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仕事のスキルについて

こんにちは。株式会社tomost.の田中です。

最近NEWSでやっていましたが、4月15日の段階で新社会人が既に退職希望の方が続出しているそうです・・・・

しかも、退職代行使って手続きをするんだととか・・・

私も経営者なので、離職という難題は永遠のテーマだと思っていますが、経営者や人事担当の皆さん、大丈夫です。原因はほぼ会社側にありません。90%は求職者側だと思います。

早期退職の理由に入社前と話が違うというのが多いらしいですが、多分、多分ですが・・きちんと説明はしているはずです・・・。企業ですかね。

相手が聞いていない場合や別な解釈をしてしまうと『聞いてない』になります。

これって会社側だけの責任ですかね??もう社会人なんで聞いていない側にも責任はあるのではないでしょうか??

もう社会人になった段階で仕事ができるできない別として責任というモノが生じます。ましては、お給料を受けとった段階ならば、尚更ではないでしょうか??

まず、働く人達は他人の作ったもの、他人がお金の範疇で仕事をしている限り会社側や会社の上司と対等ではない事を自覚しなければいけません。

最初から自分の意見ややりたい事が会社に届くというのは大きな間違いです。

まだ、会社に貢献できていないのに???なぜお給料が発生しているか?考えなければいけません。

これって会社や上司の労働力が生み出しているモノですよね。

過去に当社も教育として、その事実をお伝えした所、『そんな事言うんですか??』と怒って辞めていった40歳の男性がいましたが、事実は事実なんです。

だからこそ、早くその所属した会社に貢献をしなければ、自分のやりたい事は一生叶いません。

唯一、叶う可能性があるのは自分で起業する事ではないでしょうか?

環境をいくら変えたとしても、スキルを身につけなければ活躍の場は用意してくれません。

ここでいうスキルというのが、専門的な知識以外に働く姿勢というスキルが、新しい職場では大切です。

このスキルは、働く為の優先順位、働く姿勢に当たります。

働く優先順位とは、クォリティ、スピード、回数なんですが、某お笑い芸人が同じ事をおっしゃってました。

ほとんどの方が、この3つの中でクォリティを優先にしてしまいます。よく考えてみて下さい。ほとんど仕事内容も分からない人がクォリティを出せるでしょうか??

すぐに離職し回遊魚のようにグルグルしている方は、このクォリティが出せる場へ泳ぎます。しかし、残念ながらその場所は存在しないのです・・・。

この3つの中で新しい職場で求められるのは、 スピードと回数しかありません。

この2つをとにかく回して信用を掴まない限りクォリティを求める時間を社会は許してくれません。

もう一つ言うと休みや働き方に融通をきかせたいならば、尚更です。

自由とは誰かの不自由の元で成り立つ事です。自分が休みを取得できるのは、その時間を働いてくれる誰かの存在があるからです。

不自由なくて自由は勝ち取れない事も社会人として身につけておかなければいけないスキル(考え方)だと思います。

もし、このクォリティを求めながら、自分が自由な日に休みを取得したいのであれば、ほとんどの方が手遅れなのです。あくまでも今の日本ではですが。

それに気づいている人達は、学生の頃から着々とスキルを身につけ準備をして社会に出ています。

社会人1年目で不平不満を持っているようなスキルでは、この段階で脱落してる事に気づかなければいけません。

ましては短期で離職したら、会社側は冷静に気がムラな人、うちでも辞める可能性が高いと当然思われます。

自分で自分の職歴に傷つける事がないように、慎重に会社を選ばなくてはいけないのです。だから、きちんと説明を最初に聞く、確認をする、質問をするが当たり前なのです。

いちいち、企業側が手取り足取り教えてくれると考えている方が、既にミスなのです。

企業側は本当に冷静に求職者を見ています。それは、企業の未来に関わるからです。

企業の未来に関わる人事において短期で辞めて頂いた方が会社としては、後々リスクがないのです。そのリスク(人材)に入ってしまっている事が、本当のリスクなのではないでしょうか?

分析されている会社ほど、採用の時期を決めています。どういう事かと言うと4月、5月に退職された方は6月、7月くらいに再雇用を狙うと思います。

でも、実際は企業側は、1月、2月、6月、11月、12月のような月には募集をしません。もしくは、募集しても採用を絶対にしません。

会社の立場からすると、中途半端な時期に離職者がいるから中途半端な時期にリクルートしている訳です。社内の環境がグチャグチャですと採用のタイミングも常時募集にならざる得ないのです。

なぜかと言うと、前職で責任を負ってこない辞め方をしていると判断しているからです。

4月に既に離職してしまった方は残念ですが・・そういう事です。

働くという事、お金を稼ぐという事は、本当に甘くありません。安易な行動は自分の経歴に傷をつけてしまいます。

できるだけ慎重な職場選び、慎重な判断をして下さい。

当社は現在は20代から30代前半の雇用を辞めました。会社がこの厳しい時代を生き抜く為には、雇用も真剣に変えていかなければ、いけないのかもしれませんね。

色々、話しましたが、そんな会社の代表取締役をしている私も20代前半で会社をクビになり、今の20代と同じ事をしていた側なんです。

しかし、社会の荒波に揉まれ、家庭を持った時に全ては自分自身に原因がある事に気づきました。

会社を立ち上げ、見える景色が変わった事で気づいた事も沢山あります。

社会は毎日がテストみたいなモノです。全てに嫌気がさしている20代、30代は起業する事をお勧めします。

全部、何が正しいのか?は起業すると答えが分かります。人が作った箱の中でルールに縛られることがリスクと考えるのか? 起業して自分で全て決める事をリスクととるのか?

自由を自分で作るのか?人に作ってもらうのか・・・?

休みは何故取得できるのか?お給料は何故?払われるのか?社会保障や有給は何故?得られるのか?何故?仕事は責任を負わなければいけないのか?育休は?iDeCoって?退職金は?

働く側もしっかり勉強しなくてはいけないのかもしれませんね。これから真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

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