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続・奥信濃への道 第26走:続いていた道の先に

「来週末から奥信濃エントリーですが2人はどうしますか?僕は100kの予定です。」
マツダは昨年同様、唐突に奥信濃100のエントリーを勧めてきた。

昨年に続き久々に動き出したLINEグループが2022年末の年の瀬を知らせてきた。さらっと「100kにします。」と記載された文字の裏にはITJを経験したマツダの自信も感じ”ご一緒に100kいかが”との思いも容易に読み取れた。しかし私の揺るがない鉄の意志で50kにエントリーしたのは言うまでもない。

林業3年目のマツダ
山を見る観点が我々とは違う

毎度のことだがイベントに出場した直後の熱量というものは頂点に達し、来年へ1年という猶予が与えられたことにより、準備を万端に行い来年は更に上へチャレンジ!と気合十分。
しかし悲しい事にその熱量は平穏で誘惑に溢れている日常に溶け、気が付くと翌年のエントリー開始時期。慌てて身体作りという体たらくである。
今年も例にもれず前述の通りだ。

とは言え昨年の未体験距離への挑戦と息巻いている程の危機感も今年は無く、経験と言うのは余裕を生んでしまう。ただし全く走り込みを行わずに達成できるほど甘いものでもなく、昨年もギリギリだった事から、運動量が落ちている今年の方が厳しいのは明らかだ。
付け焼刃的にならぬよう、4月からランニングを日常的に取り入れるよう意識的に増やしてきた。おかげで足は多少動くようになり、昨年陥った腸脛靭帯の痛みが出ない走り方とペースで着々と距離を重ねられている。
走る事事態が日課になりつつあるのは良い傾向だ。

思い返せばこの辺りから首に違和感はあったのかも知れない

そんなマツダからGWにトレラン予行練習のお誘いがあった。
場所は岐阜県各務原市、彼のホームトレイル17kだ。距離としても標高としても山の下り方の勘を取り戻すにも、ちょうど良い距離である。
参加したのはマツダ・コバヤ氏の昨年度奥信濃メンバーに加え新城完走のガッキーを加えた4名で走る。
当然のことながら特段問題もなく、気持ちよく走り終えた私は、家族の用事が午後に控えていたこともあり、足早に家に帰ることに。
しかしその日の夜から異変が始まった。

首の右側が腫れて真っ赤なのだ。さらにブツブツとした出来物も発生し、痒みを伴うので違和感が半端ない。山で虫に刺されたか、葉ものでかぶれたか分からないが、ここまで見事に皮膚炎症を起こしたことも思い出せないほど荒れている。同時に左目の充血も発生し、こちらも見事に治りが悪い。

まだ前厄の今年、これぐらい大したことではないが日々気を付けて行かねばスタートラインに立つことすら危うい。
攻め時と休み時、しっかり見極めていこう。

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