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スポーツエンタメとオンガクと(2010鴎)

 みなさんこんばんわ。

 結局、ウィークデーは非常事態宣言は出ている状態のまま通常勤務になり、仕事して帰ってご飯作ってぐらいしか時間が取れずという、新しい日常がやってきているという昨今でありますがいかがお過ごしでしょうか。

 まぁ、働かないとご飯食べられませんし、色々と始まってきたら色々と入り用ですし、がんばって働くしかないんですけどね。とりあえず、4月の休業期間は5日程度だったんですが、リアルな話で通常マイナスで20Kぐらいなのでほぼそのままのスタイルで生きて行けそうなのは、本当にありがたい限りです。

 さて、今回は裏で色々とまとめていた「スポーツエンタメとオンガクと」の2010鴎編が書き上がったのでしれっとアップしていきます。


■2010年の頃

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 2010年は千葉ロッテマリーンズ的には「三位からの下剋上」の年ですね。オープン戦から開幕、ポストシーズンまでただただ駆け抜けていった記憶が強く、ものすごく濃密だったシーズンだったとしか言いようがありません。

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 日本シリーズの現地観戦最終日、11/4の試合終了後はなんかよくわからない達成感というか、駆け抜けた充実感につつまれていました。名古屋に戻って以降の「タイムマシンはドラム式シリーズ(延長延長で予定していた「バブルでGO! タイムマシンはドラム式」が伸びに伸びたアレ(笑))」はテレビ観戦をしながら、現地の皆さんの心配をしていた記憶があります。 

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 今でこそ、その存在が当たり前になっていて、様々な形で世間の皆さんを楽しませている球場エンターテイメント班の皆さんですけど、この頃は魅力や役割、彼ら彼女らの力に気づいた球団が率先して動いていた、そんな印象が。マスコット自身が信念を持ってというのは何チームかありましたけども、前年と比較して体制が変わったのか勢いがなくなってしまったチーム、そもそも上層部がスポーツエンターテインメントにあまり理解を示していないと思われるチームなど、チームによって温度差が相当あるなぁという感想がまだありました。

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 そんな当時、パシフィックリーグは千葉ロッテマリーンズ、セントラルリーグは中日ドラゴンズが球場エンターテイメントでは一歩抜きん出た存在。両球団とも交流のあった横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)が次いで……という印象。各球団の盛り上がりをマスコット交流やオールスターなどで現場のみなさんが体感して、色々と伝播し始めた頃かなと思うんですけど、ゆるゆるとプロ野球のエンターテイメントを見ていて、2009年の札幌でのフレッシュオールスターとオールスター、2010年の交流戦と日本シリーズ、2011年の名古屋千葉仙台と巡ったオールスターは今のプロ野球におけるスポーツエンターテイメントに関わる様々な礎を築いた三年だったと私は思います。

 それでは2010年の千葉ロッテマリーンズ、球場エンターテイメント班の使用楽曲を何曲かピックアップしていきましょう。

■Proud Mary/Ike & Tina Turner

 今も昔もステージ使用曲やバスケのタイムアウト毎に気になった楽曲を調べて、自分の選曲の幅を広げているんですけども、2010年の「Proud Mary/Tina Turner」はステージよりも先に知っていた楽曲なんです。世代的にストライクな人も多いかと思うのですが、「笑う犬の冒険」(CX)のオープニングでビッグバンド風のアレンジでやっていたんですよね。

 谷啓さんとかEEJAMPとかが出てくるオープニングの勢いと楽曲のノリの良さが印象的だったんですけど、ステージでみなさんが踊っているのを見て聴いて、どこかで……と思い出して、点と点が繋がったときはアハ体験じゃないですけど、嬉しかった記憶があります。

 ステージ使用版はアイク&ティナ・ターナー版をステージ向きに編集したもの。序盤のスローテンポな部分をカットして、疾走感を全開にしてというパターン。どこの、そして現在のスポーツエンターテイメント全体に言えますけど、使用楽曲の編曲力に好みが出るなぁと感じるんですけど、この頃の千葉ロッテマリーンズのリミックスがしっくり来ていたんですよね。


■Lady Marmalade (Thunderpuss Radio Mix)/Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya & Pink

