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籠・諸国漫遊記21-22(16)(2021/12/4)

 12月の激しい行程、移動と観戦が始まっている昨今なんですが、まだ新幹線利用の最初の週なのに関わらず、結構疲労が出てくるなぁと、自身の加齢を感じずにはいられないんですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 理由は久々にしっかりと飲んだとか、思い当たるフシは色々とある(笑)んですけど、ダブルヘッダーを2日、みっちりと撮るもの撮ってってやるのは予想以上に疲労がたまるんだなぁと。

 とりあえず、今週末から本格的な行程が始まるんですけど、観戦は一試合なのできっと体力は持つと思うんですけど……ねぇ。

■試合情報

 Wリーグ 第7週 GAME1
 新潟アルビレックスBBラビッツ 55-101 トヨタ自動車 アンテロープス
 ※詳細スコア(新潟アルビレックスBBラビッツ)

 第9節 GAME1
 新潟アルビレックスBB 62-79 秋田ノーザンハピネッツ
 シティホールプラザ アオーレ長岡
 ※詳細スコア(新潟アルビレックスBB)

■移動手段

 長岡までは上越新幹線で。今回はえきねっとトクだ値の割引率は35%だったんですけども、とりあえずはお値打ちに移動できるのはありがたいです。

 とき309号 新潟行き
 東京 8:52 - 長岡10:46

 後々でダイヤ確認したら、昨シーズンにお邪魔したときはE4系で運行されていた各駅停車の新潟行き。今回はWリーグの開場時間がよくわからなくて、試合開始2時間前ぐらいまでに到着すればいいかなとチョイスしたんですが、SuperExpressでも長岡まで各駅に停車していくので、そういう旅的には正解なのかなと。

 とりあえず、上毛高原で続行のとき311号、東京を出ると大宮しか止まらない唯一無二、最速達のとき号なんですけど、それにぶち抜かれるので上越新幹線ではあまりない抜かされる体験を出来るのがとき309号のようです。

■man of the match(新潟アルビレックスBBラビッツ)

 新潟アルビレックスBBラビッツのmonは金沢みどり選手でしょうか。

 Wリーグ観戦がこの試合で2試合目という、超絶初心者な私なんですけども、どんなシチュエーションでもとりあえず撮って気になった選手を軸に置いて撮って行くという流れでやっていくこれまでのスタイルは変えずにやって、気になった選手が金沢選手だったと。

 バスケの選手を撮っているときに自分の中でスピード感と勢いをどう残すかってのを考えながらやっていて、劣勢の中でなんとか一点でもって言うような勢いを感じたんですよね。

■man of the match(トヨタ自動車アンテロープス)

  トヨタ自動車アンテロープスのmonは川井麻衣選手で。

 Wリーグ観戦は2019年10月末の名古屋市東スポーツセンター以来(三菱電機vsトヨタ自動車)。このときは名古屋市での開催ということで、両チームともにキャラクターもチアさんもいらっしゃった記憶があるんですけど、その試合で三菱電機コアラーズさんにいらっしゃった川井麻衣選手の動きは記憶に残りまして。

 戦前に両チームのメンバーを確認していて、トヨタ自動車アンテロープスに川井選手が移籍したことを知り、久々に撮れるのが楽しみだったんですけど、記憶と動きが合致して、ちょっとホッとしていました。

 Bリーグも前年撮った選手の記憶を呼び起こしてって流れが多いんですけども、Wリーグの選手も一回でも撮った記憶があると、ファインダー越しに思い出すパターンというのはあるんだなぁと、撮りながら感じていました。

■man of the match(新潟アルビレックスBB)

 新潟アルビレックスBB、この日のmonは納見悠仁選手。

 昨シーズンの陣容とはコーチ陣も変わった新潟アルビレックスBBさんですけども、これまでざっくりと撮っていた選手たちの動きが印象に残るというパターンもあるようで、納見選手は昨シーズンも新潟アルビレックスBBでしたけども、今回ようやっと腰を据えて撮っていたような気がします。

 撮影パターン的にPG、目の印象が強い選手を軸にすることが多いんですけども、この日は納見選手の目が印象に残りまして。あとはまだまだヤング(1997年生まれ)な納見選手がこれからどんな活躍を見せてくれるのか、撮っててちょっとワクワクしたんですよね。

 昨シーズンまでメインを張っていた選手が他のチームに移籍して、新しい芽が芽吹く姿を残せる、見ることが出来るというのはチームを本軸に見ている人の特権なんだろうなぁって思います。

■man of the match(秋田ノーザンハピネッツ)

 秋田ノーザンハピネッツ、この日のmonは長谷川暢選手。

 昨シーズンも秋田ノーザンハピネッツの試合を見ているんですけども、そのときはあまり印象に残らなかった長谷川選手がこの日はものすごく印象に残りまして。

 ポイントカードを軸にと言うのはやっぱり変わらなかったんですけども、プレイシーンを撮っていて、そのスピードに見せられたというか、間隙を突いて新潟さんのガードを突破していく姿は単純に格好良かったです。

