見出し画像

籠・諸国漫遊記21-22(46)(2022/3/20)

 バスケのシーズンも最終盤戦。ポストシーズンに挑むチームがあれば、シーズン終了でいわゆる公示系が出始めているチームもあったりで、すっかり2021-22シーズンのエンドロールに向けて動いているなぁと、ちょっと寂しくもある昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 現在、籠球の観戦予定をほぼコンクリートさせていて、チケット発売がまだのB2昇格戦(A千葉vs岡山)を確保できれば、諸々が完了という形で。

 観戦記の遅れはもうどうしようもないんですけども、それはそれとしてリアルな観戦の方も詰まってきているので生暖かい目で見守っていただければともいますし、22-23シーズンが始まるまでにはなんとか終わらせていければなと思っております。

 昔から知るみなさんだと、このあたりの遅筆っぷりはご存知だと思うんですけども、個々でサボるとほんとにやらなくなるので、ここはこらえて頑張っていきたいと思います。

■試合情報

 第25節 GAME2
 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 81-76 信州ブレイブウォリアーズ
 ドルフィンズアリーナ
 ※詳細スコア

■移動手段

 この日は伏見の宿を出てから、大須観音あたりでフラッとしてから、金山駅のJR東海ツアーズさんで4月頭に予定していた大阪行き旅券を引き取るなど寄り道しつつのドルフィンズアリーナ入り。

 大須観音周辺は20年近く前にふらっとお散歩したことがあって……まだ全然旅慣れていない頃ですけども、日常の中に非日常を見出したといいましょうか、知らない土地を歩く楽しみを覚えた記憶があって、ただただ大須観音に参拝して、周辺を歩いて散策していただけではありますけど、ちょっと懐かしさを感じていました。

 とりあえず、こういうふらっと街歩き用のスナップシューターとかちょっと欲しいなぁって思ったり、実際一時期SONYのRX100M3とか使っていたりしたんですけど、スマフォの気軽さと昨今の上がりの絵を見るとそれでいいのかもと。

 帰りの行程は名駅から地元の駅に届く相模線の茅ヶ崎初最終に間に合う18:15の特別快速・豊橋行きに間に合うかどうかの確認も含めての移動でした。

 想定の終電、ぎりぎりの行程だと豊橋での余裕時分がないので、本気の終電よりは多少余裕を出したいなと思いながらだったんですけど、じわじわと時間がかかっている試合で、ちょっとどきどきしながらすべての終了と共に撤収。移動を開始していました。

 名古屋市交通局 名城線
  市役所 17:33 - 栄 17:42
 名古屋市交通局 東山線
  栄 17:45 - 名古屋 17:50

 ドルフィンズアリーナは試合終了後、ケータリングゾーンとの行き来に使う市役所駅方面のドアも開放されるので、移動に関しては比較的楽。おおよそ10分程度見ておけばいいかなと。

 名駅でキオスクに寄れる時間を稼ぎながら、一本前に乗ることが出来、豊橋で多少余裕を持たせながら、乗り過ごしたら負けな行程で移動していました。

 東海道線 特別快速 豊橋行き 5122F
  名古屋 18:00 - 豊橋 18:58
 東海道線 浜松行き 1920M
  豊橋 19:11 - 浜松 19:46
 東海道線 静岡行き 860M
  浜松 19:54 - 静岡 21:06
 東海道線 熱海行き 1466M
  静岡 21:14 - 熱海 22:29
 東海道線 品川行き 730M
  熱海 22:35 - 茅ヶ崎 23:22
 相模線 橋本行き 2361F
  茅ヶ崎 23:48 - (最寄り)

 豊橋で乗り換えに余裕があるのは、後々体が楽になる(座れる)ポイント。名古屋駅発18:15の列車から乗り換えてくるお客さんが結構多かったので、18時の便に乗れたのは本当に良かったです。

 18きっぷ期間でも日曜夜なので浜松以降は比較的緩やか。混雑していたのも途中でライブがあった影響もあってか、御厨でお客さんがどっと乗ってきて、掛川で新幹線にというパターンがあったぐらいでしょうか。

 とりあえず、ドルフィンズアリーナからでも終電に間に合うのがわかったので、来シーズンの近畿圏から愛知県に流れるパターンのときのチョイス幅が広げられそうです。

■man of the match(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのmonは齋藤拓実選手で。

 最初に見たのは特別指定選手時代のアルバルク東京か、期限付き移籍となった滋賀レイクスターズでのどちらかという形だと思うんですが、今回しっかりと見ていて、そのスピード感にはちょっとグッと来ていました。

