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ブルー・ライト・ハマスタ

東京駅から横浜乗り換えで約1時間、根岸線の関内駅を降りたらすぐそこにある、初めて行った横浜スタジアム(通称ハマスタ)
その昔、ハマスタを横スタと呼んで地元民に注意されたのもいい思い出であるが、そんな私もこれで一端のハマスタ経験者。

今回は球場訪問記第2弾。ハマスタである。
第1弾の明治神宮球場編はこちらから。文面のテイストが全然違うのは容赦願いたい。

関東圏には明治神宮球場、東京ドーム、西部ドーム、ZOZOマリンスタジアムとあるが、神宮・東京ドームに続いて3つ目となるハマスタである。
これで関東圏セリーグ本拠地球場は制覇である。(昔、西武ドームにはプロ野球以外で行ったことはあるのだが)

横浜の浜"HAMA"をイメージしたH型のメインゲート。
と、勝手に想像しているいかにも横浜な煉瓦造り風

さて洒落たレンガ造りを彷彿とさせるメインゲートを潜ると、飲食系が並ぶ通路に出る。この辺りは他の球場と同様のレイアウトだが、町中にドーンとそびえるハマスタだけに通路には外壁が無く外が良く見える。
そのため景色が良く明るい雰囲気だ。

た、高い…

東京オリンピックにより改装されたというハマスタと言えば両翼の上段に増設されたウイング席が特徴だ。当然私もウイング席に陣取ったわけなのだが、予想通りかなり高い(この場合の高いは値段ではなく標高の高さ)
そして斜度が急なのだ。おかげで前席の人の頭が邪魔になってグランドが見えないという事はないのだが、如何せん高所恐怖症の人には中々スリリングな設計だ。

そして球場・野球とくれば私はビールである。もちろん御贔屓球団の勝利は最高なのだが、それと同等にはビールも最高なのだ。
プロ野球のメインシーズンは夏、そして野外球場で夜風が頬を撫で抜けていく中、喉を抜けていくのもビールなのだ。
何はなくともビールなのだ。

推しの子 BAYSTARS ALE
容器がLAGERなのは売り子の方が間違えたドジっ子さん

このハマスタでは「BAYSTAR LAGER」と「BAYSTAR ALE」の二種類が推しである。特にALEの方は柑橘系の特徴のある香りがフルーティーさを演出しつつ、芳醇な麦芽の香りとちょうど良い。
私は断然ALEの方を推す。
このビールは木内酒造が製作したとあって常陸野NEST BEERにも通じる飲みやすさと飲みごたえである。
柑橘系の飲み口と風味であれば、ビールが苦手だという方も比較的美味しく飲めるのではなかろうか?LAGERの方は正統派ビールという感じでホップをしっかりと味わいたい方にはそちらがお勧めだ。
因みにだがビールの売り場として入場してすぐにある2Fのフード通路は何時でも大混雑しているが3Fウイング席直下の売店はいつもガラガラである。買いに行くのであれば、そちらをお勧めしたいが通路の突き当りにある為、少しわかりずらい。
もちろん球場では一般的なアサヒやモルツなども見かけたが、断然BAYSTAR ALEを飲んでもらいたい(誰に向けて書いているわけでは無いが)一時期球場でのアルコール類の販売が中止していた時期は正直地獄であったが、このビールが還ってきて本心でうれしい。

あと個人的要望だが、東海地方のコアラしゃちほこ球団も、こういうビールを売り出してほしい。味噌カツ、手羽先だけではイマイチよ。

さて試合の方は負けました。
1点差ゲームではあるものの、個人的には横浜相手に中日が善戦するとは全く思っていなかった為、前日の0-6の負けゲームよりは2-3での負けゲームなので気持ちは多少違う。悔しくはあるがBAYSTAR ALEの満足度で上書かれているのは間違いない。

この夜のおかげで確信したが、近さで言えば神宮、天候を気にしないのであれば東京ドーム、そしてビールが飲みたきゃハマスタである。これは私の中で確固たる指針となった。

さて次はどこの球場に足を運ぼうか。

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