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10年ぶりくらいにギターを買った。

中学生の時にもらったメーカー不明のストラト
高校生の時に先輩から安く譲ってもらったメーカー不明のテレキャス
大学生で初めて自分で買ったフェンダージャパンのジャズマスター
社会人になって買ったエピフォンのセミアコとジャンク屋で買ったアコギ
高校生で友達とコピーバンド組んだりして、それからも細々とバンドやってみたりしつつDTMにもハマったりしてなんやかんやでギターはやってきたんだけど、なんせほぼ自己流で難しい事はほぼスルーしてきてるので、せいぜい単純なメジャー/マイナーのコードくらいはなんとか弾けるくらい。ギターも全部手放してしまっていて、ここ10年くらいはもうギターから完全に離れていてブランクがある状態でした。

それが最近久しぶりにギターほしいってなりましてて。きっかけとしてはハッキリしていて、この方。

メラニーフェイさん。
Youtubeでたまたま見つけたんだけど、この人のギターを聞いてめちゃくちゃ痺れました。
ネオソウルなんて呼ばれてるジャンルらしいんだけど、最初に聞いた時は思わずハッとなって。いわゆるソウルとかR&B、ブルース系のよくあるギター演奏となにか違う。なにが違うかわからんが、惹きつけられて耳が離せない!と延々とループしてしまったんですね。
メライーフェイもそうだけどこの辺のネオソウル系って呼ばれてる人達って演奏スタイルだけじゃなく、活動もSNSとかで自宅で弾いてるの上げて口コミ的に広がっていったりとか、そういう今っぽさがすごくあって。
なんかバンドとか楽しいけど、一人で弾くギターも楽しそうだなって単純に思ったんですね。

でまあ久しぶりにギター欲しくなって。ジャズマスター気に入ってたからまたジャズマスターでも良かったんだけど、今まで避けてきたストラトを今こそ手に入れる時ではと思いストラトにすることに。
理由としてはふたつくらいあって、

  • 今まで生きてきてストラトは避けていたが、王道というものを知りたくなった

  • ここにきて自分はストラトのクリーントーンの音が好きだという事に気づいた

ストラトと並んでレスポールも同じくらい人気あると思うけど、どうも自分はストラトのシングルコイルのPUでフェンダーのアンプで鳴らしてるクリーントーン、これが好きって事にも改めて気付かされたんで、もう一択かなと。じゃあフェンダーでしょ。
そこから調べて分かったのは今のフェンダーって大きく分けて3タイプくらいあるみたいで、まずFenderUSA、FenderMex、FenderJapanという、生産地(工場)目線での違いがあるってこと。
FenderUSAは本家として、一番高級なラインナップを揃えています。メキシコは比較的お値段お手頃なものが多い。ジャパンはメキシコよりちょい高めで、独自のギターも出してるみたい。
ざっくりでいうと予算的にはUSAはだいたい15万~からがスタートで、ジャパンやメキシコのは10万~からあります。さらにフェンダーの兄弟会社みたいなスクワイヤってとこなら5万~のストラトもある。
とりあえず自分は10~15万くらいを目安にして色々検討しました。しかしなんせ久しぶりにギター買うので、ギター本体だけじゃなく他にも欲しいものが出てきます。アンプは買うのか買わないのか、ケースはどうするか(自宅以外で練習する機会もありそうだから)など色々考えた結果、ギター本体はできれば10万くらいまでに抑えたい。というわけで今回USAは諦めてジャパンかメキシコでいくことに。
で、結局FenderPlayerシリーズという、まあフェンダーの中では初心者向け的な位置づけのメイドインメキシコのストラトにすることにしました。
一番の決め手はこのPlayerシリーズの広告にメラニーフェイが出ていたこと。

これ見てもうむしろPlayerシリーズがいい!ってなりました。ミーハーだけど細かい音の善し悪しなんて自分には分からないし、入門機とはいえある程度しっかりは作られてるんじゃないかって予想で決定。
あとPlayerシリーズの色が好きっていうのも大きかった。フェンダーってやっぱり歴史もあるので、ビンテージっぽい見た目に寄せてるのが多いんですよね。それはそれでカッコいいんだけど、自分はPlayerシリーズのモダンな配色がすごくいいなと思って。

欲しいモデルが決定したのでさっそく楽器屋さんにいって実物を確認しに。PlayerシリーズのTidepoolっていう青系のがいいなと思ってたんだけど、初心者向け入門機ってのもあってかすぐに見つかりました。思ってた通り抑えたちょっと緑がかったくすんだような青。ただ塗装にラメ感もあるので実はちょっとキラキラしていてけっこうカッコいいんです。安っぽくも見えないし見た目はもう完全にこれがいいなと。
試奏させてもらったらこれがすごく弾きやすい。引っかかりとかもなさそうだし、出音もイメージ通りで、優等生っぽさがあります。なんていうか、たぶん大きな問題はないし、かといって突出した個性もない、みたいな感じ?しかし自分はそれをまさに求めていたので即決めしました。

というわけで今回買ったのはFenderPlayerシリーズのTidepool。
昔からUSAじゃなきゃ本物とは言えない、みたいなこと言う人もいるんだけど、自分は普通に弾ければそれでいいのでこれで十分。
家帰って眺めてるだけでニヤニヤしてしまう。
あと併せてちょっとした卓上アンプやケースもあれこれ悩んで購入したんだけど、それはまた別に書こうかと思います。

もし今からギター始めたくてフェンダーがいいなって思ってる人いたらPlayerシリーズおすすめですよ。Fenderじゃなくてもスクワイヤのギターなんかも評判はけっこう良いみたいだし、ぼっち・ざ・ぎたー楽しいです。


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