【第11回】レイチェルポートフォリオ【レイチェル米国株物語】
さて、この物語もいよいよ最終章ラスト2回です。
今日は、実際に私のポートフォリオをご紹介します。人のポートフォリオって見るの面白いですよね。
「あっ、同じ銘柄持ってる!」とか「この銘柄私も狙ってたんだぁ」とか「なんでこれを持ってるんだろう」とか
購入に至るまでのストーリーやどんな思いで買ってるのかとか、そんなのを想像するのもとても面白いものです。
今回の私のポートフォリオ。
ぜひ、ご自身の投資やポートフォリオ構成の参考にしてみてくださいね。
株価の現在値は全て執筆時点2021年7月21日のものとなります。
全公開!これが、レイチェルポートフォリオだ!
Google 30.8%、モデルナ21.7%、エヌビディア12.1%、TECL14.2%、投資信託13.8%、仮想通貨7.4%という構成です。
銘柄 | ティッカー | レイチェルポートフォリオの中での占有率
①Google | GOOGL | 30.8%
取得時1322ドル → 現在2550ドル
買い増してるので平均値ですが、取得時1322ドルは今思うと神懸かりですね。1322ドルが2539ドルになるのはなかなか夢があります。
今後さらに成長してダブルバガー(株価2倍)になることにも期待です。
さらに株式分割の噂があるので、それが実現すればもっと伸びるポテンシャルがあります。反トラスト法で睨まれてるのが怖いところですが、ビジネス的にもまだまだ向上余地があると思っています。
【豆知識コーナー】
Googleの親会社アルファベットの株式には3種類あります。クラスA、クラスB、クラスCです。株価は全て連動しています。Bは創業者が独占しており購入できません。AとCの違いは、Aは議決権が有ってCは議決権無しという点です。株価は連動しているのでどちらを持っていてもほぼ同じです。2021年7月現在クラスAの方が株価が少し安いので迷うことなくAをおすすめします。私が保有しているのも勿論クラスAです。
②モデルナ | MRNA | 21.7%
取得時87ドル → 現在値321ドル
買えた人は40ドル〜60ドルで買えたはずです。これでも正直私は入るのが遅かったと思います。 しかし、87ドルが買った株が321ドルまで上がるのはなかなか感慨深いものです。
ワクチン銘柄で比較されるのがファイザーです。ファイザーはワクチン以外にも多くの治療薬を取り扱うことから、コロナワクチン需要が株価に与える影響は限定的です。
一方、モデルナはワクチンのみの一本足打法のビジネスです。そのためワクチン需要拡大による株価への影響は非常に大きく、それが直近大きく株価を押し上げる要因となっています。
さらに2021年7月にS&P500への採用も決定し、株価は大きく上昇しました。
ワクチン性能は高く、今後も世界のワクチン需要は続くことが予想されます。さらにコロナワクチンの技術を転用してインフルエンザワクチンの開発にも着手しています。
将来は安定的な高配当銘柄へと成長する未来が見えます。急激に上がりすぎて、もう既に直近の株価のアッパーまで到達している気がしますが、その将来は未知数です。
なお、約半分の持ち株をありえないくらいの高値で指値を入れていたのですが、直近の急上昇でそれが利確されてしまいました。んーちょっと残念!
