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【臨時職員】3時間かけてポルトへ北上したら最高で腑抜け状態の巻【ポルトガル旅行記】

ボナタルジィ!(普通に挨拶せえ)
大学臨時職員(5年契約で残3年)のRaccoであります🦦
この身分だが年1回の海外旅行はルーティンであり、今年はユーラシア大陸の最西端であるポルチギース(格好つけずにちゃんと言え)に行って来たので1日ごとに思い出話をみなさんに聞いてもらっているのであります。

リスボンを拠点にしたRaccoは初日リスボン、2日目シントラを訪れていた。
効率の悪い旅話がたくさんあるので二の舞にならぬようぜひ読んでくれ!
でも美味しいお店への嗅覚はすごいからそこは役立ててくれや!←黙

さてさて3日目の今日は第二の首都、ポルトへ北上します。
行きたかった場所。ようつべ(youtube)をみると橋がええ感じに掛かっていて、高いところから見下ろす街なみもとても可愛い。

ふぁ〜〜〜
こりゃみたい。絶対にみる!それだけ決めて細かいことを決めないのがRaccoである(安定)。
ようつべを3本みた結果どうやらリスボンからは高速鉄道に乗って3時間でポルトに行けるらしいことが判明。完全にお上りさんの距離だ。
1日じゃもったいないかな、、と言いつつまた悩むのが面倒くさいので日帰りで早起きして行くことにしました。
とりあえずリスボンの中心駅「サンタアポローニャ」駅へ!
あと、Raccoのように突発性でなく日程を前もって決めることができる、そんな優秀なみんなよ。
当日券なんて買うよりも「omio」というサイトで予約するんじゃよ…👴
安う帰るけんのぉ…(遺言)

ご参考までに。往復で普通ランクのお席で1万円ペソくらいかな(ペソ言うの不要)

新幹線とかもみどりの窓口受付のオネエサンとかオニイチャンに聞きつつ買うタイプのRaccoは受付カウンターでポルト行きたいねんやーと聞いてみる。(アナログ太朗)
ほな1時間後に出まっせーと。ほなそれください、と申した。
1等車乗りたかったけども、普通ランクのにして、美味しいものを食べるのや!と決意。(平民)
時間があるので、駅周辺でとりあえず朝ごぱん探す。安定のナタを食べました👼パンじゃねえけどいいの、おいしかったから。

どうってことない駅まえの古いカフェにもナタは当たり前のようにある。
ここのはちょっと甘かったけども、生地はサクサクだしやはりクオリティが良い。

ナタをエスプレッソで流し込み(実際はちまちま食べた)、ちょっとビビって15分前にホームへ行ってようつべで予習した高速鉄道に乗っていく!

前方は一等車!羨む。
ワイの平民席や🦦でもそこまで悪くないよ

新幹線みたいにスイスイ進む系の鉄道。(語彙力)
つまり山陰へ走る特急やくも(ドローカルですまん)みたいな揺れもない。

およそ三時間。やっとこさ見えてきたよ、ようつべで見た、あの景色が!

うわ〜〜〜〜〜〜〜い!o(⌒▽⌒)o
見たかった景色じゃあ〜〜〜〜〜!


まず電車を降りて、乗り換えて、街の中心部に行きたいのと、世界一美しい駅がポルトにあると聞いてそれはまず見なければと思い「サン・ベント駅」へ。
電車をおりたらそこは、、

ワオザ…これが駅だなんて…
壁には一面のでっかいアズレージョちゃん…駅見つめて1日終わるとこだった(危)

これは世界一ですわ…
天井は高くて、壁にはアズレージョ。2万枚なんやて。
どの壁の絵もポルトガルの歴史とか文化について現してるんだって。
戦争とか暮らしのこと、田園の風景だったり人々の暮らしだったり。
うん、もちろんRacco、これを後からググって知ったよ🦦(遅)

やべえ、1日おわっちまう。
そうだ橋だ、橋を渡りたい。衝動のままに駅を出てちょっと歩く。

(鐘鳴ってます🔔🕊️)
ピースフォー…(Peacefull)。
平和そのものだ。

ずっとためいきもれる。
素敵。なんだろうリスボンよりも、いい意味で古さがあって、それを自然に残してくれてる。
まぁそんなリスボン知らんけどな。大口叩いてすみません。現地在住日本人みたいに言うなて。

観光客としては、すっとこの街の昔にタイムスリップしたような気にさせてくれて、ああ、旅してんなー自分…最高かよ…って酔いしれることを許してくれる、そんな場所。
Raccoはそういうところが大好きです。
しばらく歩くと、おやや、こんなところにもう名所が。ポルト大聖堂というのかい。
にしても大きい!立派だ、歴史を感じるぜェ、、!

