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Rock-Billy Roll Call!!

最近、Facebookで久々に連絡が来たSven Bergmannという友人とチャットしながら昔のRock Billy Roll Callというラジオの話題になりました。

まだインターネットもそれほど普及してない1996年頃、デトロイトで週2回本当に放送されていた「ロカビリー・ラジオショー」。DJはCraig “Bones” Maki、軽快なトークで50’sのロカビリーだけではなく新譜も紹介してくれるプログラムでした。当時レーベルを始めていた自分もリリースの度に彼宛にサンプルを送ると、何度か電波に乗せてもらいました。番組のエンディング曲はあの「コロラドのロカビリー怪人」Willie Lewis。アメリカで自分のレーベルのレコードが他のアーチストと一緒に紹介されることに凄く興奮したのを覚えています。

ある日、Craigに「日本用に擬似番組を作ってくれないか?」と打診しました。それは何かと言えば、「実際に放送した番組に似せて、必ずウチの音源を1曲以上収録する」内容。彼は快諾してくれて定期的にマスターをMD(!!!)で送ってくれました。それをなんとなくカセットテープにしたらいい雰囲気じゃないかな、みたいなノリで発売したら数百本も売れて、正直びっくり。そして番組に収録されてる他の新譜なんかもどんどん売れるように。今に比べたら随分アナログなプロモーションだけど、とても楽しかったですね。

結局、MDは12本届いてVol. 9まではカセットテープ、その後はCDRとして販売しました。(現在はVol. 1-12まで全てCDR)

せっかくなので関連する楽曲を紹介しましょう。

The Original StablemenはWillie Lewisの変名(別プロジェクト)。これが番組のエンディング曲。

The Big Barn ComboのボーカルがCraig Maki。

後にSun Dodgersに。

こちらもWillie Lewisの変名ですが、これをリリースしていたBop Land Recordsのオーナーが冒頭のSven Bergmann。彼はWillieが運営するRock-A-Billy Recordsをドイツでディストリビューションし、ディスコグラフィー本も制作してました。ちなみにRock-A-Billy Records、日本のディストリビューション担当は自分でした。笑

順番が前後しますが、番組のテーマ曲はこちら。YouTubeで音源見つけられませんでした。デトロイト縁のEddie Jackson達による90年代音源。

記憶が朧気なところもあるので、マニアな方でご指摘あれば何なりとお知らせ下さい。

尚、CDRは現在セット販売のみですがBASEで購入可能です。(直接お問い合わせもOK)

Willie Lewisが繋げてくれた縁、大事にします。今日はこんなところで。

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