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#4 気になるニュース①/GEC 1on1

2023.04.21
2023年前期に留学生のチューターをしています。留学生と1on1で学んだ記録をしていきます。
週2回1on1の時間をとっていますが、毎回留学生と気になるニュースをシェアして、日本語で紹介し合う時間をとっています。


石井の#気になるニュース

「ガチの寄付を」 長野県が返礼品なし直営ふるさと納税サイト開設

私は、NewsPicksのプロピッカーもされているドコモgaccoの山田崇さんのオンラインかばん持ち6期生をしています。山田さんがpickされていたニュースから気になるニュースを選んでみました。
2022年後期の「地域ブランド実践ゼミ」という授業の中で松本市が県内で唯一ふるさと納税が1億円以上の流出(りゅうしゅつ、お金が県外に流れる)があることを学んだので、県としての取り組みに注目しました。

■ふるさと納税(のうぜい)
ふるさと納税は、自分が住んでいる市区町村(地域)以外を「ふるさと」として指定した地域に対して寄付金(きふきん)を収(おさ)めることで、地域に対しての貢献(こうけん、役に立つこと)や地域活性化(ちいきかっせいか、地域を元気にすること)の支援(しえん)をする制度。
寄付金と引き換え(ひきかえ、交換)に自治体(じちたい、地域)が設定(せってい、決めた)した返礼品(へんれいひん、お礼のプレゼント)や地域の特産品(とくさんひん、その土地で有名なもの)が送られます。
また、ふるさと納税をすることで、税制上(ぜいせいじょう)のメリットもあります。

■ふるさと
自分の生まれ育った地や、ゆかりのある地、心が安らぐ場所など、それぞれの人にとって思い入れのある場所

こちらの記事によると、自治体同士で返礼品の競争が激しくなり、Webサイトに情報を載せるための手数料(てすうりょう、使うためにかかるお金)が負担(ふたん)になっているようです。そのような中、長野県が返礼品を設定しない、直営(ちょくえい、自分で運営)する納税サイト「ガチなが」を
開設しました。「ガチ(本気)で長野県をより良くしたい」という思いを込めて、返礼品の人気に頼るふるさと納税の制度を見直そうとしています。

返礼品にはたくさんの準備がかかり、手数料も多いので、寄付金(きふきん)の5割程度しか自治会に届かないのが現状(げんじょう、今)の仕組みです。

そこで、「ガチなが」では、医療(いりょう)や学びなどの「使い道」を具体的(ぐたいてき)に示(しめ)して集めて、地域や住民(じゅうみん、住んでいる人)のために使える金額を増(ふ)やすことを狙(ねら)いとしています。

年齢や体の不自由(ふじゆう)さにかかわらず観光を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」や「伝統工芸品応援(でんとうこうげいひんおうえん)」などが使い道として示されています。

今は返礼品のある寄付先の方が人気(にんき)だからこそ、共感(きょうかん)してもらえるPRを作ることに試行錯誤(しこうさくご、悩みながら挑戦する)しながら取り組んでいるようです。

地域を元気にするという、本来の「ふるさと納税」の仕組みに立ち返り、住民の人のために使えるお金を増やしたいと努力されているニュースに元気づけられました。「共感」してもらえるにはどうしたらいいか、これはどんな取り組みでも仲間を増やすためには必要な視点(してん)なので、私自身も考えてみたいです。

関連リンク

山田崇さんprofile

オンラインかばん持ち


留学生の#気になるニュース

ソウル江南(カンナム)の中学校で同級生を刺した後、自殺選択(じさつせんたく)

17日午前、ソウル江南区(カンナムグ)のある中学校の校内で同校(どうこう)に通(かよ)う男子生徒(せいと)が同じ学年の女子生徒を凶器(きょうき)で刺(さ)した後、学校の外で極端(きょくたん)な選択をした。
中学生のA君が同級生のBさんに凶器を振(ふ)り回(まわ)し、Bさんが大けがをしたが、被害者(ひがい者しゃ)は命に別状(べつじょう)はないと把握(はあく)された。
女子学生が事件(じけん)発生(はっせい)3日前の14日、男子学生が会おうと言っているのに会いたくないと明(あき)らかにし早退(そうたい)した情況(じょうきょう)を見て、関連機関(かんれんきかん)は事件の原因について「女子学生が避(さ)けているにもかかわらず、該当(がいとう)男子学生が女子学生に付いて回った可能性」について調べている。



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