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ぼくとくまのはなし(2020冬・奇襲)(1)

 さて、今回は一年ぶりの奇襲、北海きたえーるでの色々を振り返っていきたいと思います。

 自分自身の中で、年に一度はあの熊の顔を見ておかないとなぁと、心のなかでそっと決めてはいるものの、それがキャラバンなのか、B・Bが新しいライフワークとして北海道で活動しているところに行くのか、表立っては何も書かない、むしろ、行きたいなぁとは書いていても、それがどこにねじ込むのかマスクされているような形て書いていたのですが、しっかりと裏では動いていました。

 それでは今回の「ぼくとくまのはなし2020冬・奇襲」のレポートを書いていきましょう。

■決定まで

 籠球と野球の交流というのは野球サイドで千葉ロッテマリーンズと千葉ジェッツふなばしの交流、ジャンボくんが千葉マリンスタジアムに来てというのを何回も見ていまして、その頃からいつかはアリーナでバスケや野球サイドのメンバーがお邪魔したときに行きたいというのは結構長くあったんです。

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 なので、最初のきっかけといえば、ジャンボくんのマリン来訪がきっかけと言えばきっかけだったかもしれません。

 そんな思いが心のどこかにある中、元チアドラゴンズのなつ(鈴木なつ美さん)が名古屋ダイヤモンドドルフィンズのダイヤモンドルージュを長く務めていたこともあり、放送のお休みと試合開催日がうまく合致17-18シーズンにほいほいと愛知県立体育館(現・ドルフィンズアリーナ)に行ったら、そのトータルの楽しさにとっぷりと浸かって、すっかりバスケを見て撮って楽しむ人になっていたんです。そのあたりの話は過去ログにあるシーズン振り返り、「すっかりBリーグも好きになった件について(2017-18シーズン雑感)」を見ていただければと。

 プロ野球とプロバスケがあるという生活を送る中、2018-19シーズンのある日、放送準備をしながらバスケットライブでレバンガ北海道と北海道日本ハムファイターズの交流模様を見ていて、あの北海道きたえーるでの交流は一度生で見てみたいという思いを抱いていたんです。

 ただ、問題となったのは19-20シーズンの日程。

 Bリーグオールスター2019-20が2020/1/18に北海きたえーるで開催というのが早くから出ていて、あとからレバンガ北海道と北海道日本ハムファイターズの交流が2020/1/25と26で行われるというという発表が。活動資金が潤沢にあるお大尽ではないので、どちらかに絞らないと流石に懐が厳しく、どちらを取るか、正直かなり悩みました。

 オールスターでBリーグマスコットたちのワチャワチャを見るのか、レギュラーシーズンに北海きたえーるにやってくるフレップさん、ポリーさん、そしてB様(とファイターズガールさんたち)を見るのか……。

 悩みに悩み、レギュラーシーズンのB LEAGUEとNPBの交流を取った私。自分の誕生日に北行きの航空券、そして宿の手配を行っていました。 

■2020/1/25の動き(前)

 色々な作業もあり、前日の就寝が23時30分頃。放送の卒業とともに遠征が多くなり、節約生活をと言う思いから始発便で飛んで日曜の最終便で帰ってくる工程を組んだのもあり、起床は3時半とかタイトな形を取らざるを得ない形になっていました。

 旅のときはしっかりと起きるので、無事に目を覚まし準備。交通量の少ない国道16号から首都高に入り、久方ぶりの羽田空港に。保安検査場締め切り30分前に到着。最近はブーツとかも検査の対象なのねとか思いながら機上の人に。

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 Wi-Fiトラブルでネットが使えず、移動中にやろうと思っていたB様対策のアリバイ的なつぶやきもできぬまま(笑)、ぼんやりせざるを得ない状態に。車移動の都合上もあり、行きでしか飲めないアルコール(黄桜 LUCKY MOUSE(ANA機内販売))をビシッと呑みながらだったんですけど、朝飯の前にビールを入れるとか、遠征らしい動きをしながら、音楽を聞きながら窓の外を眺めていました。

 新千歳空港には若干の遅延で到着。8時前という、まだバスが出ていなかった時間なので、JRでの移動を。構内のローソンで2本目のビール、サッポロクラシックを仕入れ、先行の733系使用の快速エアポート81号ではなく、続行の転換クロスシートの721系を使用する快速エアポート83号を選んで乗車。

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 ビールを飲みながらぼんやり移動していたんですけど、北広島を過ぎたあたりで吹雪いてるのが見え、さすがは試される大地だと思いながら札幌に。傘ないけども大丈夫だろうかと悩みながら東豊線で豊平公園に直行していました。

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 北海きたえーる、列待機は9時20分から。私の到着は9時40分頃だったのですが、Bリーグチケット列は誰もおらず一番目の人に。ファイターズのチケットサイトからのお客さんは無茶苦茶多くて、コラボデーの強さを改めて感じつつ、私が札幌にいることを知ってるお友達から到着が早すぎると笑われながら、開場待機をしていました。

■2020/1/25の動き(中)

 一般開場は12時15分頃。ファイターズ側、Bリーグ側同時に入場という形で早々に北海きたえーるの中に。パシスタスピリッツさんたち、レバードさん、ファイターズガールさんたちがお迎えしている中、ちょっと離れたところでポリーさんがグリーティングをしているのが見えていました。

