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Day 1 振袖に込められた想い 

100日間、アタマの中を棚卸し、ランダムな話題を投稿していきます。

これは私の成人式の時の振袖で、当時、父がボーナス奮発して買ってくれた。今回、里帰りの時に持って帰ってきた。

昨年娘が二十歳になり、この着物を成人式に着せるのが昔からの夢だったけれど、ミックスの娘は私から生まれたとは信じられないぐらい立体的な体型(いわゆるボン、きゅ、ぼーん!)で、似合わないだろうと諦めていた。

でも先日、一度だけ身体に合わせてみようと着せてみたら、娘の派手な面立ちにもよく似合って、最近好んで着るようになった洋服の色と偶然同じ黄色の長襦袢に「私の色だ」と喜んだ。着物の刺繍や紋様の豪華さにもとても驚いていた。さっそく仲良しさんたちにビデオチャットで見せていた。

娘の体型に合うような着せ方のコツを、これからYouTubeで研究してもう一度着せてみよう。

日本だとね、おばあちゃんから娘へ、娘から孫へと着物を受け継いでいくものなんだよ、だから、あなたに着せるのがママの夢だったの、と話したら、
「ええ、そうなの。それなら私も喜んで自分の娘にも着せるよ」
って言ってくれて、ちょっと涙が出そうになっちゃった。

思いはきちんと伝えていかなければと思った。




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