3年、という数字

これは僕が同じ会社にいられる最大の期間だ。
転職回数はそろそろ履歴書に入りきらなくなりそう。
 
それに正社員で働いたのも1度しかない。
 
どこの会社に勤めても1年くらいで飽きてくる。
バイトで入る僕も悪いのだが、大体同じ内容のルーティンで、無駄なことが多くて飽きてしまう。
 
レジだけ・品出しだけ、みたいなのが苦痛で、半年間同じ仕事しかさせてもらえなかったときは気が狂いそうだった。
 
「指示に従ってやるだけでお金貰えるなんて楽」という話をよく見るのだけど、指示されたことだけやるのはどうも苦手みたいだ。
かといって、ノベルティーの袋詰めとか、チラシを折るみたいな黙々とやる作業は好きなんだけどさ。
 
僕は販売を中心に色々やってきたけど、なんていうか、怒られそうなことを言うけども。
 
大体の仕事って3か月もしたら新人卒業できるじゃん。
半年もしたら仕事の流れが把握できるようになって、基礎知識や最低限の技術も身に付くよね。
そんで1年もしたら後輩に教えられるくらいできるし、一応一人前って感じ。
 
3年も本気で仕事してたら、もうやることなくなる気がするんよ。
大体把握して、一通り網羅できた。成果も出した。後輩も育てた。やりきった。
そこまで行ったら、どうすりゃいいの?
 
と、毎回思う。
 
もちろん、職種と業種にもよると思うし、例えば医者が手術の熟練者になるには3年じゃ無理かなと思う。
その理由はまず第一に3年の間にこなせる実践の数が全然違うから。
1日に10人も20人も手術できないもんな。
それに、マニュアル化できないくらい毎回パターンが違うだろうし。
 
あとはプログラミングとかも、そもそもの技術を身に着けるまでが時間が掛かりそうだから、上記の例には当てはまらないかも。
それに、一度技術を身に着けたら会社が変わって、仕事のやり方が変わっても、プログラムが組めるっていう基礎がある状態でスタートだから、比べる対象としては不適切。
 
 
まぁとにかくさ、3年もあればやりきっちゃうの。
あー、もうこの会社でやることなくなったなって思って、もういいかってなる。
 
 
 
こういう人間はどうすりゃいいのかな。
1~3年ごとに転職してたらさ、定年までに20回くらい転職必要じゃない?
 
履歴書とか面接とかが面倒なので、こんなサイクルに終止符を打ちたい気持ちがある。
 
 
 
会社を辞めること事態には何の抵抗もないし、別にいいと思うんだ。
合わないなら1か月でやめたっていいし、もうやりきったぜって思えるなら1年で辞めてもいいし。
 
職歴がやべぇ奴になるから、転職は年々大変になるけど、それも人生じゃん。
 
 
勿論、長く働き続けられる人はすごいと思う。
友達にも4~5人、ずっと辞めずにいる人たちがいるんだけど彼ら彼女らのことは本当に尊敬する。
 
でも、短期間であろうと、うまくいかなかろうと、自分でお金稼ごうとか、自立しようとか、頑張ってる人はみんな偉いし、すごいことなんよ。
そこに優劣はないなと感じるんだよな。
 
 
死にたがりの僕からすると、生きてるだけでみんな偉い。

3年って、長いよなぁ。
でも、終わってみると短いなっていつも思う。

人生も同じなのかな。
長くて終わりが見えないけど、いざ終わるときには「もう終わりなのか」って感じるのかもしれないね。

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