リウマチ=人生の新しい原動力
リウマチ発症初期の頃、この痛みや辛さがお金で解決できるなら金額などあまり問題ではないと思った。
だから、リウマトレックス服用開始1ヶ月ほどした時、自分から生物学的製剤の使用開始を担当医に相談した。
あれから、まもなく4年が経とうとしている。
自分に合う薬が見つかったおかげで、あの時の自分には考えられないほど、今はほぼ普通に日常生活を送れることに感謝。
ただ、通院ごとに請求される費用を見るたびに、自分はなんて「コスパの悪い人間」だと思ってしまう。苦笑
例えば、こちら最近の私のリウマチ通院による領収金額:
82,444円也
院内処方のクリニックなので、お薬代込。
生物学的製剤の中でも薬価が高めなシムジア8本分が含まれる金額。
限度額医療証が適用された窓口負担がコレ。
約3ヶ月毎に発生するこの出費・・・。
これだけの金額あったら、家電を新調したり、子供の為にもっと有意義なことに使えたんじゃないか・・・と、なんだか家族に申し訳なく、心苦しく思ったりする。
でも、心優しい夫は、全くそのことで不満を言うことはない。
むしろ、リウマチ治療費を我が家の必要経費、私への投資、と言ってくれる。笑
関節破壊の進行を食い止め、生活の質(QOL: Quality of Life)を落とさない為に高額な治療を続けている訳だが、「現状維持」で満足してはいけないと感じている。
リウマチを人生のマイナス要素にしたくないと思っている。
お薬代という、普通の人と同じように生活する基盤を作るだけでも、とにかくお金がかかる人になってしまったかもしれないけど、生きて何かに挑戦し続けることで、自分の家族を含め、誰かの人生のプラスになりたいと思っている。
実際、産後すぐにリウマチになったけど、育休明けて職場復帰した同じ年、宅地建物取引士の資格を取ることができた。3度目の正直で晴れて合格✨
ほぼフルタイム勤務、育児、リウマチによる体調不良の波・・・言い訳材料はいくらでもあったけど、それまでになくモチベーションを維持し勉強に集中できたのは、リウマチになってから得た心の変化が大きかったと思う。
そう思うと、金銭的な負担はあるけど、リウマチと共にする人生も悪くない。
今のところ・・・。笑
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