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せっかくだから住環境を考える〜暖かい家で暮らしている人はよく動く〜

昨日今日と朝から夕方まで姪の引越しを手伝っていた。冬の引越しは寒くて肩が凝る。身体もかたくてスムーズに動かないし、使用済み段ボールをつぶしてまとめて紐をかけるだけでも上手くできない。

「そーいえば、建て替え前の家での生活は、こんな感じだったんだな」ふと以前の暮らしを思い出した。建て替え前の家はスキマ風の吹く古民家。室内にいても外気温とさほど変わらない、室内でもダウンを着て過ごしていた。

これが当たり前、寒ければ洋服を着ればいい、家全体が暖かい家なんて贅沢、こう思ってた。

現在の家は暖かい、と言っても「半袖Tシャツで過ごしてます」というものではない。家中が常に室温20度前後を保っているような状態。

だから、朝起きて寒くて布団から出られないという事がないし、部屋が温まるまでストーブの前で丸まってる事もない。トイレが寒くてイヤという事もないし、寒さのせいで掃除が億劫になることもない。パソコンを打つ指が寒くてかじかむこともない。

寒さストレスのない環境で暮らしてみたから、寒さが原因のストレスの大きさをひしひしと感じている。

ある報告では、1日中常に暖かい部屋にいた人よりも、温度差が10度ある部屋にいた人の歩数は、1日当たり約1400歩少なくなるらしい。

別のある報告では、リビングとトイレの室温差が10度ある場合とない場合を比べると、1日の歩数が約2000歩減少するらしい。寒さが嫌でリビングを出るのが億劫になってる状態だと思われる。

冬は寒くて特に運動量が不足しがちな季節、でも健康のために運動しなければと考えるのであれば、家の中を暖かくする事で運動量を増やすことができるってことだ。

活動量を増やすには、床の暖かさを確保するのが一番効果的と言われている。家全体の断熱工事が難しければ、床を暖かくする工夫にトライしてみてはいかがだろうか?

活動量が増えれば、運動量が増えて、健康維持に役立つし免疫力もあがる。

バリアフリーといえば、段差をなくすことが最優先事項のように言われる。段差をなくす事も大切だけれど、リビングとトイレの温度差を減らすとか、室内の温度を20度前後で一定にするとか、室温のバリアフリー化こそが最優先事項のように最近思うのです。

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