投稿先によって難易度がある

ラジオ番組によって、採用されやすさにはバラツキがある。

例えば、人気番組や新アニメ関連のラジオ、そして生放送などは非常に競争率が高い。一方、投稿者の数が少なく、送りやすい番組もある。

そこで、今回は投稿したいと思ってる番組の、難易度を決める2つの要素について考えていきたい。

近々、できるなら番組ごとに調査して、詳しく調べてデータにしたいと思っている。


では、採用される難易度は、何によって決まるのか?


まず1つは番組にどれだけのメールが届いているかである。その母数が多いほど難しくなる。投稿者のメール技術はほとんど差がないので、同じくらいのレベルのメールがたくさん集まるほど、採用は順番待ちといった形になる。

わかりやすいのは、常連ばかり採用される番組である。これらは極端に難しいか、全くメールが来ていないかのどちらかである。

難しい番組の場合、採用するメールの傾向が明確に決まっていて、それにあったものを送った人が読まれる。例えば、声優ラジオの場合、田村ゆかりのいたずら黒うさぎや、ANN・JUNKなどの深夜の芸人ラジオなどは常連の率が非常に高い。一度ハマったり、ツボを見つけられれば採用されるのは可能だが、それがわかるまではとても厚い常連の壁を感じる。

一方、全くメールが来ていない番組の場合、聞いていてメールの中身が平凡なものが続いたり、同じ人のメールばかりであれば少ないといえる。そういう番組は送れば採用される可能性が自然と高くなる。たくさんのメールを必要としているということである。


そして2つ目はパーソナリティがメールを選んでいる番組である。

ラジオ番組では放送作家かパーソナリティがメールを選ぶ。どちらが多いかといえば、忙しい方もたくさんいるので、作家がメールを選んで放送中に手渡して読んでもらうものが多数である。

しかし、なかにはパーソナリティが全てのメールに目を通し、なおかつ「このメールが読みたい」と放送で読むものを選んで、作家に誤字脱字・内容の適切さをちょっと直してもらうくらいの番組もある。

どうやって見抜くかといえば、放送中にパーソナリティが「メールに目を通してます」と発言したかどうかで判断する。

しかしながら、こういう番組は本当にむずかしい。なぜかといえば、パーソナリティのその日の気分で読む・読まないメールを決めるので、明確な基準というものがない。その1週間で、ふと目にしたり気になったことと、送ったメールがうまくマッチしない限り難しい。今日はご飯の気分じゃないなーとか、中華の話題は飽きたなど、その当の本人しかわからないコンディションに左右されるため、読まれる=運という側面が大きくなる。

一方、作家さんが選ぶものは、作家さんの目線で面白いもの・番組的に盛り上がりそうなもの、そして話題が広がりやすい質問などが選ばれやすい。そのため、毎週同じような基準を持ちながらメールを選ぶことになり、その結果、読まれるメールに採用基準が生まれる。傾向と対策をしやすいのはこういった番組である。

以上の2つの要素から、番組の難易度は決められる。しかし自分の好きな番組が難しいからといって、諦める必要はない。採用されているメールはすごいと思いがちだが、自分が読まれたときに、そんな差はないなと思うものである。

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