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籠・諸国漫遊記21-22(17)(2021/12/5)

 年末年始の諸々の観戦チケット手配が進んでいき、いよいよ始まる青春18きっぷの一枚目を買いに行ったり、年明けの北陸行きで使う予定だったトクだね30の争奪戦に敗れたため、ならばということで久しぶりの夜行バスを予約したりと旅程を作る楽しみを感じる昨今ですけども、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 夜行バスは金沢行きなんですけど、今回初めて海老名のBUSTLE海老名から乗るという流れで、ちょっとドキドキしていたり。海老名は準地元で、位置とかはある程度わかっているんですけど、BUSTLE海老名、基本何もなかったよなぁ……と。

 とりあえず、(スポーツマスコット沼の存在を教えたら、親指を立ててズブズブ沈んでいった)お友だちいわく「常軌を逸している」行程も含め、色々とニヤニヤしながら見守っていただけたら幸いです。

■試合情報

 Wリーグ 第7週 GAME2
 新潟アルビレックスBBラビッツ 73-101 トヨタ自動車アンテロープス
 ※詳細スコア(新潟アルビレックスBBラビッツ)

 第9節 GAME2
 新潟アルビレックスBB 58-89 秋田ノーザンハピネッツ
 シティホールプラザ アオーレ長岡
 ※詳細スコア(新潟アルビレックスBB)

■移動手段

 戻りも便利で早い上越新幹線を利用しての移動だったんですけども、指定席を確保したときには終了時間と夕飯の時間、新幹線の時間が読みきれなかったので、自宅最寄り駅に間に合う最終の新幹線での帰神でした。

 とき348号 東京行
 長岡 20:44 - 東京22:28

 以降は上野東京ラインで横浜まで出て、そこから相鉄線と相模線で帰宅。乗車位置を完璧にしておけば、東海道線で23:09の横浜駅着から相鉄線快速・横浜駅発23:13に間に合うので、西谷で特急海老名行きに乗り換えが可能。

 そうなると、相模線が終電ではなく終電一本前に間に合うので、30分ぐらい帰宅に余裕が出ると。今月は終電との向き合いが多くなる行程なので、帰宅時はいかに早く帰って布団に入るかがポイントになるかなと思っています。

■man of the match(新潟アルビレックスBBラビッツ)

 新潟アルビレックスBBラビッツ、この日のmonは中村華祈選手でしょうか。

 GAME1は3年ぶり見たWリーグの色々に頭をアジャストさせるので精一杯だったんですけども、GAME2になってくるとなんとなく空気を掴むと言うか、落ち着いて皆さんの動きを残せたんですけど、そんな中で気になったのは中村華祈選手でした。

 男子選手もまだまだあまちゃんな中で、女子選手というのもほんっとにデータの蓄積が出来ていない私なので、逆に言うとこれまでの経歴とかの情報なく、ただただ印象に残った選手をってやっていく中、やっぱり気になったのは目、でした。

 一番最初の登場後、しばらくはそのままでシューティングを行い、しばらくして西垂水選手に髪を縛ってもらっていたようで、前日もアップのときにちょっと気になったんですけど、その時の目が印象に残っていまして。

 その印象を持ちつつ試合を撮っていたんですけど、後々調べて今節が故障明け最初の試合だったことを知ったりと。更にアップ前後の動きとかを見て、若手選手なのかなーっとは思いましたけど、よくよく確認したら、U19の日本代表候補選手として招聘されてたりと期待のルーキーだったりと、ホント、初めてに近い人には知らないことが一杯だなぁと。

 今回の試合で覚えたので、またの機会とかそれこそ代表の動向とか、そのあたりで名前にふれることがあったら、あ!あの!アオーレ長岡で見た! と思い出していきたいです。 

■man of the match(トヨタ自動車アンテロープス)

  この日のトヨタ自動車アンテロープス、monは山本麻衣選手で。

 ラビッツの中村選手も前日ざっと撮ってて気なった選手だったんですけども、山本選手は撮っている中でそのスピード感に惹かれて、どう切り取るかってのを考えながらやってみたんですけど、予想以上にスピードがあって、そこにアジャストするのが結構大変でした。

