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誰かが見て何かを学んでくれたら、それでいい(ナイト ミュージアム / エジプト王の秘密)

「ナイト ミュージアム / エジプト王の秘密」の観たのでレビューします。

【作品情報】
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー

【おすすめ度】
★★★★★★★☆☆☆(7 / 10)

【あらすじ】
夜警に復職したラリーは、博物館でプラネタリウムを模したパーティーを開催する。途中までは順調だったものの、協力していた展示物たちが突如として暴れ出し、会場はパニックとなる。魔法の石板が原因であるらしきことを突き止めたラリーは、石板の主のエジプト王に会うため、ロンドンの大英博物館に赴く。

【感想】
 博物館版トイストーリーの最終章です。シリーズ3作目ともなると、お馴染みの愉快な展示物たちにもさすがに愛着が湧きます。話としては、舞台となる博物館だけ鞍替えして展示物のチャチャチャを毎回やってるだけなのですが、キャラや世界観が確立しているので安心して観れました。
 ネアンデルタール人の主人公とイギリス人の渡辺直美が繰り広げる禁断の愛が見所かは不明ですが、一番は展示物たちとのお別れだと思います。一作目から紆余曲折を経て、家族同然の絆を築いてきた彼らとラリーが、断腸の思いで別れる場面は普通に感動しました。これでシリーズも見納めか・・・と思ったら、アニメの続編?スピンオフ?があるみたいです。気が向いたら観ようかと思います。

【シーン抜粋】
展示物たちが地元に帰ることを決めたシーンにて。欠点や短所を直す気のない人間が、反面教師として開き直る時にも聞くセリフ。

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