モルカーDS8話のお話(ネタバレ有)

今回はハートフルなお話でしたね。

1)ドゥ―フ―とお姉さんは無事免許を取得でき、モルカーと
ドライバーとして一緒に暮らすことになった
2)試験には受からず、二人はパートナーとして一緒に暮らすことになった

8話を見た当初は「1」ならいいなぁと思ってたんですが、繰り返し見返せば見返すほど「2」ではないかと思いました。

これはモルカーに限らず生き物には適性が各々あると思うんですが、ドゥ―フ―さんは乗用車(敢えてこの表現)としての適性がなかったのかもしれない。

テディドライバーの激荒運転により可哀想に教習所内をむちゃくちゃに駆けずり回されてなんて可哀想……とも思ったのですが、実は「誰を乗せても」まともな運転ができなかった※可能性がもしかしたら、と思いました。

※ドゥ―フ―さんの紹介文の一部にあります「何度も不合格を繰り返す」とのことより、臆病な人がドゥ―フ―に乗車したらまともに動いてくれず、思い切りがいいのや破天荒なのが運転したらテディドライバーのようになるのかも。

そしてドゥ―フ―の運命の人(紫色の飼い主とでも呼びましょうか。お洋服がそうだったし)は、逆にどんなに優秀な乗用モルカーに乗っても※運転が破滅的になってしまうのかもしれない。

※彼女が乗っているモルカーはひーさん。紹介文曰く「走行が上手すぎて教習所にスカウトされた」経緯を持つ教習モルカーのリーダーだそうです。

そして運命の紫色の飼い主と出会ったドゥ―フ―は、DS1話で護送用に使われた足つきのケージみたいので運ばれて、新しい二人だけのお家に向かい幸せに暮らしました、ということだと思うんですが。

「試験に合格してたらケージ何ぞ使わず彼自身で(紫色の飼い主と)自ら走って帰路に着くのだろう」とフォロワーさんの指摘があり、ああそうかと思いました。

……適性。世の中には本当に「君にはいろんな才能がある!広い世界が君を待っている!さあ羽ばたけ!だけどこれだけはやめておけ!!!」
という感じで、「お前はこれだけは向いてない」というのが悲しいけどあるんだと思います(当然私にもそれはあります。ありすぎるほどに)

ましてや運転なんて人(&モルカー)の命に係わることですから。
頼むから公道にだけは出ないでいてくれ!と教官が泣きながらシートベルトを締めつつ、毎日祈るように教えている生徒さんなんかもおられるかもしれません。

ドゥ―フ―さんもその辺は恐らくよくわかっていて「いや自分人を乗せて走るなんてそんな!小さき命重い!小さき命重い!!」と思っての脱走(未遂)だったのかもしれませんね。

けれどもこの後、お迎えした後に二人でめげずに教習所に通って免許を取ったという未来もあるかもしれませんし、取らなくてもこの紫色の飼い主であれば生涯ドゥ―フ―を大切にしたと思いますし、二人が幸せなら自分はそれでOKです。

そういえば今回もテディドライバーと鬼教官が出てきましたね。
しかも実写で出てきましたね。テディドラ相変わらずかっこよかったですね。鬼教官もがっちりしてて軍人っぽくて個人的に好きです。
アニメの実写は批判も多いですが、これに関しては大歓喜でした。

畜生氏と鬼教官は百合。
今回はこれをもちまして、結びの言葉とさせていただきます。

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