 チーム加入時期を見ると、2019年の名古屋東スポーツセンターでその姿は見ているはずですし、3x3日本代表にも選ばれ、東京オリンピックの予選に出場、予選でアメリカに勝ったメンバーの一人……なんですが、諸々に気づいたのはあとから。

 なんとなく名前は頭の片隅に残っていたものの、実際に撮ってハッとして、サイトから背番号を頼りに名前を見つけ、検索してあー!っと気づくという、初見に近い観戦でよくあるパターンだったんですが、気づいてからはそのえげつないスピード(褒め言葉です)に魅了されていました。

 試合スケジュールや自身のスケジュールなどもあり、Wリーグを見る機会撮る機会というのが少ない現状ではあるんですけど、山本選手もまたどこかでプレーを撮りたいと思いました。

■man of the match(新潟アルビレックスBB)

 新潟アルビレックスBBのmonは佐藤公威選手を推していきたいです。

 昨シーズンも新潟アルビレックスBBで活躍されている佐藤選手ですけども、初めてその姿を知ったのはB2時代の島根スサノオマジック所属時。

 私にしては珍しくサイドではなくエンドの位置に陣取って、島根スサノオマジックさんのアップを見ていたんですけども、えっらい格好いい選手がいるんだねぇって思ったのが最初で。

 このときはロングを束ねてって髪型だったんですけど、翌年以降は今現在の髪型で。どっちもいいですなぁと思いつつ、佐藤選手に惹かれたのはプレー時もアップ時も感じる色気、でした。

 このあたりをもうちょっと言語化出来る語彙力が欲しいなって思うんですけど、ファインダー越しに見える仕草やプレー全体の動き、佇まいに色気を感じまして。

 ヴェテランの粋に達してきている佐藤選手ですが、地元長岡出身の選手としてこれからも息の長い活躍を見たいですし残したいですね。

■man of the match(秋田ノーザンハピネッツ)

 秋田ノーザンハピネッツのmonはおいさー!な田口成浩選手。

 この日、B1で通算300本目のスリーポイントシュートを決めた田口選手ですけども、その活躍を知ったのは最初の秋田時代、ではなく千葉時代。プレーの熱さに加え、野球好きというのを千葉時代に知って、これは注目したいなってなったのが最初でした。

 当時はまだ最後のお手振りのときに差し入れなんかを受け取ってって流れも有りましたけど、千葉ロッテマリーンズのショップ袋をお持ちになってて、ファンもわかってらっしゃるって笑いましたし、マリンでの始球式とか嬉しさが爆発しているシーンを映像で見てなんかもう、野球ファンの夢を体現されているとグッと来ていました。

 それにしても田口選手のTwitterを見ると、完全に野球ファンのそれで野球籠球ハイブリッター的にはものすごく親近感が。あと、高校野球好きの知人がフォローされているプロスポーツ選手って喜んでました(笑)。

 そんな田口選手ですけども、プレータイムもベンチでの時間もとにっかくチームの仲間に対しての声援が大きくて、まずはそこにグッと。プロ野球的に熱男感あるといいましょうか、こういうご時世だからこそ声を出せるプレイヤーがしっかりとした声でっていうのは印象に残りまして。

 そこにプラスして熱いプレーをってなると、記録にも記憶にも残していきたいなと、そんな塩梅で田口選手を撮っていましたけど、ほんと華がある選手だなぁって思いました。

■Cheer of the Match

 アルビレックスチアリーダーズの皆さんでこの日印象に残ったのはキャプテンの古俣佳苗さんでしょうか。

 この日座っていた位置が昨シーズンお邪魔したときと同じような、ビジター寄りの後方だったんですけど、オープニング後の応援練習やダンスのフォーメーションで古俣さんが近い位置に入るシーンが多かったので、多めにというのも有り、結果印象に残っていたと。

 絵には残りにくかったんですけど、暗転下のオープニングではマスク無しだった皆さん。昨シーズンはオープニングも含めてマスク着用だったので、今回はじめて皆さんの表情をしっかりと見せていただいたってのはちょっと嬉しかったです。

■Character of the Match

 GAME1では何かしらの事情もあってか、全選手登場のときに選手のあとから登場するというイレギュラー感があったアルードくんですけど、この日は昨シーズンお見かけしたような動き……アリーナ内を精力的に歩いて、お客さんとふれあいつつ、出番になるとコート中央へと移動していくという流れは変わっていませんでした。 

