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透明人間私。

自分って透明人間なのかも。ふと思った。

いやもちろん、ハリーポッターに出てくる透明マントを被った状態になれるなんてさすがに思わない。大学生だし!物理もちゃんと知ってるし?

みつをさんの詩がめちゃくちゃすきなのだが、(と行っても遠くのおばあちゃん家のトイレに掛かっている詩集しか読んだことはない) みつをさんの詩の中に、わかるようで1番わからない自分自身という内容の詩があった。その詩をよんでから確かにそうだなあって思い続けて今ようやく自分は透明人間だっていう自分なりの解を導いた訳である。

(この言い方理系っぽい。うん。理系最高。すき。)

だって自分の顔って一生見れない自分の中の透明な目では見えない。鏡に反射して屈折して目に飛び込んできた光でしか見えない。自分の中身だって見えない。

(そういえば小さいころ自分の中の臓器ってどうなってるのか本気で念じたら見えるのではないかと思ってやったことあったっけか笑)

実在するものとして自分から見える自分は少ない。でも透明人間っていう私の解の計算方法は内面に重点をおいている。

みつをさんの詩を読んで思った。確かに自分の気持ちってよくわからない。何が食べたいとかそういうのはわかるし、こうしたいってわかるときもある。でも自分ってこの状況で何考えてるのか自分でもわからないときあるし、恋なんて特にそう。自分の気持ちとかよくわかんない。自分の容姿についても第三者の意見がもらえるだけで、自分が可愛いかの判断基準が他人によるものって公式じゃない気がする。自分が決めるものだしそんなのわからない。

ね、わからないことだらけ。

いこーる、透明人間じゃん?

証明できたかな、証明になってないけども。

すきな色透明だから、自分が透明人間とか素敵と思ってしまう自分がいたりするけど、透明って光の当て方で虹色に見えたりするじゃん?

ということは自分の見方次第で自分の心は何色にもできるし自分のすべての色は自分がどう見えるか次第。でもさ、それを決めるこころも透明ってことは何が色を決めるのかもうわけわからない。

それが人間っていう生き物なのかな。

自分が透明人間なのに相手のことなんてわかるわけがない。思いやりがないとかそういうことじゃなくて相手が何を思ってるかとか相手の全部なんて自分もわからないのにわからないし、相手のことより自分についた考えてることの方が多いのに透明となったらもう頭パンクしてきそう。

まあ解けない問題を永遠に考えるのも理系だから大好きな訳なんだけどね。

自分の人生も透明なわけで未来とか透き通りすぎて光を取り込みすぎてて輝いてるし霞んでるきがする。

自分を理解することは難しくても少しでも自分の色が分かったとき後悔しない選択ができるのかなとふと思った。

(noteを描いてるとどんどん心の中の透明な口から言葉が止まらなくなってきてしまうけど、日本がきっとめちゃくちゃなんなろうなあ、あんまり読み返さないし、まあそれも透明人間だからいっかな?)

文字って色あるけど、それを描いてる時の作者の表情は透明だもんね!

小説の作者の気持ちも透明だから見る角度によって想像の色が増えるもんねなるほど!

透明ってどんなことにも当てはまりそう。

やっぱり透明って素敵。


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