転職をした

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2021年10月末で現職を退職し、転職をした。
退職エントリーみたいな大層なことは書けないけど、ほどほどに今の気持ちとかをまとめておくと、後でまた振り返れるかなと思い書いておく。長文。

現職

2016年8月から働いていたので、現職の期間は5年3か月ほど。
最初はDMP(Data Management Platform)を新規に立ち上げるという話を貰って、プロダクトマネージャーの立ち位置で採用された。

当初はあんまり人も居なかったし、ビジネス側も手探りな感じだったんだけど、関連会社含めて協力的な人は多かったので働きやすかった。
最初は現場とマネージメント(プロダクトと人の両方)半々くらいでやっており、世のデータに関する課題整理、どういった課題をどういった機能で解決していくのか、採用、スケジュール、プロダクトとしてのKPIどうするかとか、多くのことを裁量もってやらせてもらえたので楽しかったね。

そのあとは新規の部署で部長職をやって人を見たり、再度現場に戻って新規プロダクトを作ったり、親会社と共同プロジェクトを推進したり、全社の課題をタスクフォース的に解決したりとかなり幅広くやらせてもらった。
周りからの信頼も感じていたし、昇給もちゃんとしてるし、自分がどういったことを出来る人で、どういうことを任せれば成果を出してくれるって部分も理解してくれていたと感じており、正直転職する気とかは殆どなかった。
まぁ定年まで勤めるとかは不明だけど、もうしばらくここで働いてるんだろうなと思っていた。

契機

2つあるのかなと。

1つは前に書いたこれ。

結構今年に入ってからはこの部分を考えていて、何をやり遂げていきたいのかなってのを改めて見据えたいと思っていた。
最終的な結論はまだ出てないんだけど、根底にあるのは「課題解決をする」という部分に集約されるのかなとは思っている。
今出来ることと合わせて考えると「ネット上のデータを使って課題解決するサービスやプロダクトを作る」ってことになる。

少し細かいことを話してしまうと、ネット上における大量のデータ(=ログやcookieなどのID)はあればあるほど課題解決の幅は広くなっていると5年くらい前は思っていたんだけど、実際ここ5年で大きく変化し、海外のGDPR規制や、ブラウザでの3rd party cookieの規制、IDFAとかADIDの利用も今後プラットフォーマーの方針云々で制限される可能性があったりと、個人に紐づくような情報はどんどん制限されていく傾向になってきている。

そうなってくると上記のようなID体系ではなく自社のIDで、多くのユーザーデータを持っている会社を選択しないと、幅広い課題に対するデータを利用した解決ってのは難しくなっていくのかなと感じており、今回の転職を考え始めたってのはある。
現職は広告周りのデータは大量だけど、直接ユーザーに紐づくようなものは自社で持っていないパターンだったからね。

で、もう1つはコロナ禍も関係している。
というのも、この環境で周りの会社の人とどんな感じですかね、みたいな話をすることがほぼ無くなっていたので、単純にいろんな会社の話を聞いてみたいなと思ったのが契機の1つにもなっているかなと。

その辺の話が合わさって契機になったのかなと。

活動

現職に入ったのはなんとドラクエ10の友人の紹介だったのだが、今回の活動ではすべてLinkedIN経由で話を進めた。

LinkedINはそれなりにプロフィールを書いてあればスカウト系の会社から沢山メッセージが飛んでくるんだけど、中には事業会社の人事から直接メッセージが来るパターンもある。今回はそういう会社の人と色々話をさせてもらって、最終的には4社に絞り込んで面接した。
結果としては4社ともオファーを貰ったんで現職とも色々話をしつつ、最終的に転職することにして、合わせて転職先も決めた。

転職の条件としては「契機」にも書いたようなことがきちんとできること、特に自社でデータをある程度の数持っており、それを利用したプロダクトやサービスの開発に関われること、というのを重要視した。
ちなみにオファー金額に関して言うと大きな差はなかった。決めた会社は評価インセンティブ制度になっているので評価によって多少上下する。なので単純な額面では他社のほうが高かったのだが、インセンティブ次第では上回るという感じ。

給与は転職してまったく同じ仕事をしたとしても、会社規模が大きくてそれによる成果(=利益)が大きければスキル関係なく上昇するし、どういう会社に属するかによって大きく変わってしまうのでなんとも。まぁ現職よりかは上がっているので、会社規模+期待感はあるだろうと受け取っている。

総括

いったんやりたいことを言語化して、そういうことができる会社を選んだとは思うので、しばらくは頑張ってみようかなと思う。

まぁweb業界での転職は「インターネット株式会社の部署移動」みたいな側面もかなりあるので、気楽に転職できるのは良いところかも。

また働いてしばらく経ったら少し文章にしてみようかね。

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