採用メール50通無料公開(前半)

僕はメールを送ってる人の採用メールを見るのが好きでブログ等よく見ているが、

せいぜい1~2通を載せるくらいで、まとまった数を一気に見たことはない。他人のメールの文面はなかなか見る機会がない反面、とても気になるものである。そこで今回は前半・後半にわけて、主にLady Go!!で採用されたことのあるメールを50通、軽い解説付きで紹介しようと思う。

こんなのただの自慢だよ!と思うなら、今すぐブラウザを閉じることをオススメする。しかし、僕はラジオにメールを送る人が増えて欲しいし、なんなら今いる常連の人たちがビクビクするような超新星の投稿者がたくさん生まれて欲しいと思っているので、ここでノウハウやメールへの意欲を高めてもらえればと思う。



●1つ目

これは曜日シャッフルのときのコーナーメール。すみぺのことを細かく知ってたから書けた(重要!)。これが別の声優さんなら手も足も出なかっただろう。無駄にダジャレっぽいフレーズを入れたのは、耳に残りそうだから。あとはすみぺがダジャレ好きなので。それからコーナーの趣旨が「やりたくないすみぺが幼女キャラをさせられて、恥ずかしい」というものだったので、恥ずかしさを強調できるような(攻撃的な)メールにした。


●2つ目

これは過去の放送で印象に残ってるところ場面を「自分なりに編集」したメール。前半はパーソナリティすみぺ自身への「わかりやすい話」、そして後半は理解ができない他所(木曜LG)の話。導入はわかりやすくするのが鍵、そこから後半はどんどん崩して難解にする。こういう作り方はわりと有効で、漫才の作り方の話を聞いて参考にして書いた。


●3つ目

るみるみのことはそこまで詳しく知らなかったが、ホモっぽいのがお好きかな?と仮定して送ったもの。おそらく同じ切り口のものも来てたと思うが、生放送のLGでは早く・わかりやすくが強かった。


●4つ目

最後のオチのひとことが言えればいいと思って書いたメール。珍しい苗字はたぶん、みんなそれぞれ浮かんでいたと思うが、「三丁目」のインパクトは強烈だった気がする。インパクト勝ち+オチみたいな。最後の「2丁目」を数字にしたのは、わかりやすくするため。


●5つ目

前半は父親から聞いた店のエピソード、後半は僕の父に対しての感想が述べられている。ピザ屋についての感想ではない。ここが大事。また、父親は威厳がある!みたいなイメージに対して、父もただの一般人なんだという切ない感じ。こういう「ちょっとした切なさ」ってメールになると思う。


●6つ目

スタバのメールは強い。難解なメニューとドヤった店員に、おびえる僕。漫画のネタや、多くのラジオで何度も話されている「あるある」だけど、やっぱり強い。

あとは「でも、難しいんです!用語が!」など、倒置させることで、メールを読むときに勢いが良くなるように意識した。そして最後にスタバの話から急に脱線することで、「あるあるをひねった」― 結果として、みかこしに「何で関係ないじゃん!」ってツッコまれた。採用メールの1つに、ツッコミを入れられたらOKみたいなところってあると思う(重要!)


●7つ目

誰かが4コマ漫画みたいと表現していて、「なるほど!」と思った。こういう場面展開のある話は良いと思うし、今後意識してメールしてみたい。5つ目でも書いたが、こういった「ちょっとした切なさ」を、頭にイメージしてもらえればいいなぁと。そのあとおじさんと目が合って気まずくなり公園を立ち去ったのはいうまでもない。


●8つ目

「将来の夢」みたいなメールが来ると予想し、すこしズラした視点で送ろうと考えた。何してたい→10年後にやめたいこと と転換した。会社を立ち上げたいとか、海外に別荘が持ちたい、お酒・タバコをやめたい!などの普通の視点で書くのが一般的だしそういうメールがたくさん読まれていたが、たまに視点をズラして考えてみるのもいいと思う。

あと「元値の揚げ物パック」という言葉の語感がいいのはお気に入り。最後は悲壮感で〆たが、こういった前半と後半でテンションが違うメールが、僕は個人的にわりと良いと思うので、ぜひマネして書いてみて欲しい。


●9つ目

ただの屁理屈を、若干の怒りテンションで書いた。こういう、世の中に当然あるものに対して「納得いかん!」として書くのは、結構気持ちが乗っかるので方法のひとつとしてありだと思う。誰かが「怒り新党」ぽいとか言ってたが・・・。それから、るみるみの番組なので、本人が「業界との癒着」とか好きそうだなぁと思って意識した。


●10個目

これは難しいテーマだったと覚えている。難しいテーマには、簡単な答え。みたいな式ってもしかしたらあるのでは、と今になって思う。今後、検証してみたい。

そして本題。このメールはあるあるを組み合わせたものである。①プッチンプリンは皿に出すのがムズかしいこと、②自宅など人目のないところではフタの裏をペロペロしてしまう、という2つのこと。昔読んだアイデアの本で、新しいアイデアとは「2つの既存のものの、異質な組み合わせ」と読んだことがあるが、こういったベタなあるあるだとしても、2つ組み合わせることでなんだか新しそうな感じになることもあると思う。


ということで、今回は50個中、10個まで紹介した。

これらのメールは僕の読まれたメールであって、他の投稿者のメールはこれとは全然違うものもたくさんある。だから、ここに書いたものが正解ではない。しかし、メールの考え方や何を意識するか、そして改行や使う言葉など、そういった部分を参考にしてもらえたらいいと思う。

あとは何をネタに選ぶかは、一般人ならだれでも分かるもの(例えば、スーパーの値引き、スタバ、流れるプール・・・)を積極的に選び、その話題に自分なりの視点やエピソードを交えるのが、ふつおた・メールテーマの書き方の1つであろう。

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