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「"哲学"を学ぶと"一般教養"が身につく。 一般教養か身につくと人間的にも経済的にも豊かになる。」

『現金に体を張れ』(1956)

☆監督
スタンリー・キューブリック監督

☆出演
スターリング・ヘイドン
コリーン・グレイ
ヴィンス・エドワーズ


☆STORY
ジョニーは出所したばかりにも関わらず、競馬場の売上金強奪を企み仲間を集める。

周到な準備の末、いよいよ決行の時が来るが、計画が成功したかに思えた瞬間、思わぬ展開がジョニーたちを待っていた……。


☆感想
この作品公開当時は、ケイパームービー (強盗映画またはハイスト映画と呼ばれる犯罪映画のサブジャンルの1つで、主人公たちによる強盗や盗みを主題とする作品)が多くその中でも、強奪する事で自滅していく物語。


この映画の特徴としてあげられるのは、色んなキャラクターの背景を描くために時間軸が右往左往し、当時としては構成的に画期的な映画。


そこがタランティーノの感性をくすぐって、後の『レザボア・ドッグス』にも繋がる。


この映画の根底にあるテーマであり、この映画を一言で表す事が出来るセリフが"人生は一杯の紅茶なり"
というフレーズ。


自分の人生を自分好みの紅茶一杯に仕上げる事だと。


この映画は言っているように思う。

それがどういう意味なのか。

僕なりに解釈していこうと思う…。



結局、自分の人生をどうつくるか。


どうデザインするかって話。


素材となるベースをどういう茶にするか。
アールグレイやダージリン、セイロンだったらその中でもウバ、キャンディ、ルフナとか。


まず自分の軸となるフレーバーを決める事だと解釈する。


人生に置き換えるとそれって"哲学"にあたる部分かと。


なんで僕が哲学哲学って言うかと言うと


結局生活する上でお金は必要だし、それなりに自分のしたい事をしようと思うと稼がないといけないのは事実としてあるわけで、その稼ぐとは何なのかにフォーカス当てた時に思ったのは
稼ぐ事とは、"世の中、顧客に対しての価値を提供する事"だと思っている。


そこに生じる信用を可視化したものが通過としてお金があるだけだと思う。


例えばで言うと
学生は時間だし、専門職は専門スキルだし。

それが知識や経験、体験だったりする。


「何で稼ごう?」「どうやったら稼げるか?」

にフォーカスしがちな人か仮にいるならば

「自分は顧客に対して何を提供出来るか。」

を考えてみると良い。


そこの哲学的な違いが何かと言うと

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