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2024_青葉賞/ユニコーンS/天皇賞(春)の回顧(簡易版)


今週も、週末に行われた重賞レースについて、簡単に振り返っていくことにしましょう。


土曜 東京11R 青葉賞 


勝ったシュガークンは、前走で逃げた影響があったのか道中で少しハミを嚙むシーンがありましたが、なんとか鞍上が我慢させて、終いに脚を残すことができました。今回のレース内容で本番云々は言えませんが、まだ若干の上積みがあるかもという可能性を示せたことは、一定の収穫だったと言えるのかもしれません。

2着ショウナンラプンタは、外枠で楽なレースにはなりませんでしたけど、鞍上がうまく脚を溜め、あと一歩のところまで勝ち馬を追い詰める好内容でした。

3着 デュアルウィルダーは、こちらも外枠のロスが堪えた感じでしたね。もしまともな枠を引いていれば、勝ち切っていた可能性が高いのかな、と。

6着フォスターボンドは、人気以上には走ってくれましたけど、こちらが想像していたような脚は使えず健闘止まり。その点は、こちらの計算違いであったと素直に受けとめたいと思います。


土曜 京都11R ユニコーンステークス 


勝ったラムジェットは、首尾よく馬群の外目に出せたことでこの結果を引き寄せたわけですが、それにしても強い内容。距離を難なくこなしてきたことを含め、今後に向けてとても収穫の多いレースになったのではないでしょうか。

2着サトノエピックは、関西への輸送があった中でのこの走りですから、こちらの想像以上に力を付けていることを認めざるを得ません。

3着ミッキーファイトは、勝負所でスムーズさを欠くシーンがありましたが、あれがなくとも3着は3着だったのかな、と。距離自体も、現状ではもう少し短いほうが合っているのかもしれないですね。

7着ハーバーライトは、ゲートを五分に出て展開もハマった中でのこの結果でしたので、馬はよく頑張ったと思いますが、この馬で一発を狙った自身には喝しかありません。


日曜 京都11R 天皇賞(春) 


勝ったテーオーロイヤルは、前半に池添Jから執拗な嫌がらせを受けてしまったわけですが、それをはねのけての快勝という結果は、本当に見事というほかありません。菱田Jも、変にやり合わず自分のレースに徹していましたので、その冷静さが勝利を手繰り寄せた面もあったのではないでしょうか。

2着ブローザホーンは、前走でつけられたテーオーロイヤルとの差をキッチリ詰めての結果ですので、完敗は完敗なのでしょう。それでも、京都替わりでしっかりとパフォーマンスを上げてきたことは、大いに評価されてしかるべきなのか、と。

3着ディープボンドは、今のこの馬にできる最大限の走りを見せることができたと思います。この馬のピーク時に京都開催がなかったことは、返す返すも残念というか、不運というほかありません。

15着ドゥレッツァは、熱中症のアクシデントがあったようですので、今回の惨敗はノーカウントでいいでしょう。まずは身体をしっかりとケアしてから、秋に備えてほしいところです。


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