 あとは、チームの司令塔的に指示を的確に出してるシーンとかも結構グッと来ておりました。 

■Cheer of the Match

 新潟アルビレックスBBさんのチアさんは新潟アルビレックスグループの様々なチームの応援もされているアルビレックスチアリーダーズさん達。今シーズンからはバスケ用の衣装も登場して、競技別の色を見せてくれているような気がします。

 そんな中でのCOMはほんっと、名前を間違えていたら申し訳ないんですけども、増田唯花さんでしょうか。

 アルビレックスチアリーダーズさん達は公式サイトでフルネーム表示されているんですけども、どこの公式さんと同じく、自分の撮った絵と公式のプロフィール写真が違うので、色々と不安なんですよね。

 フォーメーション自体が固定なようなので、座った位置で撮れる撮れない出てくるんですけども、増田さんがちょうど正面の位置にって塩梅だったので多めに撮らせていただいたのもあって印象に残ったんですよね。

■Character of the Match

 新潟アルビレックスBBのマスコットは身体能力の高さがジワリジワリと知られてきている白鳥のアルードくんであります。

 この日はラビッツの試合の後半からアリーナに顔をだして、プレゼントボールの投げ入れを行っていたんですけども、そのときのボール投げ入れの勢いが良すぎて、相変わらずの身体能力だとちょっと笑っていました。

 男子の試合ではアップの参加もあったんですけど、オープニングの登場が若干ズレていて、全選手登場のシーンで一番最後に駆け抜けてくるというパターンで、3月にお邪魔した時と全く違う流れに撮り手として慌てていました。

 その後の動きは合間合間でお客さんとふれ合っていたり、コートに出て踊ったりというパターンだったんですけど、すっかり両チームのブースターさんに認知されている姿がなんか嬉しかったです。

■フックに引っかかった演出曲

 昨シーズンと比較して、タイムアウト時に登場するアルビレックスチアリーダーズさん達の楽曲が増えていたような印象を受けたんですけども、そんな中で一番フックに引っかかったのはこの曲でした。

Cotton Eye Joe/Rednex

 現地でアプリを使った確認ですとThe Retro Mastermixers名義になっていましたけども、基本はRednex版でいいかなと。

 アリーナで聞くのは新潟アルビレックスBBさんの演出が初めてではありましたけど、この楽曲ってNPB方面で言うとDeNAさんが参入する前の横浜ベイスターズ、dianaさんが使っていたり、埼玉西武ライオンズさんのスタジアム演出の勢いが再び出始めた頃に使っていたりとNPBな印象がとても強い楽曲で。

 その楽曲をアオーレ長岡で聴くって言うシチュエーションがなんか楽しかったです。

■行き来の飲食

・ナカマドに出店しているフードメニュー

 朝は行きの新幹線乗車前に購入したパンとせっかくの旅なのでってんで、朝から飲んでたハードドリンクで。長岡到着後、荷物を預けてそのままWリーグの試合に入っていったんで、何も食べれてなかったんですよね。

 Wリーグの試合終了からBリーグの一般開場まで約一時間。新潟慣れしていない状態で、冷えにやられかけていたので塩もつ煮をいただこうと。ここにおビールとおにぎりを追加(同じ敷地内にセブンイレブンがあります)していましたけども、なによりも温かい汁で生き返りました。

 塩もつ煮って一回二回程度、基本は味噌でってパターンが多いんですけど、塩もあり、なんですね。

・カレーショップもか

 試合終了後、知り合いと久々に呑みを……というお話だったものの、先方の諸事情で22時頃開始に変更。ならば夕飯は別で食べないとと、15時-16時の待機中に探して、「土地の名物よりも名物店」センサーが働いたこちらのお店。

 アオーレ長岡から徒歩5分ぐらい、大手通のアーケード沿いにあるこちらのお店なんですけども、大人数であればワイワイと物量で攻めてくるおばけパフェをいただくことが可能とのこと。

 おひとりさまなので、おばけパフェはいただけなかったんですけど、メニューを見てて、ダブルにトリプルとなにやら勢いのある文字が。メニュー写真から想像して、呑みが控えていなければトリプルに行ってもと思ったんですが、おとなしくダブルをチョイスしていました。 

 お願いしたのは焼き飯とコロッケカレーのダブル(¥850)。

 分かっていても、眼前に二皿くると言うのは結構衝撃的で刺激的でした。

 焼き飯は洋風と言うか、ピラフ感のある焼き飯に堅焼きのオムがという品で、ソーセージの塩っ気がいい塩梅。続行で来たコロッケカレーのルーをちょっとつけつつというのもいい塩梅でした。

 カレーはとろっとろのカレー、形が残っている具材はひき肉って塩梅でしたけども、コロッケはいわゆるお肉屋さんのコロッケの風味があって、このマッチングもステキでした。

 更に食後の飲み物のバーゲンプライスっぷり(最大で90円。私は+60円でウインナーコーヒーにしてもらいました)とか、店内のフィギュアなどの展示物やマスターの気遣いっぷり等々、また足を運びたい、癖になるお店を見つけた、そんな気分といいましょうか。

