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「人の墜落人生を描いた映画から学ぶ人の"真価"と"あり方"」

『レイジング・ブル』(1980)

☆監督
マーティン・スコセッシ

☆出演
ロバート・デニーロ
キャシー・モリアーティ
ジョー・ペシ
テレサ・サルダナ


☆STORY
1941年。“レイジング・ブル”の異名を持つプロボクサーのジェイクは、ジミー・リーブスと戦っていた。

ジェイクは押され気味だったが、10ラウンドで反撃に出て何度もダウンを奪う。
しかし審判は“ジミー勝利”の判定を下し、会場は大荒れになる。

試合の結果に苛立っていたジェイクは、いつものように妻と大喧嘩を始め、近隣住人から怒鳴られる。

ジェイクのマネージャーをしている弟のジョーイは、ジェイクの血の気の多さと頑固さは悩みのタネだった。

しかしジェイクはミドル級のボクサーとしては無敵で、ジョーイもジェイクに強いことは言えない。

ある日、ジェイクは近所のプールでビッキーというブロンド美女に一目惚れする。

ビッキーはまだ15歳で、簡単には落ちない女らしい。

マフィアのザルビーもビッキーを狙っているようで、それがジェイクの闘争心に火をつける…。

☆感想
元ミドル級世界チャンピオンのジェイク・ラモッタの半生をマーティン・スコセッシ監督が映画化しスコセッシとデニーロのタッグは沢山あるがその中の一作。


公開されたのは80年代で舞台は40年代。


その当時をリアルに感じさせるために
白黒映像を使用しているので、その影響で見ている側が血なのか汗なのかと、想像力を掻き立てる技術と、デニーロと演技力といい、作品内容は置いといてそれ以外は流石はスコセッシ監督だなと。

結論から言うとデニーロ演じる主人公がクズっぷりには反面教師でそういう学びがある。


異常なほどの猜疑心。

良くも悪くも異常な程の自分の信念の強さ。

そうこうしているうちに自分のお店の女性客と浮気。

未成年の女の子を雇い逮捕。


ほとんどが結果や功績、肩書き、立場等の
光しか見せないし、人も見ようとしないけど

大切なのは影の部分であり
最も人の真価が問われるところなんだと。


肩書きとか役職とかで、自分を唯一無二感を出している人は嘘つきだ。


その根拠として、、、


実際、絶対いなあかん人なんていないから。

今のAppleの社長ってティム・クック。


スティーブ・ジョブズがいなくなってもAppleの業績を伸ばしてるわけで。


ジョブズでさえ替が効くんやし、人間だれでも替が効くんだって理論。


だから替が効かない人間感を出してる人は肩書きや会社名、職業で嘘をついてるわけだ。

だから本当に人の真価を問われるのは、、、

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