皆さんこんにちは、ラグマスター（ラグハウスの親方）のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます！！

今回は、〈ジェンダーレス、タイムレス、エイジレスな服〉をテーマに、キッズから大人サイズまで展開しているブランドARCH＆LINE | アーチ＆ラインの代表でデザイナーの小池直人さんとデザイナーで生産管理の長尾麻友子さんが、ラグハウスを見学しに来たお話です！見出し画像はARCH＆LINEさんのオンラインショップからお借りしました。

フェイスブックのコミュニティ「ごみの学校」の寺井さんにご紹介いただき、小池さんからご連絡いただいたのが６月２３日でした。イベントで子供達に洋服のリサイクルを伝えるワークショップを開催するとの事で、工場見学がしたいとのお申し出でした。

私の方としても、古着のリサイクルに付いて発信するためにSNSを始めたのですから、喜んでお引き受けする事にして、その日は６月２８日水曜日となりました。

当日は最高気温が熊谷で３３.９度、最高湿度９０％を超える蒸し暑い日でした。古着倉庫内では軽く３５度を超えていたと思います。そんな中で簡単な古着リサイクルの流れをご紹介し、そのまま古着倉庫内で古着を実際に手に取り質疑応答する事１時間以上。

お二人は汗だくになりながら、ウエスや反毛原料、輸出向けの古着の事などをご質問され、私の返答に一つ一つ頷きながら、「今までは洋服を作る側にいて古着のリサイクルの現実を何一つ知らず恥ずかしい限りです」と猛省されておりました。

その後、弊社取引先である輸出商社の倉庫もご覧頂いてからお帰り頂きました。そして、次のようなお礼のメールを頂きました。

ラグハウス見学の案内を終えて、私が思った事！

今だから言えるアーチ＆ラインのお二人には失礼な話なのですが、最初に思ったのは通り一辺倒の簡単なやり取りで終了して、古着リサイクルの現場を見に来た意識高い系のデザイナーですぐらいの方達で、実績作りの為のなんじゃないかなと思っていたのですが😅、お二人に合って話をしてみて自分の誤認識を大反省！この場を借りてお詫びいたします。

お二人とも真剣で、どのような製品がリサイクルされやすいのか、環境に負荷を掛けない物創りとはどういう事なのか、一生懸命試行錯誤されている姿がとても印象的で感動いたしました。そして今後は、お二人の活動をサポートさせて頂きたいと思いました。

アーチ＆ラインのSUSTAINABLE FASHION（サステイナブルファッション）への取り組み

アーチ＆ラインさんでは、オーガニックコットンやリサイクル素材など環境に配慮した素材を積極的に取り入れ、環境負荷の少ない素材を使用することで、子供たちにより良い地球を残したいと考えているそうです。

さらに、このかけがえのない美しい地球を、子供達やすべての生き物達へどうすれば残せるのかを、企業やブランドとして、1人の大人として未来のために出来ることは何かと常に考えていらっしゃいます。

そして1人でも多くの方々とこの環境問題を共有し、行動していく事が大事だと感じ、"私たちの地球。《WE》"をテーマにしたARCH環境サークルの運営もされています。

ラグハウスとは

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋（ぼろや）です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の３種類の用途に選別してリサイクルしています。①ウエスの原料（工業用の雑巾）②反毛の原料（フェルトの原料）③中古衣料（国内国外向け古着）

このブログをお読み頂く上での注意点

私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス（Rag House）あるいはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ（こみぼろ）と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。

また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。

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▼古着とSDGsのホームページはこちらから

▼Rag House TVのYouTube動画はこちらから！

★フェイスブックで【古着とSDGｓ】と言う、古着のリサイクルを考えるコミュニティーを運営しています。古着やSDGｓに興味のある方は、是非ご参加ください。また、ご意見ご質問等御座いましたら、コメント欄よりお寄せ下さい。

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