもが通る道として興味・関心を持つことで少なからず準備ができるものですので、この世界を覗いてみて下さい。


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