As it was

観てから随分時間が経ってしまったけれど…。
ちょっと感想を。

金曜日の夜、仕事終わりに最近出来た小綺麗なミニシアターへ。
初めて入るからなのか、はたまた、「Liam、ドキュメンタリーなんて、やっぱりお金に困ってるの…?」という心配があるからなのか、少しドキドキしながら劇場へ。
平日の夜、公開からしばらくたっているからなのか、お客さんは私を含めて5人くらい。
同じように仕事帰りのスーツ姿の人も。
わざわざ2000円近く払って映画を観るくらいだから、確実にみんなOasisファンなはず。
お友達になって欲しい…という気持ちがフツフツと湧き上がってくる。
まぁ、声を掛けるなんて出来ないのだけれど…。
ただ、「ここに座っている人達はOasis愛に溢れた同士なんだ」という、それだけで、気持ちが高揚してしまうこの感じ。
なんだかライブ前の感じに似ている。

映画自体はLiam本人や家族・友人など周囲の人のインタビュー映像、ライブ映像、プライベートの密着映像で構成されていて、色んな角度から見たLiamの姿が描かれている。
自身のスキャンダルが原因で離婚してプライベートはガタガタ、Beady Eyeも軌道に乗らず解散…そんな人生ドン底な時にNoel兄ちゃんに助けを求めた結果、無視されちゃったり…
パートナーの後押しで何とかドン底から這い出して、ソロアルバムを作るときは、自分のソングライティング能力に自信無さげだったり…
そっくり眉毛の息子たちと話してる姿は、父親というより長男のようだったり…
Liamの作った曲を歌詞を噛み締めながら聞けば、繊細な詩人の感覚を持った人なんだということも透けて見える。

そんな色んな姿を晒しても、Oasisファンからすれば、「LiamはLiamだなー」となってしまう。
あるがままに生きている姿を晒せば晒すほど、Liam Gallagherは生まれながらのRock Starなのだと思い知らされる。
我々ファンも、パートナーのデビー、兄のポール、長年の親友のボーンヘッドも、Noel兄ちゃんでさえも、皆思うのは「LiamはRockを歌ってなきゃダメだ」ということ。
本人もそれは自覚していて、「俺の居場所はマイクスタンドの前」と言い切る姿は憎らしいほどにカッコイイ。
見終わったあとはただ、仁王立ちしてマイクに向かって歌うLiamに会いたくなる、そんな映画です。

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