※Youtubeのはオリジナル。ステージ使用はThunderpuss Radio Mix 

 2010年とかだと集団で魅せる「前略、道の上より/一世風靡セピア」の印象も強いんですが、邦楽の80年代の楽曲はオフィシャルなものがないので取り上げにくく。必然的に洋楽中心にピックアップせざるを得ないんですけど、そんな中で「Lady Marmalade (Thunderpuss Radio Mix)/Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya & Pink」は集団でと言うよりも個々で魅せるって楽曲な記憶があります。

 この頃になるとマーさん達のアテンドでつくことが多かったM☆Splash!! の面々も顔を覚えて覚えられて、ダンスステージとかで撮るのが楽しくなってた頃なんですけど、この曲でエグいダンスを魅せるひとちゃん(現役年長組だとひとみコーチな印象が強いかもですね(笑))とゆきち(よしこ先生からはじまるおもしろチアさんの系譜だとおさないは思ってます(笑))のネタもマジも魅せることが出来るふたりを見るのも撮るのも楽しみでした。

 「Lady Marmalade (Thunderpuss Radio Mix)/Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya & Pink」は2001年の映画「ムーラン・ルージュ」のサウンドトラック盤の中から。後々楽曲情報を見て、この曲の豪華アーティスト陣と、スポーツエンターテイメントの世界に触れる前まで80年代ソウルとかをちょっと聞く人で、元ネタのLabelle版を知っていたのとでダブルでビックリしていました。


■Closer/NE-YO

 ここ最近のプロ野球のスポーツエンターテイメントなステージ使用曲だと選手登場曲を使ってって流れもちらほら。後に紹介しようかなとか思っている土肥星也投手の登場曲がステージでっていう「プロミスザスター/BiSH」あたりは記憶に残るんですけど、こういう流れがもっとあったらなーって思ったのは交流戦の負けられない戦いや日本シリーズで対戦のあった、中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手の登場曲だったこの曲をM☆Splash!! さんたちが使っていたのを見てからでした。

 色々な楽しみ方ができるプロスポーツ観戦ですけど、大多数のみなさんが見ているであろう試合で聴こえる選手登場曲という音をステージで使うってのは、いつも見ている皆さんの心のフックにだけじゃなく、たまたま通りすがったようなお客さんの心のフックに引っかかるんじゃないかなって思うんです。いつもダンスステージて見てる曲で交流戦や日本シリーズの際に中日ドラゴンズのお友だちが「(岩瀬仁紀投手の登場曲の)この曲、うちのチアちゃんたちにやってほしかったなぁー」って言ってたシーンも未だに忘れられないですね。

 NE-YOの楽曲だとこの曲の記憶とステージ使用曲ではないのですが、自分の番組でよく流してた「Miss Independent」のイメージが強く。「Miss Independent」はMVが切なげでなんかよくなぁというのを実家にいた頃スペシャとかMTVで見て、番組で流し始めたんですよね。とりあえずNE-YO自身、現在は後進を育てるスタンスにいるみたい、ですね。


■2010年のマー様ナイト+α

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 さて、前年のステージの印象で、2010年のマー様のスペシャルステージはなるたけ駆けつけようと決めていたんですけど、この年のマー様ナイトシリーズは球場を飛び出したSUMMER SONICの前夜祭ステージ以外は平日中心ということもあり、なんとか観覧できていました。

 以下にステージタイトルを並べていきますけど、これもまたコアでして。

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「マー様ズナイト 勝手にしやがれ ヘイ! ブラザー!! 今日は水曜でも歌謡ショー」(2010/6/2)

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「マー様ナイト Mロック・ジャパン・ライジング・ソニック2010」(2010/7/13)

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「マー様ナイト MAR SUMMER SONIC RESPECT TO つるの剛志 at 幕張海浜公園」(2010/8/6)(行けなかったので謎告知でお茶を濁し)

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「マー様(big)刑事ナイト」(2010/9/1)

 タイトルからしてマー様ワールド炸裂なんですけども(笑)、セットリストを見ると更にスパーク。アイドル方向に造詣が深いというのはこの頃から一部で有名、女性アイドルとりもジャニーズ系を好んでいるという話もあったんですが、よくよくステージだとかの選曲を見たり、グリで身振り手振りの会話をしていくと、邦楽に関しての世界が深いことに気づいたんです。そんな気づきもあり、タイミングがうまく合致した頃に私がラジオ番組を担当していたことを知っているマー様へ自身が担当していた番組の選曲を非公式でお願いすることなります。

