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都会のオアシス7 Patom Organic Living/バンコク・タイ


緑豊かなカフェというよりは、緑に侵食されつつあるようにも見える店。

タイの代表的スイーツ、カノムタゴとタイ産コーヒー

私の海外渡航経験はアジアが多いので、話題がアジア中心になることをお許しください。さて、そんなアジアでも伝家の宝刀、旅人なら愛さずにはいられないバックパッカーの首都という呼び声も高い、東南アジア屈指の大都会バンコクのオアシスをお届けします。私はバンコクのカフェは、東京の次ぐらいに詳しいかもしれません。それぐらい様々な場所に行きました。コロナ明けに行ったバンコクで最も印象的だったのは、大麻(マリファナ)が解禁されたので、至る所にマリファナショップが増えたこと。タイ政府はマリファナを医療用に限定しているそうですが、実際には街中に娯楽大麻を売るお店があり、観光客も地元民も楽しんでいるようでした。時代が変われば、常識も変わりますね。なお、私の友人のタイ人に「大麻やるの?」と聞いたところ、友人は「やらない、嫌い」とのことでした。ショップ自体はたくさん増えましたが、ほとんどは観光客向けのビジネスで、地元の人でやるのは一部みたいですね。

一方で特にバンコクに住むタイ人は健康に敏感とも言えます。そのせいかバンコクにはオーガニック系のお店が大量にあります。そんなオーガニック系カフェで特におすすめなのはPatom Organic Living。BTSの駅で言えばトンローが近く、日本人も多く住む高級住宅街エリアです。トンローはバンコクの青山あたりのイメージでしょうか。特に、Patom Organic Livingがある駅北部は高級住宅街として知られています。

欲張ってドリンク、フードなどを大量に買っちまった!

バンコクに遊びに行った方は高級ホテルでランチを食べたりする人も多いですが、私に言わせれば高級店であればホテルの中より、路面のこういったお店の方がラグジュアリーで、その場所にしかない経験ができると申しておきましょう。そう、タイは豊かな国なのです。さて写真に出てくる、笹の葉のようなもので包まれたデザートは、カノムタゴ(ขนมตะโก้)と呼ばれる、タイでは馴染みのスイーツです。一口サイズなので甘いものを控えているという方も罪悪感なく食べることができます。なお、葉っぱは笹の葉ではなく、バナナの葉っぱで、ココナナッツで味付けされたプリンです。写真のものはココナナッツだけでなく様々なもので作られていますが、通常は白いものを指します。

タイのコーヒーは本当に美味しいです。おそらく、暑い気候に合わせてフレッシュな味にしているところが口に合うのだと思いますが(もしビールを飲む方であれば、シンハービールなどタイのビールも深みより飲みやすさ、爽やかさが目立つものだとご理解いただけると思います)、タイでは最近コーヒー栽培が増えていることも影響しているのだと思います。私は日本でも、豆を選べるスペシャリティコーヒーのお店でタイ産の豆が選べるのであれば、タイの豆を選びます。皆さんもぜひタイのコーヒーを飲んでみてください。暑い日にホットで飲んでも、意外といけちゃいますよ。


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