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国産第一号🎌のCANTONジーンズ👖を君は知っているか?ラグハウスの仕事はレスキューだ、CANTON1963モデルのGジャンをレスキューした✨

東京オリンピック開催前年の1963年のこと。「CANTON(キャントン)」というブランド名で日本初の国産ジーンズが発売された。

このジーンズは、大石貿易という会社が、1899年創業のデニムミル、CANTON COTTON MILLSという、米国ジョージア州アトランタの北にある小さな町で創業したデニムメーカーから、デニム生地を輸入して製造したものだ。

当時として珍しい本場米国製の生地をはじめ、TALONファスナーやSCOVILLリベットまでも輸入し、縫製もUNION SPECIAL社のミシンで縫い上げた、日本初のジーンズブランドだ。

残念な事に、1968年にキャントン・テキスタイル・ミルズ社とのブランド商標権の問題により、CANTONブランドの継続を断念し、その後はBIG STONE(大石)ブランドに改名。

そのBIG STONEも1975年のオイルショックの影響を受け1980年代を前に倒産した。

そして今回レスキューしたのは、そのCANTONのGジャンだ。

CANTON1963モデル


布タグ一枚だけだ、40のスタンプが有る


薄く残ったCANTONのスタンプ
これと同じスタンプが押されていたはずだ
出典、テキサス三つ葉固め


シルバーメタルボタン

生地のザラつきやネップの感じがビンテージだ


釦裏のリベット


60年前のビンテージ品としては、サイズも大きく極上の美品だ

国産ジーンズの詳しい歴史は、下記サイトのコラム「国産ジーンズ誕生記」をご覧ください。


こちらはおまけ画像、キャントンの生地裏にはソルティードッグタイプのスタンプも有る

ラグハウスの大事な任務の一つは、廃棄された古着の山の中から貴重なアイテムをレスキュー(救出)してあげる事だ。この任務、言葉で表すのは簡単だが、実際は大海原の中から漂流者一人を発見するような大変なタスク!

回収されて積み上げられた古着

上の画像は、不要になって古着のリサイクルに出された衣類の山です。以前の所有者にとっては要らなくなった只の古着なんですが、コレクターやマニアックな人にとっては垂涎物のレアアイテムなども紛れ込んでいる訳です。

そんなビンテージ品やレアアイテムを、古着の大海原からレスキュー(救出)してあげる事も、ラグハウスの大事な仕事の一つなのです。

ラグハウスとは

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)

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