 また、この年は2019シーズンで惜しまれつつ鴎のステージを卒業、気がついたらつば九郎さんとタッグを組んでいたりと稀代の猛獣使いとしてさらなる進化を遂げた(笑)、あのこなつおねーさん(庄司こなつさん)が単独でステージを行ったのも鮮烈な記憶として残っています。

ステージタイトルは……。

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「こなつのMOE MOE NIGHT2010」(2010/8/11)

 マー様ナイトシリーズとともにセットリストを残しておきますが、こなつおねーさんの趣味がスパークしているのに加え、謎の女達というチアドラゴンズさんの手練によく似た皆さんがゲスト出演していたのもすごいなと思う訳で。

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 このあたり、千葉ロッテマリーンズと中日ドラゴンズの球場エンターテイメント班の仲の良さ、お互いに高めあってる感が伝わってきて、真夏にぐっと来ていました。

 それではマー様ナイトシリーズとこなつおねーさんのステージで使った楽曲群の中からも色々と書いていきましょう。


■Yah Yah Yah/CHAGE and ASKA

 マー様とズーちゃんの兄弟コンビで魅せていった「マー様ズナイト 勝手にしやがれ ヘイ! ブラザー!! 今日は水曜でも歌謡ショー」はコンビ編成の曲をを中心に。狩人とか郷ひろみ&樹木希林とか、マー様の濃さがじわじわ出ていた選曲の印象が強いんですが、他には世代的にはドンピシャだったはずのB'zさんの曲に改めて触れて、「恋心(Koigokoro)」にグッと来たなんて思い出が。その中でも、やっぱりこう無駄に(笑)テンションが演者だけではなく、オーディエンスも上がっていって、パッケージ版なので普通はないアンコールが飛び出し、同じ曲をもう一回、なんて塩梅になった「Yah Yah Yah/CHAGE and ASKA」は凄かったんですよね。

 「振り返れば奴がいる」の主題歌で、白い石黒賢さんと黒い織田裕二さんなんて印象があるので、白いマーくんと黒いCOOLさんとかも合いそうだなぁと最初は思ったんですけど、マー様とズーちゃんのCHAGE&ASKAっぽい動きが妙に合っていたり。当て振りだけでステージが成立する、演者の表現力というのは凄いんだなぁと改めて思うんですけど、あとは選曲力のうまさも重要で。ただただ好きな曲をという塩梅だとは思うのですが、オーディエンスと演者の世代が多分近かったので(笑)、イントロだけで盛り上がっていました。

 オフィシャル版のMVを改めて見るとまぁ……90年代前半らしさというのが出ているは出ているんですけど、楽曲は色あせないですね。ほんとグッときます。


■ultra soul/B'z

 サマーソニックという夏フェスも行われる千葉マリンスタジアム(当時。現在はネーミングライツが付いてZOZOマリンスタジアム)という事もあり、2020年のマー様ナイトシリーズ第二弾は「マー様ナイト Mロック・ジャパン・ライジング・ソニック2010」と、色々なフェスの名前が混じっている感じのもの。ヘッドライナーが安岡力也さんのホタテのロックンロールで、グッと来たお客さんが何人いるか気になるところでしたけど、盛大的にストライクな私はただただ爆笑しておりました。

 そんな中で……プロ野球界的には他球団の選手の登場曲(笑)としてインパクトを残しているこの「ultra soul/B'z」を。ある意味で、音楽的な共通言語というのもあって、イントロが流れた時点で笑いながらブチ上がるというマー様ナイトシリーズらしい動きに。もちろん途中の「ultra soul(ハイ!)」はオーディエンスの多くが謎なテンションでハイ! と叫んでいたのは言うまでもありませんね。

 実際のサマーソニックの前夜祭にマー様ナイト一座(笑)が呼ばれ、つるの剛士さんと同じ場でいつものマー様ナイトを夕方にやらかしていったんですけども、そこでも「ultra soul/B'z」を。このあたり、より一層いつもより一般色を出していこうと言う意図もあったのか選曲されていたようです。

