風富来人の小説家への道

これからの小説家像と出版社像

最初の記事に何を書こうか悩みましたが、徒然なるままに書いてみます。

小説家というのは、一人でも多くの読者の方に読んでもらえる小説を書くのが大前提だと思うし、小説家になるためには小説を書かなければなれないのは当たり前の話だと思います。

小説家デビューの王道は、出版社主催の新人賞に作品を応募して受賞するというパターンは今後も変わることはないでしょう。

「出版不況」と言われて久しいですが、ここ数年の書店の減少、人口の減少、少子高齢化など、様々な要素を考えると出版業界のV字回復は難しいのかもしれません。
某出版社の社長自身が「出版業は斜陽産業」とおっしゃるぐらいですから、よほど今後の見通しは暗いのかもしれません。

しかし、僕が小説家を志してから気づいたことがあります。

小説家を志している方は、出版不況の現在でも存在し続けているということです。(増えているのか減っているのかはわかりませんが)

これはあくまで僕の予想ですが、これまでと同様の出版社と小説家との関係性での本の出版形態では近い将来立ち行かなくなると思います。

僕は小説家になりたいので小説に限定して述べさせていただきますが、「小説家」を「著者」、「小説」を「書籍」と置き換えて考えていただいてもかまいません。
小説は、小説家にとっての「作品」、出版社にとっての「商品」です。
これからは小説家と出版社がメインとなって小説(書籍)の流通形態の再構築(もしくは新構築)を模索していかなければならないような気がします。

「そんなこと言っているけど、お前になにかアイデアはあるの?」

あるよ。(←「HERO」のバーのマスター風)

可能か不可能かは別にしてですけど、小説家でも出版社の社員でもない「無名の一般人」だからこそ思いつくアイデアというのがあります。

今回はこのへんで。
それではまた。

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