 基本、推しと言い切れる選手がおらず、試合観戦をしながら気になった選手を厚く撮っていったり、Twitterなどで推しへの愛をつぶやいているみなさんに感化されて厚く撮ったりというのがほとんどなんですけども、齋藤選手は前者。

 ドライブで切り込んでいく姿、おしゃれパスを繰り出す姿など、撮ってて華があるなぁと思いながら残していたんですけども、年齢的にまだまだこれからでしょうし、今後どんなプレイヤーになるのかなぁと、齋藤選手を撮りながら色々と想像していました。

■man of the match(信州ブレイブウォリアーズ)

 信州ブレイブウォリアーズのmonは熊谷航選手。

 熊谷航選手はプロキャリアをスタートさせたシーホース三河さん……タツヲさんとシーホースくんのチーム時代、特別指定選手として活動を始めた頃から撮り始めていて、今シーズンからは信州ブレイブウォリアーズでという形。

 シーホース三河時代にチームメイトだった岡田侑大選手とは再びチームメイトだったりするので、タツヲさん特急しなのに乗って遠足したらいいのにとかそんなことを名古屋市内のアリーナで思っていました。

 なんとなく色々なチームを見ていて、あとは過去の観戦記なんかも参照にしていただきたいんですが、ポイントガードから起点に撮っていくのが流れとしてあるので、カチッと脳にハマるといいましょうか、ぐっとくる選手的にはポイントガードの選手が多いんですけども、熊谷選手は久しぶりに撮れるというのもあって、重点的に撮っていました。

 熊谷選手もプレー速度が早いは早いんですけど、それにプラスして上手いなぁってちょっと唸るような動きにグッと来るんですよね。

 その辺の動きをどう撮るかってのを考えながらやっていたんですけど、ラッキーヒット的に残せるシーンは有りましたけど、狙って撮れていなかったので、このあたりはもっともっと精進していかなきゃねって思いました。

■Cheer of the Match

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのチアさんはダイヤモンドルージュのみなさん。私がBリーグという深淵に触れたきっかけは元チアドラでダイヤモンドルージュを長く務められたなつ(鈴木なつ美さん)だったってのもあって、はじめの一歩はダイヤモンドルージュの皆さんだったりします。

 今回のCOMはMINAさんで。

 このあたり、基本オンマスクでアクトを見せていたみなさんなので、間違っているかも知れませんけど、そのときはそっと教えてくださったら嬉しいです。

 様々な皆さんの写真がよく流れてくるチームさんだと、あのチアさん撮ってみたいこのチアさん見てみたいってのが出てくるんですけども、(タイムライン的に)そこまで流れてこないパターンですと、ほぼほぼその場の雰囲気とフォーメーション次第で。

 ちょうどお近くで応援練習を盛り上げてらっしゃったのがMINAさんだったんですけど、最初に残った印象のままに撮っていて、アクト自体の動きも素敵だなぁと。

 フォーメーションその他で残せるメンバーは決まってきてしまうんですけども、みなさんの姿をなるたけ残して、そのなかで自分の好きをもっと突き詰めていけたらなぁっって思いました。

■Character of the Match

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのマスコットは昔アオイルカ、今シロイルカのディーディーさんであります。

 私がJBL時代に初めてバスケの試合を見たのもBリーグが楽しいと思った初めてのシーンにも実はこのシロイルカさんがいたんですよね。野球場もひっくるめると、Bリーグマスコットに初めて出会ったのは千葉ジェッツのジャンボくんなんですけど、開場でという括りになると、ディーディーさんが初めてのキャラ、なんですよね。

 ディーディーさんを入り口にBリーグマスコットたちの色々を見てきて、攻める子攻めたいけど攻めれていない子等、環境その他で千差万別なんだろうなぁというのを感じるんですけども、ディーディーさんなんかはそのタイミングが少なすぎてもったいなく感じる子かなと。

 オープニングでは登場シーンがあるものの、その他は場内告知シーンでの登場と観戦マナー啓蒙が主で、存在感的には正直薄く。登場シーン的に作れないわけじゃあなさそうなんですけど、印象に残るかというと、好きものには残るかも知れませんけど、普通の皆さんへの訴求効果ってのが弱いような気がしました。