 サマーソニック前夜祭は一度行ってみたかったんですけど、結局行かないままにお呼ばれがなくなり……。いつかサマーソニック前夜祭のマー様ナイトステージが復活したときには駆けつけたいです、絶対。


■Lick me/倖田來未

 希代の猛獣使い、こなつおねーさんも元はといえばM☆Splash!! のオーディションを受けて……というのは色々なステージでなにかしら聞いていましたし、2020年2月の卒業ステージでも思い出話として語られていた(オーディションの別枠でCOOLさんがいきなり入ってきて、(COOLさんを)いじってくださいとか無茶ぶりがあったらしい(笑))ところではあるんですけど、2010年夏にはマー様ナイトエクストラといいましょうか、こなつおねーさんのこなつおねーさんによるこなつおねーさんがやりたい放題やる「こなつのMOE MOE NIGHT2010」というステージがありました。この曲はその「こなつのMOE MOE NIGHT2010」から。

 こなつおねーさんといえば喋りのイメージが強いかもしれませんけど、この日はオープニングから「She Aint Got.../LeToya」でごりっごりのダンスを魅せていくとか、喋るだけじゃなくて踊れるところもビシッと魅せ付けて行きまして。この「Lick me/倖田來未」なんかも普段のステージ仕切りとはまた別の一面を思い切り魅せ付けて行った、そんな記憶があります。

 マー様ナイトシリーズもですけど、この「こなつのMOE MOE NIGHT2010」もM☆Splash!! の歴の長い面々、経験者をビシッと揃えていくステージだったので、ネタモノって意味合いだけじゃなく、普通にダンスステージとして見て撮ってって言うのが楽しかったんですよね。セットリストを見て貰うと分かるんですけど、この日のステージは中部圏の薫り漂うみなさんがスペシャルゲストで登場とか、だれも予想していなかった流れも。5月の交流戦、8月の「こなつのMOE MOE NIGHT2010」、そして日本シリーズ……。

 色々な意味で千葉と名古屋が熱かった2010年でした。


■ポニーテールとシュシュ/AKB48

 そんな真夏の「こなつのMOE MOE NIGHT2010」で記憶に残ると言えば、この頃はある意味でメインストリームだったAKB48のポニーテールとシュシュでしょうか。こなつおねーさんもここ数年はお局様的な勢いでイジられるような流れもありましたが、2010年の夏はしっかりとアイドルしていたんですよね。今も色々な意味でアイドルですが(笑)。

 このぐらいの年代からMVがしっかりYouTubeに公式でアップされていて、マー様ナイトシリーズなどで魅せるダンスがオリジナルなテイストと言うよりも本編をまずは再現して、そこからアレンジを加える的な流れになった行ったのかなと。むしろ、ステージでそのままのスタイルで踊りたいがあっての選曲だったのかなってのもありますけど、いつも踊っている皆さんと実は踊れるMCのステージはハンパなかったという事をしっかりと書き残しておきたいと思います。

 MV自体は……このぐらいの年代のAKB48だとある程度誰が誰だか分かるなぁと。一人暮らしするようになってから、いよいよテレビ見なくなっているので、アイドルさん達もどんな塩梅なのかが弱くなっているとい言いましょうか。あと、しっかりと書いていきたいのは、オサナイは基本ショート派ですけども、このMVを見て、ポニテもとてもいいと思いました(笑)。


■Love Somebody/織田裕二 With マキシ・プリースト

 真夏の終わり、9/1に行われた「マー様(big)刑事ナイト」は……ものすごく思い出深いステージ。楽曲の公式なYoutubeモノがない楽曲ばかりだったのですけど、マキシ・プリーストさんのオフィシャルにあったのを見つけてちょっとガッツポーズしました。

 タイトルとセットリストを見ていただくと分かるんですけど、古今の刑事ドラマをベースにした小芝居とダンストというステージ。あぶない刑事にスケバン刑事シリーズ、宇宙刑事ギャバンに太陽に吠えろ……と、スキモノのテンションが上がらないわけがないものだったんですけど、ベースが丁度2010年に「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」が公開された踊る大捜査線(しかも本当に大筋はOD3と同じく引っ越しからスタート(笑))で、マー様がいわゆる青島コートを着るというもの。

