今の私は、明日には死んでいるのだ。 それくらいは知っている

仕事に行く前は眠いのに、仕事から帰ってくると元気だ。そしてビールが美味い。

とりあえず2本目のビールを冷蔵庫に入れて風呂で湯を浴びてこよう。

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お風呂に入ってきました。そして2本目のビールを飲んでいる。

村上春樹の初期の小説に登場する人物たちと同じくらいビールを飲んでいる気がする。

そういえば、村上春樹の新刊が出ているようだが、まだ読めていない。一応、村上春樹の作品は全て読んでいる。

だから、少し落ち着かない。

と、同時に、まだ読んでいない、読むべき作品が、この世に存在している事実が、生活の持続を促している、ことは良いことに感じている。

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まあ、いい。

とりあえず今日も生き抜いた。

それだけで良いじゃないか。

と、眠る前には思える。

だが、明日の朝、私は真逆の思考をしていると思う。

今の私は、明日には死んでいるのだ。

それくらいは知っている。

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