ポルト大聖堂。外観も美しいので中がとても気になる
聖堂のふもとで楽器演奏する人。
どこいっても聞こえてくる演奏が最高にうまい。
選抜されてる人のみ演奏できるんじゃないかと思った。笑

気になったら入場してしまうRacco。
受付でめっちゃ小銭使ったら嫌な顔された😇聖堂でやな顔すんなって!(黙)
でね、3ユーロだったんだけど、これがとてもお得感ある場所だったので紹介します!みんなぜひ行ってみて。外もいいけど、ここは隠れ最強展望台。

ワオザ…(2回目)
ん〜気持ち良い眺めだ、あったかい。
きんきらきんなお部屋たちも見放題、中とっても広い。
みてると天に召されそうな宝物たちも。
もはや連れてってくれと言いそうになる。(言ってない)
中にはジェロニモス修道院(Ep2を参照)にも劣らぬヌワ(庭)が。素敵空間です

そう、3ユーロでこんなに。
吸い込まれてあっという間に1時間は経つクオリティだから、優秀なみんなは、計画を端からしていってみるのがおすすめだおー!

さあ、大聖堂で腑抜け状態となったRaccoであったが、いかんいかん。
まだみたかった橋に行けてないじゃないか。
調べてみるとお目当ての「ドン・ルイス一世橋」、聖堂からそんな遠くない。
てくてく行ってると、気がつけば橋の上!

オヒョーーー見晴らしが◎
この景色絵で見たわ、どっかの美術館で。(適当。)
ジョナサンて呼んだらきた(ほんまに)
たもとから。
下から見るのもカックイイ橋です!(萌)

全然橋の全貌とってねえ。許してくださいこれがRaccoの旅だ!(開き直り)

それにしても、ポルトは橋の上からの見晴らしが本当に最高です。
もう当たり前のようになってきていたけど、改めてオレンジ色の屋根に可愛らしさと懐かしさを感じて、川の周りにあるオープンカフェで皆それぞれが賑やかに時間を過ごしている。どこかで鐘が鳴って、平和で、ただゆっくりと時が流れる場所。
あ〜ここ好きだなあ。直感タイプのRaccoは静かに大興奮。だが腹は減る(野生)

せっかくなら川沿いのオープンカッフェに行ってワインと美味しいの食べるんじゃ!と勇足でぐんぐん橋を降りる。

テラスでもいい?お兄さんに話しかけてちょこんと着席。
イカスミパッスタ、麺に練り込み方式でお歯黒回避🪄
こちらの魚介類はケチらずたっぷり入れてくれるのがわかってきた🦦男前ー!
メニュー表みて即断したブッラータチーズのサラダ🧀
日本のイタリアンでも同じメニューのファン。
グリーンワインとの相性も100点、本当に美味しかった。
さんざしまで入っているサングリア、可愛いし美味しい。

ご飯何食べても美味しかったです。
二杯目にサングリアを飲んだら、フルーツがもりっもりでほぼデザート🍊🍇
中でも感動したのはイカスミパスタ。
なんか、あの、黒いパスタで、、イカの黒いヤツ使うパスタってさ、、ある?
引くほどボキャ貧のオーダーにお兄ちゃん、
「もちやで(笑顔)👍。すぐ用意するわな。とりあえず先にサラダ→終わったらパスタ、でええか?」とゆうてくれた。
、、、もうそりゃポルト好きになるやろ!←黙
そんな順番で出てきた。最高。

ふと横を眺めていると、ああ、求めてた味と景色だ〜。とほろ酔い気分の幸せを噛みしめた。
横を流れるドウロ川、並ぶカラフルな家々。いかにも観光客って感じの人たちの、ボート待ちの楽しそうな顔。ボートが流れてゆく。隣で食事してる人たち。こんなにも美味しいワインがあるから、よりおしゃべりしたくなるのかな。
日本に帰って、テラスでお昼からワインをのむ。そういう週末を作りたい。そう思った(すぐ忘れちゃうことのないように今週末やったろ)。
こうやって、なんか海外ではこうだったよ、って遣隋使みたいに文化を持ち帰って広げてくのが好きなのである。🦦
遣隋使の仕事があれば喜んで転職する。

今回ボキャ貧ジャポネーゼであるRaccoをウザがることなくあたたかくもてなしてくれたこの素敵なお店は、テンペロ・デ・マリア(読み方あってるのか不明)というお店。
行ってみてね。
あ、行かれる方は着席した時点でスマホは電源切って、食事してください。
ポルトの、ゆっくりとした平和で太陽が燦々と照らす(テラス)席で、ただ美味しい食事にだけ集中して、旅の醍醐味を味わってください。

ちなみにRaccoはモンゲーーー!とか言ってずっと料理の写真撮ってたわ(おい)
テラス、照らす、のところの言葉遊び、どう?(無視してください)

