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本日のルームの前に・・・脳内整理中。。

シェアしてもらった資料。。

男性育休白書によると!

沖縄のパパはむちゃくちゃイクメン!

こんなのもみつけた。


しかし、実際に私の身近では、パパの育児不参加を嘆く声、めちゃくちゃ多い。

この矛盾はなぜ??ちょっとかんがえてみました。

○同じパパでも、20代〜30代前半の若いパパと、40代以上のパパとでは、育児参加に対する考え方や意識、背景にに差がありそう。

・アンケート回答層は、若いパパ中心である可能性あり?


・20〜30代パパ‥育児や家事に積極的。育児があるから、と仕事の飲み会はきっぱり断る勇気を持てている?育休取得にも前向きで柔軟かも?

・40代〜パパ‥職場では中間管理職。簡単に仕事に穴は開けられないし、いわゆる「飲みュニケーション」の意識も根付いている。仕事の人間関係を円滑に保ち、仕事での成果のためにも、家庭よりも外のお付き合いを重視しがち。(そこが妻の反感を買ってしまうのか?沖縄では特に、「人間関係」が重要。樋口先生の本にも度々でてくるやつ。)


○パパがイクメンであること(育児参画に積極的であること)と、夫婦間のパートナーシップに対する満足感に相関性がみられない。

→イクメンだから、必ずしも夫婦仲良く子育てしているとは限らず(笑)、
多少ギスギスしながら、子どもの成長は、夫婦ともに喜び合っている状況が見えたような。。
(子育てに対する幸福感は高めと出ている。沖縄は社会自体も、子どもには寛容なところがある。親戚皆でお祝いして喜んだりもする。)


○夫婦間の育児参加にまつわる不協和音→コミュニケーションの問題であったり、どうしてもすり合わせられない価値観のズレなど。

それらは「名もなき家事」という言語化・データ化されづらい場所にかなり鬱積している可能性がある。「家事・育児参加時間は長いのに、実際は、不満だらけでイライラしながら子育てしている」という夫婦が多いかもしれない。

○何が問題か?


・その不協和音が、当事者同士で笑いに昇華できる程度のものならいいのだが、モラハラやDVにまでおよぶとなると、さすがに大問題である。
実際に、夫婦間で子育てがうまくできずに、ママが疲労困憊・うつ状態になり、「養育状況に課題あり」で助産師訪問の対象となる産後まもないママがいたりするし、ママ同士の交流の場で堰を切ったように、「自分も実は主人とそのへんうまくやれてません、つらいです、子育てが楽しくない」という声が多数上がることもある。

・不協和音を吐き出せる場所が担保されてるか否かも重要。たとえば移住等で縁もゆかりもない土地での孤育ての状況とか。だれにも相談ができない、というのは、もっとも危険な気がする。


○皆さんと考えてみたいことや、今感じてること


・夫婦間のパーソナルな部分にどこまで第三者が介入できるのかは難しいところもあるが、そういったしんどさを「地域のつながり力」で、ふんわりやわらげることはできないものか、できるとしたら、それはどんなことか?

・「沖縄の父ちゃんは怠けている。」という中間結論にならないように、「こうしたら楽しそうじゃん?もっとよくなるかな?」といった前向きな議論をしたい。

・見方によっては、とりあえず育休とるし、育児や家事にも参加してる!パパは行動してる!データ上はそうなってる。問題は、その「中身」?なのかな?

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