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籠・諸国漫遊記20-21(13)(2020/12/6)

 12月に突入しまして、すでに一週間ほど経過しております。

 例年感じるなんとなくな師走らしさというのはあまりないかなと思いますけど、今度の週末からは「旅に出ます(1泊2日*3(両方ともバスケ)、年明け5泊6日(内3バスケ))」なので、その手配を土曜日に。

 そういえば……と、Yahooトラベルのポイントの絡みで5日はお値打ちだと急に思い出し、30分で全行程の泊地をきめるなど、そのバタバタさを見ると、師走らしさを感じていました。

 ただまぁ、基本は寝床と充電をというところなので、ざっくりもいいところなんですけど……GOTOの威力をまざまざと思い知っております。浮いたお金で行く先々の美味しいものを食べて、また行くきっかけにしないと、ですね。 

■試合情報

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 第11節
 サンロッカーズ渋谷 97-72 新潟アルビレックスBB
 青山学院大学青山キャンパス 青山学院記念館

詳細スコア

■移動手段

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 時間的なものを見ると、相模原からだと京王本線と井の頭線を経由して渋谷を経由して、または小田急線と千代田線で一気に表参道へ出たほうが早いんですけど、数百円の為に横浜経由・東横線で渋谷に入り、半蔵門線で最寄りの表参道駅へ。

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 今シーズン初めての青山学院記念館でしたが、街や街を行く人がキラキラしすぎていて、なんか歩いているだけですいませんという気持ちになってしまいます(笑)。

■man of the match(サンロッカーズ渋谷)

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 サンロッカーズ渋谷のmonは山内久盛選手。久々にサンロッカーズ渋谷の試合を見て、撮りたいと思ったときにはなかなかプレイタイムがなかったんですけど、今回は3:34のプレイタイムがあったので、そのチャンスの中でどう撮るか悩みながらやっていました。

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 プレイタイムでのハッスルもですけど、山内選手というとベンチでの挙動の面白さに惹かれていて、今回は広く見える位置に座っていたので、久々におもしろシーンを大量に残せたんですよね。

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 メインを張っている選手の姿はそれこそ中継でも見られますけど、ベンチとかの空気感を残すのはやっぱり現地に行かないと難しいわけで。現地だからこそ感じられる色々を山内選手はしっかりと見せてくれるよなっていう、そんなことを思いながら撮っていました。

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 現地だからこそ感じられる山内選手の色々、おすすめです。

■man of the match(新潟アルビレックスBB)

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 新潟アルビレックスBBのmonは柏倉哲平選手。新潟アルビレックスBBの所属選手を見ていて、色々と撮りたい選手がいて、実際広く撮っていましたけど、monとなると、柏倉哲平選手をやっぱりあげていきたいです。

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 柏倉哲平選手を初めて見たのは大田区総合体育館。バスケ観戦自体が3試合目とかそんな塩梅だったんですけど、アースフレンズ東京Zの試合の空気感というか、大田区総合体育館の雰囲気がなんかいいよねって思った、そんな試合。

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 改めてその日のスコアを見ると、柏倉選手はスターターとして名を連ねていたり、他にものちに色々な場所で撮る面々がいたりとちょっと思い出しつつ、知識と記憶と経験がまだまだの頃で、もっと撮っておきたかったねって言うプレイヤーも多いなと。

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 17-18シーズンの11月から観戦を始め、年明け1月のあたりからバスケ観戦って楽しいねって思い始め、勤務地の横浜からも近い大田区総合体育館には良く行くようになったんですけど、柏倉選手と言えば、濃紺のアースフレンズ東京Zユニの印象がとても強かったんですよね。

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 そんな柏倉選手が20-21シーズンはB1の新潟アルビレックスBBに移籍と聞いて寂しくもあり、B1でどんな活躍をしてくれるのか楽しみでもあり……と、流しの観戦者で大した知識も無くただただ現場が楽しいと思いながら見ているだけですけども、新潟アルビレックスBBのユニを着た柏倉選手の姿を見られるのがものすごく楽しみだったんです。

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 実際に見て、渋谷の選手たちとバチバチにやっているシーンを残して、ちょっとなんかもうジーンとしてしまって。ざっくりな流しの観戦者がこのぐらいの気持ちになるんですから、アースフレンズ東京Zのブースターさんとか、生で今の柏倉選手見たらホントに胸熱なんだろうなぁ、なんて思いながらシャッターを切っていました。