お店を出た後はふらりふらりとお土産を探す。
ちょうど川沿いはサンデーマーケットみたいなお店がずらり並んでいて、革職人おんじが手作りベルトを売ってたので相方にはこれや!と直感で購入。
腹パンの私のウエストを相方のサイズということで(ええのか)ぐるんと巻いてもらって、ベルトの長さをハサミでバツン。レザーを研磨する機械に当てて切断面をあっという間に加工。金具を慣れた手つきでととのえて、すぐに持たせてくれた。
後日相方に渡したところ、ウエストがちょっと大きかったらしい。笑(ワイの腹パンさたるや)

そうだ、でかいアズレージョがあると聞いている。
確か聖堂の周りを囲んでいる名所。あれはみておかないと。

「アルマス聖堂」というらしい。ここからてくてく20分くらいか。
こりゃ拝んでおかねばな。
街をぶらぶらしながらゆくことに。歩いているだけでも、なんというか豊かで賑やかなそんな街。石畳の坂も、並ぶ家々と洗濯物も、可愛いお店も、全部今も鮮明だ。

多分16時ごろ。若干だけど、夕方のお空になってきてて好きな感じ。
センタクモンが揺れる、いつもの日常感。
ミニチュアにして家で眺めてたい
細い道から抜ける明るさが好きだ。🐈


しばらくてくてく行ってると
おやや、見えてきたではないかー!
アルマス聖堂、ここにありますた。(大寒波)アズレージョが本当に綺麗。

人との比較でおわかりいただけるだろうか。大きくて立派且つ繊細なアズレージョだ

夕焼けになってきてて、少し刹那を感じるような、そんな陽のあたり方をしてた。
教会入り口だってすごい。石を掘って作ってるんだろうけど、本当に細かい技術。
それだけ信仰心が厚かったことが、目から、肌から入って伝わってくる。

そのあとはお土産品などを色々見てまわりたかったので、マーケットへ。
ここのマーケット、かなり大きくて見応えあるのと、ワインをグラスでのみながらうろうろできちゃう!(タパスもたくさんある)
ぜひいってほしいおもしろスポットです〜🦦

まずはフルーツたちがお出迎え。
テンソン⤴︎(いにしえの表現)
こりゃあたまげたぜ!チーズ天国かよ。
ワイン飲むしか!
こんなのもグラムで量り売りしてくれる。

とはいえなんだかんだ、なんというか観光客めいていて、あとお腹が単純にいっぱいだったのでここではフルーツジュースだけ買いました。
Raccoあるあるなのが、まだ先でいいお土産あるかもだしなぁ、、と言う謎の余裕。笑
もちろん楽しい場所なので行くことはおすすめです!ファドも聴ける時があるみたい。

👆市場HPもセンスええです、手が込んでらっしゃる。

何を急いだのか、ワレ、三時間かかるとおもうと早めに帰って明日に備えるかーと謎の優等生感。(全然優等生じゃないしもはや冷静に鉄道代とか所用時間考えて勿体なさすぎた)
電車の時間を受付で早めてもらい、終電の20:30の便を繰り上げて急遽18時発ので帰った。

今考えても自分がよくわからん。
なんで夕陽をみながら、橋の上をもう一回ゆっくり歩かなかったんだろう。
お腹すいたころに夜景でもみながら食事をしたらよかったのに。まだお土産だって探せたじゃん。
ここは真剣に自分の突発性を責めてます。

電車のなかではヨボヨボに👵💤
三時間かかるのでぐったりしてた。
んー、もうこうなるなら散々遊んどきゃよかったのに。と、この時点から👆の反省をし始めました。笑
あとは、リスボンから行く方はポルトで泊まったらいいとおもう。そのくらい、ちゃんとみるもの触れるもの感じるものある街だから、できればしっかり浸ってください(切実)

でもですね!
戻ってきてからリスボンの繁華街でごはんを食べることにして、んー。食べたいものとくにはいなー、、あんまり量はいらないし。とりあえず鱈たべるか(安易)ということでテキトーに食べたこの料理。

バカリャウ(鱈)ブラス(考案者の名前らしい)っていうこの炒め物が、さいっっこうに美味しかった!!!
これに出会うために愚かな選択をしたのだとおもうと、まぁいいかってなる。笑
そのくらいこれは美味しかったのでレストランに行ったら絶対たのんで。なんというか、すごいおいしいチャーハンみたいな。でもコメが不在の炒飯。かわりにポテトの千切りのフライしたのがはいってて、たまごの素朴さと鱈の味わい、そこにオリーブがマッチ。
グリーンワイン、がぶがぶ飲んじゃったよ。
ポルトガルの料理は、本当にはじめてたべたことのないような、どこか知ってる味がするからほっとして、家庭的で、おいしい。

勢いがついてしまい、ジェラテリアで〆て(敬愛なるピスターシオ大先生完売のショック)よーく歩いて遠くまで旅をしたのでホテルへ戻って爆睡。3日目のポルトガル旅行記でした。

さてさて明日は観光できる最終日。
カスカイスという海沿いへ🐙
明日もジェラートたべます。ほなまた!

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