 もう一方のと括っていいのか若干不安ですけども、18-19シーズンから登場した応援団長、レッドルさんはアクロバットで魅せるシーンがあり、パッと見の印象は残るなと。

 ただ、そのアクトでの限られたアクロバットシーン以外の登場がほぼ無く、場内での啓蒙活動が主だったのはもったいなく。

 プレゼントタイム的にアスリート向けういろうの配布があったり、お客さんとの接点がゼロではないようなんですけども、色々なストーリーがわからないので、キャラクターが掴みづらいのはちょっと厳しいなぁと。

 ただ、アクロバットのエグさは間違いなく。同じく動ける系謎スタンスといいましょうか、アルファマン(越谷アルファーズ)と比較してしまうんですけど、アルファマンはダンサー系、レッドルさんは軽業師系な印象。

 お互い、活かせばもっと光ると思うんですけど、なんとなくもったいないおばけがそこにいるような気がしてなりません。

■フックに引っかかった演出曲

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのアリーナ使用楽曲ですけど、生DJタイム以外のシーン以外は基本AK-69さんの楽曲が中心で。

 21-22シーズンはより密接に……という予定があったようですけども、ちょっと確認して、2021年夏にヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」関連の諸問題もあり新曲なし、生ライブ招聘取りやめ等々という流れに。そんな中で印象に残ったのはチームテーマ曲、でしょうか。

THE RED MAGIC BEYOND/AK-69

 一時期、プロ野球選手の中で出囃子に使われることの多かったAK-69さん。ドラゴンズの選手が多くって言う流れだった記憶がぼんやりあるんですけど、中部圏で活躍されているアーティストさんなので、そういった流れもあるのかしらと。

 他のアリーナの演出と比較すると、統一されたイメージはより強く。アーティストさんが楽曲プロデュースしていると言うと、川崎ブレイブサンダースさんなどもそう(川崎はスチャダラパーさんが担当)なんですけども、川崎さんより色は強めでしょうか。

■行き来の飲食

 ・めしや宮本むなし 地下鉄大須観音駅前

 素泊まりでの宿泊だったので、早めに空いていると表示にあったこちらのお店に。金山に寄り道をしてから移動する必要があったので、市内の移動はドニチエコきっぷでという頭でいたんですけど、大須観音到着後、すぐにあるお店を見るとオープンしている気配がなく……。

 元々24時間営業だったのが、昨今の情勢で10時オープンに変更していたと言うお話で、それもあって大須観音周辺や大須商店街周辺の散策ができたという塩梅だったので、結果オーライでした。

 時間的にお昼ごはんを食べる時間がないと踏んでいたので、10時過ぎのご飯はしっかりと重く旨辛牛焼肉定食で。

 絵面通りのご飯が進む感じのお味で、定食のおかわりご飯し放題のありがたみを噛み締めながら頂いておりました。

 宮本むなしさんの味、結構好きなので関東にも進出してくれないかなと思うんですけど、西に行った時のチョイスで全国展開していないところに行く楽しみもあるので、このあたりは野球やバスケと同じく「来なければ行く」ノリのほうがいいのかも知れません。

■締めとして

 ものすっごく包み隠さずに書きますと、数年前に今の演出の流れが始まった初期に代打で入ったMC氏があまりに酷く、ストレスしかたまらなかった時の印象が強くて、そこまでひどくなくてもあの流れで行くなら、積極的にチョイスしなくてもいいよねっていうのがあって、しばらくお邪魔していませんでした。

 このあたりはただのお客さんで、身銭を切るんだったら楽しい方に使うほうがいいですしねっていうシビアなところだったんですけども、お金払って見てからじゃないと色々と書けないしなぁってのと、ポストシーズンの結果次第では楽しいと思うところと同じ土俵にあがってダービー化していくのでそろそろ見ておこうと。

 それプラスといいましょうか、ある意味でそっちが後付でこっちがメインだったような気もしますけど、今シーズンのダイヤモンドルージュに昨年までアースフレンズ東京ZのZgirlsとして活動されていたRisaちゃんが加入してというお話を伺っていたので、「今」を残したいなという形で日程を入れていました。

 ただ、残念ではありますけど、この日はRisaちゃんの稼働がなかったようで、それはそれとして切り替えながら、名古屋さんの見せ方とか演出を見ていました。

 ザザーッと見ていた感想としては、その数年前の悪印象はほぼ抜けてという感じ。ある意味でスタンダードなと言うか、突拍子なことはしてないけれど、目立つこともあまりないといいましょうか、ものすごくいい意味で安定しているかなと。DJタイムのチョイスとか、客層に合わせているであろう分かりやすい選曲でものすごく好感持てましたし。