 この日はフレップくんが都内でeスポーツ、eBASEBALLのパブリックビューイングのイベントに登場、B・Bは道内で別のイベントということもあり、北海きたえーるにはポリーさんだけの登場。

 見つからないように普通に入場したあと、カメラを出していなかったので、ゴソゴソしていたらレバードさんに見つかり、何故かカメラの扱いを教えて、パシスタスピリッツさんとファイターズガールさんたちを撮ってくれるとかよくわからない動きがあり、レバードさん腕上げたなぁと笑っていた私。

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※撮影 レバードさん
(ファイターズガールさんの右に苦笑いのオサナイを入れて)

 レバードさんに今年も、むしろこの二日間は色々とよろしくおねがいしますとご挨拶の後、改めて準備を整え、まずはポリーさんのところに向かいました。

 私のポリーさんへの奇襲を福岡で思い切り見ていたアテンドさんがオサナイに気づく中、その気づきをシーッと静止しつつ死角から近づき、奇襲時の毎度おなじみ、最初のご挨拶。


「あ! 北海道日本ハムファイターズのポリーさんですよね?」


 やる気みなぎる、今日はゲストでかわいらしいところを全開にしている女子球団マスコットの姿から一気に固まり、やる気が一気に消えていくポリーさん。

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 表情とかではなく、全身でやる気のなさを出すとかすごいなと感じる私。そもそもなんでお前きたえーるにいるんだ的に動かれ(笑)、質問には答えず改めてポリーさんですよね? って聞いたら違うと。じゃあどなたですかと聞いたら、クイッキーデッチ(B2 青森ワッツ)だと言い張られていました(笑)。

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 その後、Twitter上に北海きたえーる行きを一切書かないでってのは、結果的にポリーさんへの奇襲にもなりつつ、素敵なポリーさんに会いに来たってのは間違いないんだけど、一番の目的はB・Bへの奇襲なんだと。なので、明日の開場の頃まではおさないが札幌にいることは内緒にしててねとお願いを。そのおさないの意図を完全に理解したポリーさんは指切りで約束ねと意思疎通を図っていました(笑)。

 さらになぜか状況をほぼ理解してたレバードさん、ファイターズガールのディレクターの尾暮さん、北海道のファイターズファンでお世話になっているみなさんやら前から見ていただいているフォロアーさんなどにB様への奇襲なので、くれぐれも明日の一般入場開始までは私が札幌にいることを内緒にしてくださいとお願いをしていました(笑)。

 その後、ポリーさんが一人キャラのゲストで奮闘する姿、試合内容、レバンガ北海道とサンロッカーズ渋谷の選手の皆さん、パシスタスピリッツさんとファイターズガールさんたちのコラボ、稲葉SAとこれでもかと撮っていたものの、そのへんの話を一切せずにいました。せずにと言うよりも出来ずにいたというのが正しいかもしれません。

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 ホントはディフェンスの音にM-1グランプリ的な動きをして、パシスタスピリッツさんに触れられていない、若干スベリ気味だったポリーさんとか書きたかったんすけどね(笑)。

 試合終了後のグリでもポリーさんに改めてご挨拶。笑いながらですけども、B・Bへの奇襲を成功させましょうと、そんな話をしっかりとして北海きたえーるを後にしていました。

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※日曜日の奇襲に向けてやる気漲るポリーさんとデッチブランケット

■2020/1/25の動き(後)

 夜はほんとにノープランで。試合中にどこ行くかなーとぼんやり考えていたんですけど、ありがたいことにフォロワーさんにお誘いいただいて、メンズ4人で狸小路の「呑み処 酒倉」に。レバンガ・ファイターズコラボイベントをやってらして、ザンギ食べ放題・アルコール飲み放題、両チームのファンクラブ会員証でお値引き有り、なんてステキなお店だったんです。

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 地元の皆さんにステキなお店を紹介していただき、さらにザンギも本当に美味しくて。ノーマルザンギも良かったんですけど、スパイシーザンギという一味でビシッと辛さがあるザンギもいい塩梅。おつまみをちょっと追加してもトータルでむっちゃお値打ちだったので、また札幌行ったときは、立呑もできそうですし、サクッと飲みに来たいなぁと思いました。

 食べて飲んで、スポーツエンターテイメントの話も肴にしながら、楽しい時間を過ごさせてもらいましたが、せっかくなのでということで、宿に近い味噌ラーメンで締めたいと、「ラーメン信玄 南六条店」に。

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 宿起点で考えると、札幌ブラックなラーメンを出す「いそのかづお」が近かったのですが、札幌で味噌ラーメンほとんど食べてないなと。ラーメン二郎よりこう……回転がよろしくなく、ちょっと並びましたが、美味しく辛味噌ラーメンをいただきました。

 なお、締めのあとのデザートだとセイコーマートで栗山町のいちごソフトなんかを食べながら、宿に。風呂に入って、充電だ転送だとやりながら、喫煙所で雪の街を見ながらぼんやりと。ここまでどこにいるのか何も書いておらず、ある意味でどこかに旅してるのにも、細かい話を一切書いていないのが怪しくも感じられるかなとかふと思う私。

 ただ、書かなければ、向こう側もわからないでしょうとわりきって、寝床につくのでありました。

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