■Cheer of the Match

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 ここ数戦、サンロッカーズ渋谷さんの主催ゲームを見ていて、フォーメーションがほぼ固まっているのか、着席位置的に撮れるメンバー撮れないメンバー出ちゃうんだなぁと言う気づきが。しばらく渋谷さんの観戦は感覚が空きそうなんですけど、位置的にちょっと替えてみても楽しいかなと感じました。

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 そんな中で今回はcomはRIOさんの絵にグッと来たかなと。これまで書いてるとおり、演者さんはみんな凄いという意識で撮っているんですけど、RIOさんの空気感というか、ふんわりした感じがいいなーって思いまして。

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 決めるところはばしっと決めてくる格好良さとか綺麗さがあるなかで、撮っているだけの印象ではありますけど、ふんわりした感じて言うのがいいなって。このあたりをしっかりと伝える語彙力が無いので、写真で伝わったら嬉しいなと思います。

■Character of the Match

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 もう説明いらないですね、やりたい放題、格好いいとアホが同居しているある意味で完璧超人のシロクマ、サンディーさんの事は(笑)。

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 この日もサンディーさんは自由全開。試合開始前はソーシャルディスタンスを守りながらお客さんと対応してたり、自身のグッズを宣伝してたり、外でお迎えしていたりといつも通り。試合中はサンディー Meets Fansではなく、Step and a step/NiziUを踊りたいだけ(再現性高く)踊って、お客さんのハートをわしづかみにしていました。

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 と、サンディーさんが<S>エゴサで</S>検索で引っ掛けてくるかも知れないと思いながら書いておきますが、たまたま先日、私が長く見ている別のプロスポーツ(なんの競技かバレバレ(笑))などにも携わっていたスポーツエンターテインメント関係者とバスケの話になりまして、「サンロッカーズ渋谷のサンディー、あの子のダンスってキレッキレでエグくないっすか?」とか、「選手にガンガン絡みに行く、あの姿勢って凄いですよね」とか、そんな話題が出たんですよ。

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 おさないはご存じの通りただの素人で、楽しいを楽しいとしか伝えていませんけど、酸いも甘いもしっかり見ているプロの方から見ても、サンディーさんのスポーツマスコットとしての凄みってのが伝わっていたみたいで。なんかこう、知ってる子がちゃんと仕事としてやってる方に褒められたのが自分のことのように嬉しかったです。

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 サンディー! プロから見てもサンディーはすごいって!(笑)

■フックに引っかかった演出曲

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 Gonna Be A Good Day/Rayelle

 今季、初めての青学での観戦でそれまでは邦楽中心の選曲だった墨田区総合体育館で見ていたので、ある意味でスタンダードなサンロッカーガールズさんのアクトが見られた初回が今回だった気がします。

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 そんな中でフックにかかった曲は第1Qと第2Q間のセクションの楽曲。サンディーさんが怪しげな小道具を使ってと言うのはある意味でお馴染みなんですけど、サンロッカーガールズさん達がステッキを使って魅せてくれたアクトの曲でした。

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 今までに撮っていない流れで慌てながら押っつけていったんですけど、出来ればもう一回どこかでこのアクトを撮りたいなと。撮りながらああしたかったこうしたかったがむちゃくちゃ多くて……と、毎度お馴染みが少ないチームのアクトは撮り手も挑まれている気がしてものすごく楽しいです。 

■行き来の飲食

 試合終了後、ダブルヘッダーでとどろき……には行かず、近くのルノアールでお知り合いと試合の感想会を演出寄りの視線で。まだ見ぬアリーナの風景とかこれまで見た色々とかをお話しつつ、来週からの行程を伝えて引かれていました(笑)。

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ラーメン王 後楽本舗

 単価の高い表参道、渋谷界隈でお値打ちにお腹いっぱいになる店はないかしらとざっくりと検索して、ピンときたのが井の頭線改札の方、道玄坂にあるラーメン王 後楽本舗でした。

 前日に麺を食べていたので、ご飯物を欲していたんですけど、丁度いいところに中華メインのお店。ラーメン王ではあるものの、定食系が充実している雰囲気のある感じがビンビンに漂っていたんですけど、気持ちの中でチャーハンとの声が大勢を占めたので、今回はチャーハンを。

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 目の前の厨房で中華鍋とおたまとコンロが奏でるカンカンカンカンと小気味良い音が店の中に響く中、速攻で仕上がり目の前に。600円プラス大盛り代100円でこの盛りは幸せの一言。具材は卵、ネギ、チャーシュー。味付けはど真ん中ストレートな、中華屋のチャーハンでお昼すっ飛ばしてる胃袋には幸せの一言でした。