 今回は中央から外れ、ビジターサイドベンチの向かいぐらいにいたので、アルードくんの動きというのが多めに見られたんですけども、フリースロージャマーで地味に動いていたり、ビジターサイドの秋田ブースターさんたちと触れ合ったり、精力的に動いているのが見えました。

 コート上では前日同様のダンススキルを見せていたり、アルードタイムがは2日連続で失敗だったりしましたけども(笑)、離れてみていて、女性人気上がったなぁって姿を多く見せてもらいました。

 頑張っている姿はアリーナに行くと絶対伝わりますし、強く響いてくるので、スポーツマスコットから色々と楽しいを知った人的にアルードくんは報われて欲しいなぁって思うんですけど、新潟秋田両ブースター関わらず女性人気とお子さん人気が高い姿を見られたのは、ちょっと嬉しかったです。

■フックに引っかかった演出曲

 昨シーズンも聞き、今シーズンも聞いて、これが新潟アルビレックスBBの色なんだって思った楽曲がフックに。

This Is Our House/BON JOVI

 昨シーズンお邪魔したときはこの曲の使い方、推し方がちょっと重いかなって印象もあったんですけど、他の楽曲群の展開が変わっているので、この曲の登場が多めになっても違和感なく、すっと曲と動きが入ってきました。

 お客さんの方もこのあたりの楽曲とアルビレックスチアリーダーズさんたちの動きをしっかりと把握してるようで、クラップやハリセンを鳴らす動きの大きさとか一体感は「らしさ」になっていくのかな、なんて思いながら見ていました。

■行き来の飲食

・長岡やなぎ庵

 朝ごはん付きの宿泊プランではなかったので、朝ごはんをどこかで食べなければと検索していて引っかかったのは駅ビルCocoloの中で朝7時からやっている長岡やなぎ庵。

 長岡駅は改札内の立ち食いそば屋さんがなくなっている現状ですので、こちらが准駅そばと言ってもいいのかなと思うんですけども、実力はJR東日本管内で営業している駅そばよりも風味や食感は上かなと。

 熱いのが苦手な猫舌なので、冷やしに朝ごはんはしっかり食べたいと、ミニのタレカツ丼をつけて。タレカツは新潟にお邪魔できたらなるたけ食べたい好きな味なんですけども、こちらのタレカツ丼はスタンダードな味で朝から幸せを噛み締めていました。

・フレンド

 タレカツ丼とともに新潟にお邪魔できたら食べたいと思っているのはやはりイタリアン。中々新潟市内のみかづきまでたどり着かず、長岡のフレンドでということが多いんですけど、フレンドはフレンドで攻めた季節メニューがあるので、それはそれで楽しく。

 前日の試合終了時間とこの日に乗る戻りの新幹線の時間を確認して、これならば夕飯でフレンドに行けると、朝と同じフードコートへ。注文したのはゴロッゴロの角煮がオンされている角煮イタリアンでした。

 角煮とミートソース、もやしに中華麺というここでしか味わえない味に幸せな気持ちになっておりました。

■締めとして

 長岡はほんと、アリーナと宿と飯屋に飲み屋が駅周辺に集まっていて、朝ごはん後に荷物をコインロッカーに預けて、てくてくとアリーナに向かってもすぐだったりと、観戦遠征の民に優しいなぁというのがまず二日間の感想として大きくて。

 駅ビルの中にスターバックスがあるので、横を通過して見た限り、地元の若者なんかはそっちの方にって塩梅といいましょうか、色々なものが駅に集約されているんだろうなぁと。

 ただまぁ、Wリーグの開場に合わせて歩いていたら、アリーナ方向から身長の大きいナイスガイが歩いてきてらっしゃってちょっとビビりましたけどね(笑)。

 さて、2日めのWリーグですけども、初日に自分自身でバタバタしてしまった反省を踏まえ、撮りたいをどう残すかというところまでなんとか持ってこられたかなと。

 試合自体もトヨタ自動車さんが一方的にという形ではなく、前半戦はラビッツさんが食らいついて、もしかしたらワンチャン番狂わせがあるかもってところもあったので、ちょっとドキドキしながら撮っていました。

