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リラクゼーションサロンで五感を活かす為には?

こんばんは。肩こりらくだ上水戸店の影武者の田中です。

私はセラピスト経験も20年近くある経営者です。私が起業して個人事業主になった時に、ある人脈から中小企業診断士の方と出会いました。

簡単に言えば、経営コンサルタントみたいなものです。私よりも歳は若かった事もあり、その方にお願いし小規模事業持続化補助金を採択を目指し案を練りました。

小規模事業持続化補助金は、産業省の補助金で採択されるのには審査が必要で厚生労働省の助成金と比べて採択率が低いんです。

私が工業大学出身という事もあり、ある企画を挑戦する事に決めました。

それはプロジェクションマッピングを使った空間を作る事です。

その当時、プロジェクションマッピングは流行り始めた頃で、全くやり方が見えない為、ネットで得意そうな専門業者を探し、静岡県からわざわざ来てもらってデモまでやってもらいました。

やり方を全て確認し、自分達でも出来そうだという判断で自社制作を判断。

これからが大変。マッピングのソフトをネットから有料でダウンロードするにもパソコンやプロジェクターの購入にも、全て補助金に絡めなくていけないので、後出しが出来ないのです。

全て領収書はしっかり管理が必要で採択されても、揃えた材料と合致しないと受理されません。

1番大変だったのが、マッピングに使用する動画素材です。有料の素材はまあまあ高く予算をオーバーしてしまい、自腹で出費しなくてはいけないほどでした。

マッピングはパソコンから専用ソフトを使いプロジェクターで映写する光の範囲を定める事から始まります。


通常は4つの面を映写する為には4つのプロジェクターを使い各面に対して1つのプロジェクターを映写するのが基本らしいのですが、私はまず1つのプロジェクターを使って全面に光を当て、4つに分割する事から始めました。

1つのプロジェクターで4つの動画を同時に映写する事は可能です。しかし、この方法だとプロジェクター側から見た場合は画像として綺麗に動画が見れるのですが、光の中に入ると画像が横に伸びしてしまうので、空間の中に入ると綺麗に見えない事が分かりました。

しかもこれが4つのプロジェクターを使用したとしても空間の中に入ると人が影になってしまい本来やりたい空間作りができないのです・・・

私が最終的に考えた方法は・・・・天井だけ映写する事。これなら影の写り込みがなく空間に入れます。

4面の画像に入りながら影を映さない為にはプロジェクションマッピングをうやる方法は他にあるのかもしれませんが、当時専門外の素人には、この方法しかありませんでした。

あとで分かった事なんですがデジタルサイネージみたいな方法ならば4面に動画を移しても人の影を映り込まず理想の空間を作る事は可能のようです。

デジタルサイネージとは、身近にあるもので言えば、タッチパネル式の自動販売機などです。

そして完成した空間がこちらです。

プロのクオリティーとは言えませんが、おそらく当時で、個人サロンでここまでやっているのは当店だけだと思います。しかし、現在ではこのサービスはやっておりません。

このプロジェクションマッピング。なぜ?やろうと思ったのか?その理由は次回のブログでお話ししますね。

↑ 動画を360度回転させてご覧ください。

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