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ガイド業の閑散期に何する?

通訳ガイドのぶんちょうです。
秋の繁忙期が終わり、今まさに閑散期に入っています。

その年にもよりますが、9月、10月、11月はガイド繁忙期で休みが全くない日が一ヶ月近く続くこともあり、精神的にも体力的にもかなりきつい時期です。

12月はクリスマス休みに日本に来る人がいるので、ほどよい頻度でガイド仕事があります。そして、1月、2月は年間を通していちばん仕事の少ない、好きなことのできる時期です。

今年は特に1月、2月の仕事が少ないので、逆に体力の維持が課題。ガイドは一日に少なくとも1万歩、多い時は2万歩以上歩くので、閑散期の今は、足腰をそれなりに鍛えておかねば。

こんなことを思ったのは今年が初めて。駅の階段や、トレッキングのツアーで感じた体力の衰えが原因です。

しかも、やめようと思っていた春のハイキングの仕事をノリで引き受けてしまったので、もう後には引けません。

ツアーのように毎日2万歩けばいいのかもしれないけれど、平らな道を歩くのと山道を登り下りするのとでは、使う筋肉が違うので、ただ歩くだけではあまり意味がないということを感じています。

しかも、冬の散歩って出るまでが大変!沢山着込まねば寒い、でも日焼け対策はいる、雨の日は出たくない、近所の散歩は退屈、階段の登り下りなんて修行僧みたいなのは無理、と怠け者の私にはやりたくない理由がいくらでも見つかるのです。

そこで、山登りする人は普段どんな風に足を鍛えているのかなとググってみました。すると足腰に負荷をかけられるマシンがあるらしいと。

ジムに行くことすら億劫に感じる出不精の私も家で使えるステッパーと言う器具です。

これなら、室内着OK, すっぴんOK, いつでも足を鍛えられる。私にぴったりだわーと飛びつきました。

早速、機種の検討に入りました。ダイエット用、小尻を目指す用など色々あり、一瞬心奪われそうになるも、そうじゃない、私の目的は太腿の筋肉を鍛えること一本!といちばん筋肉に効くと書いてあるマシンを選びました。

50センチ四方くらいの大きさなので、リビングに置いても邪魔になりません。左右の踏み台を交互に踏んでいくだけのシンプルな機械です。単純作業好き。

選んだマシンはシニアの体力増進用にも使えると書いてあったので、これでは筋肉増強には、ちょっと不足気味かと心配しました。(自分も限りなくシニアなことはさておき)実際に使ってみると、簡単で、息もあがらないし物足りない感じで、本当に効果があるのかと不安になりました。

ところが翌日になると、なんとなく足と腰に重だるさを感じたのです。これは効いているなと確信しました。踏み踏みするだけなので、やっている間にスマホを見ることもできるし、本も読めちゃうし、この単純な踏み踏み作業がなんとなく楽しくて10分ぐらいならあっという間です。

もうひとつの楽しみが、器具を買ったときについてきた東海道53次の図です。1日やることに、それぞれの宿場町にチェックマークをつけていきます。日本橋からスタートして箱根までたどり着きました。

これで3日坊主の私でも、少なくとも53日間は続けられるはずです。往復なら106日も!春の繁忙期は3月から始まるので、その時までバッチリ鍛えられそうです。

踏み踏みのスピードを上げたり、時間を長くすればちょうどいい負荷がかかる感じ。冬は冬眠してやり過ごしたいと思うけど、運動不足が心配な私のような人にはお勧めです。

値段も一万円以下なので、万が一飽きてしまってもいいかなと思っていましたが、買って半月、気に入ってます。





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