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伸びしろを聴きに行く。

木曜落語研究会「チャノマ」

今年の8月から落語協会の若手二つ目8名が始めた勉強会「チャノマ」。
毎週木曜日、新宿のフリースペース「無何有」で開催されているこの会に先週の11日に行ってきた。

以前は鈴本演芸場や末廣亭で二つ目だけの落語会が行われていたのだけど、
今は残念ながら開催されていない。
若手落語家の登竜門とも言える日本演芸若手研精会も今年4月末に閉会。
神田の連雀亭や西新宿のミュージック・テイトでも聴けるけど、
気軽に伸び盛りの若手の落語が聴ける場が増えるのはうれしい。


伺った日の「チャノマ」の顔付けと演目は
・オープニングトーク
・柳亭市好 一つ目上がり
・春風亭与いち 真田小僧
・林家彦三 初音の鼓
・林家やま彦 金明竹

会が終わったあとには出演者がその日の出来を振り返る音声チャット「チャノマ反省会」もネットで配信している。
今回は出演者たちが、4席中3席が前座噺だったことを後悔していたけど、
お客であるこちらとしてはまったく気にならなかった。

前座噺だろうがなんだろうがおもしろければ、喜ばしてくれればそれで満足。

木戸銭は破格の1000円。やま彦さんのしくじり話を聴くだけでももとは取れる。

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