③エヌビディア | NVDA | 12.1%
取得時199(分割前799)ドル → 現在値194ドル
この銘柄は、唯一直近に購入したものです。
私は基本的にはバイ&ホールド(買ったらほったらかし)を基本にしています。
今回のエヌビディアは、6月賞与と不意に利確したモデルナ株の売却益を原資として購入しました。
7月20日の株式分割と、今後の半導体需要の継続を見込んでドカンと買っています。
今後の健闘を祈る。
③投資信託3種 | 13.8%
トータルリターン平均33%
預金代わりの積立投信。毎月の定額入金です。私はこれがあるからリスク銘柄でも自由に勝負ができています。
あれ?投資信託は"レバナス"を推してたよね?と思いましたか。
そうなんです。
こちら以前からずっと積み立ててるものですが、近い将来にすべてをレバナスへ置き換えることも考え中です。
しかし、当時この投信を選択した理由を簡単に説明しておきます。
eMAXIS NEO ロボット
製造業のオートメーションに期待です。コロナ後は特に需要が増加すると予想しています。なんだかんだ強い産業です。
eMAXIS NEO 宇宙開発
宇宙関連は軍事産業とも密接なので、米中摩擦が深まれば好材料になります。図らずとも宇宙産業ブームも来ていますのでそれも追い風です。
iFreeNEXT ナスダック100インデックス
ナスダックはこの先永遠に上昇予定となるため厚めに買ってます。
④IOST | 仮想通貨 | 7.4%
取得値4.7円 → 現在値2.0円
仮想通貨のIOSTは、大暴騰の予感で集中購入しました。結果、68%減という厳しい状況です。
※ビットコイン、BAT、エンジンコインも保有していますが8割がIOSTです。
2021年7月現在は大幅減の状況ですが、2021年3月購入直後の4月にアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)はいずれも大高騰が起こり、どのコインを持っていても20%ぐらい上がる相場でした。
その流れに乗りIOSTも一時9円の高値をつけました。
つまり、4.7円で買っているのでダブルバガーです。
その後5月に大暴落が発生し、7月現在で2.0円と大きく沈んでいます。しかし、長期保有を前提としているのでそれほど気にしていません。
次にもし私が仮想通貨を買うならアルトコインへの分散です。
なぜならアルトコインの中でも集中して購入したIOSTは、上昇局面でも出遅れ感があり、もどかしい思いをしたからです。
ですが、仮想通貨は今のところ静観がいいでしょう。
【休憩コーナー】
預金をS&P500に投資させたい私👩 VS 頑なにそれを拒む母親👵
ファイッ!
バシバシッ、ドコ、ドコドコッ、バシッ・・・・
カンカンカーーン🔔🪓 勝者、おかん!👵⭐
預金、強し!
⑤TECL(テクノロジー・セクター・セレクト指数3倍レバ) | 14.2%
取得時40ドル → 現在値60ドル
(※2021年3月2日に1株を10株に分割)
言わずと知れた3倍レバレッジETFです。
コロナ前に250ドルで取得し、その後コロナショックで100ドルまで大きく下落しました。ナンピン(株価が下がったときに買い増すこと)をした後、見事に持ち直し400ドルまで上昇したところで一度利確しました。
しかし、直後に考え直して400ドルで同日に再取得しました。攻め担当はやはりこの銘柄しかありません。
TECLは思い出の銘柄です。
なぜなら、私に投資の何たるかを教えてくれたヒーローだからです。
なぜ、TECLが私に投資の何たるかを教えてくれたのか
私は2020年3月に資金をGoogleとTECLとで配分したときに、ハイリターンの方に多くを投入しようと考えました。
その結果Google 7 : TECL 3で買うことを決めました。これが逆なら今頃利益は3倍ぐらいになっていたと思います。よりハイリターンを狙った結果、私はGoogleの配分を上げたのです。
しかし、これは間違いでした。
TECLの方がハイリターンなのです。その分ハイリスクですが。
浅はかな私はETFは分散投資されてるから、個別株のGoogleの方がハイリターンだと考えました。しかし実際は当然3倍レバレッジがかかっているTECLの方がハイリスクハイリターンなのです。
上辺の知識で中身をちゃんと考えないで選択すると間違えてしまうことを痛感した出来事でした。
それからは銘柄がもつ特徴をちゃんと自分で考えるようになりました。投資信託やETFも構成銘柄を確認しそこから自分の見解を導く。
個別株も事業や業界のことを調べて自分なりの考えをもつ。そうして、私は、投資を通じて社会や経済が少し見えやすくなったのです。
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どうですか。面白かったですか?
人のポートフォリオを見るのは面白いのですね。
しかし、みて面白いで終わってしまってはもったいないです。
そこから何を読み取るかが大事なんです。
私がこのポートフォリオを採用している理由をぜひ考えてみてください。答えは明日お話します。
この物語もいよいよ明日が最後。ここまで読み進めていただき、本当に感謝です。
それでは、本日は以上です。また明日最終回でお会いしましょう。レイチェル。
▼【最終回】はこちら
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