見出し画像

Vol23 プライドをかなぐり捨てて一点突破

上司「俺からのお願いは、この仕事にプライド持ってほしい。会社を誇りに思ってほしい」

上司「それから、会社がスキルを全て教えることはない。通信教育を推奨しているのが証拠」

直近の評価のフィードバック面談で言われた。
私の心の中は、

「そんなプライドいらない。それがあるから苦しくて邪魔してるんじゃん」
「そうなんだ。じゃあ、あなたは何も私に教えないってことね。」

プライド。
それは本当の自分で戦うのではなく、鎧を着た自分が戦うこと。
つまりプライドとは表面的でしかないのだ。

以前の私はプライドが高いくせに自己肯定感が低いという、なんとも矛盾した性格を持っていた。
今はだいぶ落ち着いたけど、それでもその傾向はある。

「プライド高いね」
その言葉に「その通り」と思ったけど、実は深く傷ついたみたい。
ある人のおかげで悲しい感情が心にあることを知った。



プライドが高く、仕事を下に見ているように感じたと言われたとき、何も反論できなかった。
やっぱり私は偉そうなんじゃないか、と自分を疑った。
仕事にやりがいを求めてしまう私は、今の仕事はつまらないと感じる。
誰のためにやっているのか、世の中に貢献できているのか。
そんなことを考えてしまい、ますますやる気が失せる。

今までの私なら全てが自分のせいだと思い、必要以上に自分を責めていた。
しかし今回は違った。
上司にスキルは教えないと言われたり、新しいことは何もなくただいつもと同じ仕事しか与えてもらえない。
いつも上から目線な上司に嫌気が差す。
そんな状態で楽しむことはできるのだろうか。

そうやって、自分以外にも責任があると理解できた私は、そこまで落ち込まなくなった。やった。視野が広がってて成長してるじゃん。

それでも今苦しいのは仕事に対する考え方を変えなきゃ、どこへ行っても一生つまらないままかもしれない。



私の周りには、キラキラした人がいる。そういう人は本当に人生楽しそうだし、やりがい持って仕事してる。純粋にうらやましい。私もそんな風になりたい。

仕事って何だろう?ただただ単純作業の繰り返しはつまらない。変化がある方が楽しめる。
誰かに貢献することができてこそ仕事。世の中に還元できるものがあるか。それも大切。

自分はもっとできる。こんな仕事つまらない。そう思って何が悪いのか。
「普通」というものさしにはめ込まれ、飛び出すことが許されない。そんな社会であることがどれだけ個性をつぶしているか。

もっと大きなことをしたいと望む私は、おかしいのだろうか。
目の前に人に全力で向き合うことによって、良い波長が広がり、それが世界を変えていける方法のひとつ。そう思う。

プライドなんてかなぐり捨てて、自分の生きたいように生きる。
そう誓った今日の朝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?