 後半にはトヨタ自動車さんが一気に突き放していくんですけども、新潟アルビレックスBBラビッツさんのメンバー情報を確認していたら、チーム全体が若いチームなのかなってのがあったので、これからの進化がちょっと楽しみだなぁと。

 チャンスが有れば、上位チーム同士のバチバチしてる試合なんかも観戦できたり、データとして残せたらいいよなって思ったんですけど、Wリーグと色々の日程がうまくハマらないなぁと、公式サイトのスケジュールを見ながら思いました。

 男子の方は、この日も新潟さんが秋田さんのねちっこいディフェンスに阻まれて中々思うように加点できない、逆に秋田さんは新潟さんを翻弄してというか、スイスイと加点していく、そんな展開で。

 昨シーズンも新潟さんの勝利演出を見られなかったので、今シーズンこそはと思ったんですけども、次回に持ち越し。このあたり、年に一度は新潟さんの演出を見たいというのも現状ではあるので、来シーズンこそはなんとかと。

 そんな演出面ですけど、前回の観戦記でも書きましたが、昨シーズンの印象と比較してもだいぶ攻めてらっしゃるなぁと。

 そんな攻めをみつつ、もっともっと出来るような余地はあると思ったりするのがお客さんのわがままな部分といいましょうか。アルードくんとアルビレックスチアリーダーズさんとコラボで魅せるシーンがあってもいいと思いますし、チアの皆さんの立ち位置をホーム側ベンチ向かいだけじゃなく、ビジター側向いの角に配して応援を盛り上げてもいいんじゃないかなって。

 このあたりは一気に種まきから花をってとは思ってなくて、しっかりと畑を耕して、種を巻いてバキッと魅せてくれるようになったらなーって。スポーツエンターテイメントを見てきて長いというのもあり、色々とありますけど(笑)、新潟の演出チームはそういうが出来る演出チームだと個人的には思っているので、これからもどう動くのか、どう魅せてくるのか期待しながら見守っていきたいです。

 とりあえず、他のチームにもない流れをってならアルードくんも含め、もっともっと家内制手工業的な方向で攻めてもいいのかなぁ、なんてちょっと思ったり。予算をかけて魅せるってのもありだと思いますけど、そんなに多くない予算を逆手に取って、家内制手工業で見せていくチームがあってもいいんじゃないかって思います。

 あと、アルビレックスチアリーダーズさんでこれはありがたいなって思ったのが、アルビレックスチアリーダーズさんの公式ページで当日の出演メンバーとその予定がしっかりと出ているんですね。

 メンバーさんの数が結構多いアルビレックスチアリーダーズさんで、ハーフタイムのメンバー紹介なんかも結構駆け足で進むというのもあり、こういうメンバー表示は本当にありがたいです。

 ただまぁ、公式の皆さんのプロフ写真と自分の撮ったデータの乖離が結構あるのと、野良カメラさんたちの写真がそんなに上がっていないので、そのすり合わせはちょっと大変かなと。

 もっともっと新潟ブースターさんが選手も、ですけど、アルードくんやアルビレックスチアリーダーズの皆さんの写真をネットにアップしてくれるようになったら嬉しいなぁって。

 昨シーズンからは増加傾向にあるのかな、なんて思う野良カメラさんたちのかずですけど、色々なアリーナにお邪魔する中ではアオーレ長岡の野良カメラ民は少ない印象を受けたんですよね。

 ただまぁ、このあたりはネットに上がらない自分で撮ってくればいいじゃないの精神でいるので、それはそれで……っと、写真は撮るのも楽しいですし、記録にもなるので、色々な皆さんのいろいろな写真が見られたらいいなーって思う野良カメラのつぶやきでした。

二日間、ありがとうございました!

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 Next Game
 第10節 GAME1
 滋賀レイクスターズ - 富山グラウジーズ
 ウカルちゃんアリーナ

 さて、関係なく漆間レフリーの写真をラストに持ってきつつ、いよいよ始まる(始まってますね。移動中の新快速車内で更新してます(笑))青春18きっぷを使った普通列車と観戦の旅、最初の一歩ははじめましての滋賀さんホームであります。ビワコオオナマズ、マグニーさんの躍動、レイクスチアリーダーズさんたちのアクト……初めての色々が本当に楽しみです。

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