 諸々見ていて気になったところといえば、演者が所定の位置にはいるけれぼ、コート上で何もない時間があるという、個人的にもったいないおばけが出る時間って思ってますけども、そのあたりの時間がなんかねと。

 このあたりは名古屋ダイヤモンドドルフィンズさんの演出に限らずですけども、衣装チェンジとかどうしても出られない時間帯があるのは理解しつつ、だったらキャラクターたちが中央に出てもいいんじゃないかしらって思うんですよね。

 そういう登場の積み重ねが人気や認知につながってグッズの売上などにも影響されるんじゃなかろうかしらと素人考えで思うんですけど、どうなんでしょう。

 あとは印象にと言うか、色なんだろうなぁって思ったのは現在のMCさんやサブMCさんなんかが担当している前説的なトークタイムや場内イベント情報紹介など、でしょうか。

 なんかやってるんだろうなぁってのはわかったものの、どこに向けての発信になっているのかといいましょうか、ものすごく内輪感を感じるといいましょうか、来場のお客さん置いてけぼりになってないすかねって言う感じで。

 いろいろなアリーナで見せてもらっていて、MCさんのお客さんを巻き込む力って重要だなぁって感じるんですけど、どことなく観客不在感をと言うか、向こう側だけできゃっきゃされましても……というのが、開始前などに感じた印象でした。

 ダイヤモンドルージュさんのアクトも二年前の印象とは変わって、だいぶブラッシュアップしているんだろうなぁと。

 上にもある通り、なんで出ないんだろうねぇってタイミングは有りましたけども、過去の観戦で感じた「曲に縛りがあるのはわかるけど、フェードアウトでアクトが締めくられるふんわり感」がなくなっていて、アクトの終いがパンと決まって見えていまして。

 諸々、二年も過ぎていれば、良い方に色々と変わっていくんだろなぁってのを肌身に感じたので、新規開拓とともに初めてお邪魔してから時間が経過してしまっているアリーナも現在の風景を見に行かないと、なんてことを皆さんのアクトを見ながら思いました。

 DDとレッドルさんはキャラクターの項目で書いたのがすべて、かなぁと。

 色々書くには登場シーンが少なすぎて、もっと使ってあげたらいいのにってのがマスコットから目線で見た印象で。

 ただ、2年前には関わっていたのかもしれないんですが、前には社名が出ていなかった中部圏のキャラクター関連では欠かすことの出来ない会社さん(ZAT Internationalさん)の名前がポンとパートナー企業紹介で出ていたので、今後に期待なんじゃないかしらと……と、今後のポストシーズン次第で名古屋ダービーとかになったらちょっと面白いことになりそうですよね。

 さて、試合自体のお話も。名古屋ダイヤモンドドルフィンズさんの試合はビジターを含めても久々に見ることとなったですけども、こちらはいい意味で過去のキオクと変わらぬそつのなさといいましょうか。

 チームメンバーとか結構変わっていますし、HCなんかも変わっているんですけど、名古屋ダイヤモンドドルフィンズさんの試合のイメージは初めて見た頃から変わらないなぁと。

 信州さんもある程度は優位に進めていましたし、最終4Qでひっくり返されましたけど、若手とベテランが融合していい塩梅に攻めていたんですよね。

 名古屋さんの粘りに屈してしまった感じではあるんですけども、来シーズンとかも楽しみだろうねぇとと。そこにプラスして、ではありますが、西山達哉選手のプレーを残せたのはやっぱり嬉しくて。

 ダイヤモンドルージュのRisaちゃんもですけども、最初の頃に「楽しい」と思ったシーンで活躍していたみなさんの「今」を残せていたり、「今」を見られるのはただただ幸せ。

 西山達哉選手はアースフレンズ東京Zで活躍していた姿がバスケ楽しいの最初の一歩の頃にあったので、どこに行っても気にしてしまいますし、撮っていきたいなって思うんですよね。

 特定の推しや推しチームはないのがスタンスですけど、最初の一歩のチームやよく行くチームの皆さんのその後と今はやっぱり気になってしまう私でした。

******

 Next Game
 第25節 GAME1,2
 FE名古屋 vs アースフレンズ東京Z
 名古屋市枇杷島スポーツセンター

 さて、3月最終も名古屋市内にお邪魔していたんですけども、初めてのシチュエーションになったFEgirls OGデーと開場後中止のお話を(記憶をたどりながら)書いていきたいと思います。

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

サポートをご検討いただければ幸いです。いただいたサポートはカメラのメンテナンス代などに充てさせていただきますとか書いてますが、実際には設定しよう的に書いてありましたの設定しました程度です。