 Wとの共催だとちょっとタイミングとれないかもですけど、単独開催のときはお昼にしっかりと頂きたいですし、次回はトリプルを狙っていきたいところです。

■締めとして

 まずは3年振りとなったWリーグ観戦の印象、なんですけども、アップから試合等々を見ていて、素直に楽しかったです。

 試合展開的には差がちょっとついたGAME1でしたけどプレー自体の格好良さとかアップの時に魅せる皆さんの笑顔とか、激しさの中にも楽しさがあったり、格好いいと共にかわいいや綺麗が同居しているWリーグの試合ってのをじっくり見て撮っていくのは楽しいぞって思いました。

 ただ、どちらかというと競技のみという形なので、スポーツ興行という面で見ると、ちょっと物足りないかなと言うのが正直な感想というか、Bリーグの魅せ方に慣れていて、タイムアウトやハーフタイムの時に魅せるコンテンツがないのはちょっと寂しく感じてしまいました。

 この「なにもない」ってのがスタンダードなのかどうか測りかねている部分があって、三年前の最初、三菱電機コアラーズさんとトヨタ自動車アンテロープス戦の時には両チーム共にチアさんの登場や盛り上げ、キャラクターの登場があったので、もう数試合は色々な場所で魅せ方を感じて、状況を確かめたいなと。

 実際、最初の2019年10月末の名古屋東体育館での試合はバスケの世界は楽しいんだよってのをある意味で教えてくれたきっかけ元ダイヤモンドルージュのなつ(元チアドラでもあります(笑))がOGチアさんとしていらっしゃったんで行ってみましょうかってなったのもありましたし。

 行った現地でトヨタ自動車のマスコット、アンテノーワさんの攻めに笑わされたり(空席だった隣に座って、ドヤ顔で去っていかれました(笑))でしたし、やれば出来そうな気がするんですよね。

 男子の試合の方は昨シーズン、3月にお邪魔した時との印象の違いを確認して、その正常進化が楽しくなっていたという形。

 チアさんの項目でも少し書きましたけど、衣装がバスケ用のモノの、さらに2パターン用意されていたり、タイムアウト時の登場もしっかりとダンスを魅せるというセクションもあったり、昨シーズン見たときに感じた他のチームとの差というのはしっかりと埋まっているのかなって印象を受けました。

 今節はキッズチアさんの発表もあったりしたので、ノーマル仕様とはまたちょっと違うのかも知れませんし、細かいところで言えば、登場時の曲の締めから応援を盛り上げて行く感じで、カットアウトでのキメではなく流れるような形であれば、もうちょっと煽る動きにバリエーションが欲しいかも……とか思いましたけど、そういうのを抜きにして、なんといいましょうか、よく知るバスケットの試合で見る流れにアジャストされてらっしゃるんだなぁって思いました。

 アルードくんはこの日の印象も真面目。アルビレックスチアリーダーズさん達と一緒に踊っているシーン……実際に合わせて楽曲を組んでいるって感じではなく、ノリと勢いで併せている感じもしましたけど、リーグでも屈指の運動能力を生かして違和感なく踊っていたのがGAME1では記憶に残ります。

 今すぐにってのは難しいかも知れませんけど、OTOとかクオーター間とか、ある程度の時間がしっかりと予定できるところでアルビレックスチアリーダーズさん達としっかりと魅せるようなアクトに挑んでも楽しいだろうなぁと。むしろ、共にダンスでも魅せるって言うのにアルードくんには挑んで欲しいなぁと思いました。

 試合自体は秋田さんのディフェンスに阻まれた新潟さんが思うように攻められずというような感じで。

 ロスコ・アレン選手が孤軍奮闘している感じだったので、もう一枚二枚攻撃の手があったらなぁと思ったり、新体制でのスタートになって、中々チームが固まり切れていないのかなぁってのもなんとなく。

 一方秋田は千葉から復帰の田口選手と日本代表から帰ってきた古川選手を中心にプレーもベンチも勢いに乗っているような雰囲気で。

 この日は丁度真ん中ぐらいで見ていたので、どっちの声も比較的聞こえる位置だったんですけど、勢いは秋田さんのが上だったのかなと。

 お客さんのクラップなどの「応援」はホームアドバンテージがあって、新潟さんの方がもちろん大きかったんですけど、声としての「声援」はベンチにいる選手だけの現状。そういった部分の後押しもプレーにしっかりと影響出るのかもなぁ、なんて思う私でした。

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 Wリーグ 第7週 GAME2
 新潟アルビレックスBBラビッツ - トヨタ自動車 アンテロープス

 第9節 GAME2
 新潟アルビレックスBB - 秋田ノーザンハピネッツ
 シティホールプラザ アオーレ長岡

 ゆっくりとした朝から前日通りのスケジュール。この日もじっくりと2試合見てきた中で残したシーン、印象に残ったシーンを見ていただきたいと思います。

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