見出し画像

大相撲初場所

私が愛してやまないものの一つに、大相撲があります。

今からちょうど5年前。産休に入ったばかりの頃でした。
夫が相撲が好きだったこともあり、夫が夕方早く帰ってきたときに一緒に見始めたのがきっかけです。

それまで相撲はもちろん知ってはいましたが、ちゃんと見たことは一度もなく、ほぼ初めてと言っていいほどでした。なので、細かなことは全くわからずに見ていたのですが、見始めたら夢中になっていました。
こんな相撲って面白かったのか!もっと前からちゃんと見ていればよかったと、悔やみました。
それから初場所が終わる頃には、はまってしまいました。その場所は、当時大関だった稀勢の里関が初優勝し、盛り上がった時期でもありました。
そのまま横綱へ昇進し、次の春場所に13日目に負った大怪我を押して、最後まで取り続け、涙の連覇を果たした場所でもありました。今思い出しても、すごい盛り上がりようでしたね。

それからは、大相撲が開かれる期間は、相撲を軸に毎日を過ごしていると言っても過言ではなく。しきたりや技、番付の仕組みなどが少しずつわかってきて、まだまだ勉強中ですが、本当に場所の間は楽しませて頂いています。そして終わると腑抜けになります・・・。

最初に好きになったのが、今は引退されましたが『嘉風』関です。
仕切りが美しい。いつでも先に手をついているお姿が、本当に美しい。スピードもあり、かと思えば完全に頭脳戦のときもある。本当に見惚れる一番ばかりで、魅力的でした。その心情も美しく、勝っても負けてもいい一番を。本当にかっこいいお相撲さんでした。

そして今一番応援しているのが、『貴景勝』関です。
5年前に相撲を見始めた頃、夫が、気になるお相撲さんと教えてくれて、気にしてみていました。その頃は、ちょうど幕内に上がったばかり。決して大きいとは言えない体で、押し一本で駆け上がっていく姿に魅了されました。インタビューでも決して笑顔をみせず。その姿にも目を奪われました。部屋のことや、いろんなことはたくさんあったでしょうが、ただ黙々と相撲を取る。まだ若いのに。私はこの頃、何をしていただろうか・・・。頭が下がる思いです。
【勝って奢らず、負けて腐らず】
いつも貴景勝関が口にしている言葉です。なかなか出来ることではありません。すごいです。本当に芯が強く、ぶれない。そんな姿にいつも心を奪われています。
大関になってからは確かに怪我が多くなり、苦しい場所が続いていますが、毎場所応援せずにはいられません。以前、大関になったばかりの頃、横綱になるのはここ2~3年の勝負だと思っている。きっとご自身でもいろいろと思っていることでしょう。どうか悲願を達成して頂きたいと願うばかりです。一日一番、悔いのない相撲を取って頂きたいです。

まだまだ応援しているお相撲さんはたくさんいます。
どの力士の皆様にも思うことですが、どうか15日間怪我なく、いい一番を取って頂きたいです。毎場所、熱い思いを本当にありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?