 チャーハンの美味しさとは問題なく、おぉっと思ったのがつきもののスープ。よくあるスープかと思いきや、中華だしにプラスして生姜の風味がビシッと決まっていて、これはいいねと。ひと手間と言うか、ちょっとした変化球に唸っていました。

 渋谷駅周辺はほとんど歩かないので、印象だけでお店の殆どがお高いとか、キラッキラッしているとか、そんな風に思っていたんですけど、ところがどっこいしょ、好きな空気感漂う界隈があることに気づいたのは今回良かったなと。次回の青学のときも何かしら道玄坂界隈のお店を攻めていきたいですね。

■締めとして

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 今季初めての青山学院大学青山キャンパス 青山学院記念館でしたけども、何度行っても街のきらきら感に馴染めないなぁとか、去年あったタピオカミルクティーのお店がなくなっていたりとか、都会にあるアリーナらしさをしっかりと噛みしめていました(笑)。

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 今回、アリーナ到着は12時頃。開場まで30分ぐらいある時間帯だったんですけど、開場からみっちり見るぞと言うお客様はそんなに多くないのか、待機列も数える程度。あまりにお客さんの影が少なくて、試験が多く行われていた青山学院大学の正門の方まで一旦行ってしまいまして、戻ってよくよく見たら、警備の方は記念館前の試験の皆さんが間違えないよう立っておられたと。昨今の情勢的にあまりこう……外での待機を避けたいという意図とかもあるのかなとか、そんなことを思いました。

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 ただ、早めに行くのは開場で何があるか分からないのと、アップ風景も見たいというところ。あとはキャラ派的に早く行っておけば、色々な状況に対応出来るというのがあるんですけど、今回はその予想通り、開場直後かからやりたい放題でお客さんと楽しくしているサンディーさんの姿を見ることが出来ました。

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 実際、プロ野球方面ではお客さんの近くにいること自体がレアだった、お客さんとチームを繋ぐ重要なファクターの球団マスコットたち。箱の大きさを考えると、Bリーグの子達はお客さんの近くにいられるというか、居ざるを得ないというか。でも、その近くで存在を感じられるというのはやっぱり嬉しいです。

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 消毒液を思い切り引っかけられても(笑)。

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 箱の印象的にはアップの時は若干照明が暗い感じですけど、二階席でもそんなにコートへの距離が遠くなくて見やすいし撮りやすいアリーナかなと。ただ、ここもとどろきアリーナと同じで、一階席のひな壇は可動式の座席が故にドンと座るったり、勢いよく体をゆらすと、振動がもろに来るんですよね。

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 ゆらしている本人はあまり気付かなさそうですけど、周りのお客さん的にはちょっと気になると。でもまぁ、これは普段使っているような電車とかでもそうですというか、座るときは周りのお客さんの迷惑にならないようにソフトタッチでお願いしたいですよねって言う感じです。

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 試合自体は渋谷さんの勢いに新潟さんが呑まれてしまったかなと。渋谷さんはケリー選手が31点でイケイケになっている一方、新潟さんは得点力の高いアレン選手の欠場が響いた……と、お知り合いの新潟ブースターさんが。

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 ざっくり見て撮っていても、テンションの高い渋谷ベンチと湿りがちな新潟ベンチという対照が見えていたり。チーム的な勢いもあるとは思いますけど、もっともっとテンション上げていってもいいんじゃないかなって、とにかく楽しくやっているシーンを見たいと思うのもあるんですけど、そんな風に感じました。

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 にしても……今年も五十嵐圭選手は今年も麗しく。実ははじめてちゃんと見たバスケの試合が三菱電機ダイヤモンドドルフィンズと東芝ブレイブサンダースの試合(2013/11/23 JBL 名古屋市東スポーツセンター)で、当時三菱に所属していた五十嵐選手を見てるんですけど、17-18シーズン以降の記憶でも当時より若返っている気が。

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 東芝ブレイブサンダースには現在も主力のファジーカス選手、当時はルーキーの辻選手や篠山選手も居たんですけど、残っているデータから見ると相応に加齢しているのに五十嵐選手は今のが明らかに若いんですよね。若さの秘訣を誰かに聞いて欲しい、そんな気分で一杯です。

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 あと、五十嵐選手と佐藤公威選手の並びはなんというか、ため息出るレベルの格好良さでした……。

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 Next Game
 第13節
 京都ハンナリーズ - 千葉ジェッツふなばし
 ハンナリーズアリーナ

 色々大変な昨今ですが、楽しいを見て楽しいを伝えるべく移動行程をエンジョイしながら広く見聞を広げていきたいと思います。

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