 「踊る大捜査線」の衣装協力は劇場版の頃からアメ横にある「中田商店」さんが務められていたんですが、この「マー様(big)刑事ナイト」の中田商店はオサナイだったんです。前年あたりに3の公開を前に青島コートを新調して、着なくなったコートをステージで使えるかもしれないけど、マーさんにいります? なんて聞いて、二つ返事で欲しいと言う流れがあったんです。それより前もグリーティングに青島コート着てくと、脱がされて踊る大捜査線ごっこをするマー様とかホッシーゾさんとかがいたので、マー様が欲しいってなったときはちょっと笑いました。

 そんな青島コートも大活躍した「マー様(big)刑事ナイト」も……この頃らしく(笑)、当時のステージを雄志がYouTubeにアップしてくださっているのですが(No.1No.2)、オーラスにみんなで魅せてくれた「Love Somebody/織田裕二 With マキシ・プリースト」を聞きながら撮っていて、やっぱりこれはいいなと。ずーっと好きだった作品とこれからもずーっと好きでいるスポーツエンターテインメントがクロスオーバーすると、こんなにも面白いのかという、そんな気持ちになったのを思い出します。

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■My measure/lecca

 さて、マー様ナイトシリーズから通常の枠に戻りましょう。

 シーズン終盤の頃にステージで使い始め、日本シリーズでのステージなんかでも印象に残る「My measure/lecca」もよかったなぁと。楽曲のチョイスもですけど、M☆Splash!! さんたちの振り付けが好きだったんですよね。シーズン終盤のアフターゲームショーだったり、締めくくりの方に使われていたってのもあって、「My measure/lecca」はカメラを持つ手が冷たかった、寒い頃だったのになんかテンションがアガる、そんな思い出があります。

 リリースは2009年なので、この年の前年。千葉ロッテマリーンズのステージ使用曲で知ったアーティストなんですけど、2016年に当時のサッカー日本代表、宇佐美貴史選手がleccaさんのベスト盤発売を記念した2016年版MVのに出演するとかで話題になったことがあるんですけど、世間様より早く楽曲を知れたのは試合開始前のステージだった、なんて楽曲の一曲だったりします。

 自分の中では結びの三番から駆け上がってクライマックスシリーズ、日本シリーズと駆け抜けていった、2010年の千葉ロッテマリーンズの記憶はこの曲の記憶ともにあったりします。


■オハナ/Miss Monday

 楽曲を意識して色々な球場やアリーナでスポーツエンターテインメントを見るようになったのが2009年頃。そこからもう10年近く経っているんですけども、色々な感情がないまぜになって、写真撮りながら号泣してたのって曲はこの「オハナ/Miss Monday」だけで。楽曲自体は「リーンちゃんのOHANA」というキャラクターステージの締めの曲だったんですけど、5月の交流戦ステージのアフターゲームショーでなんかもう色々な感情が来てしまって、撮りながらボロッボロ泣いてたんですよね。

 Miss Mondayさんの楽曲は千葉ロッテマリーンズのステージでは2010年だけ、キャラクターステージの締めの曲として「オハナ」が使われただけなんですけど、本当に私の中で記憶に残る一曲。第一期放送卒業の最終回(結局やめるとは言ってないで8年ぐらい延命しましたけども(笑))に最後の曲として使ったんですけど、そのぐらい自分の中で衝撃だった曲です。

 曲の感覚とか二日間のステージとかそこに至る色々(雨とかもあったんですよ……外球場外ステージなのに(笑))だとかがあった上ではありますけども(笑)、泣きながらというのは後にも先にもなくて。当事者というよりは傍観者でありたいとか、ファインダー越しに見えている風景を切り取ってとかやってる人なのに2010年5月19日のアフターゲームショーの「オハナ/Miss Monday」は本当に自分でも感情のコントロールが全く出来ず、号泣しながらシャッターを切っていました。

 ちなみにオサナイが号泣していたシーンはステージからよく見えたのか、以降しばらくマーくんやリーンちゃん、ズーちゃんやCOOLさんなどにオハナで号泣してたとイジられまして(苦笑)。11月の日本シリーズの頃とかファン感の頃とか、またオハナで泣くんでしょっていうネタをよくやられていました。

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 次回の「スポーツエンタメとオンガクと」は東日本大震災が発生した2011年。名古屋、千葉、仙台と巡るオールスター戦が組まれたあの年の思い出を振り返っていきましょう。

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