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パワーを生み出す【感謝】のきもち。

人に対する感謝の気持ちを持つと、

願う自分に近づきやすくなる。
信頼できる仲間を得られやすくなる。
幸福を感じられるようになる。

など言われます。

確かにその通りだなあと思うこともたくさんあるけれど、

日々、毎分毎分、さまざまな刺激を受け取りながら、
やらなくてはならないタスクに向き合っていると、
心が疲れてイラッとしたり、人に対して腹を立てたり、
なんでそんなことするんだろうと不信感を持ったりしてしまうことも💦

これが人間だなあと思います。

自分で自分に強制的な命令を出して、
怒ってはいけない、イライラしてはいけない、
●●禁止令をたくさん出していると
心が疲れてしまいます。

一番の自分の味方であるはずの自分から、
たくさん否定されて、
たくさんNGを出されている感じになるからです。

でも、人に感謝する気持ちは大事に生きていきたい。

そんな人間でいたいなあと思うのもまた本当の自分の気持ちです。

では、
無理せずに、感謝の気持ちをたくさん持つにはどうしたら良いのでしょう。

人それぞれに自分に合った方法を見つけられると思います。

わたしの知人は、小学校の時からずーっと一緒にいる友人と
おいしいものを食べながらバカ話をたくさんすると、
イライラがなくなって、
世の中を優しい目で見られる自分に戻れると言います。

昔、お世話になったシスター(カトリックのシスターさん)は、
「わたしだってイライラしたり、人に対して怒りを感じることは実はたくさんあるのよ」と話してくださいました。

でも人に違和感のあることをされた時、
「ああ、この人はきっと辛いことがあったんだろうな」
「朝から嫌な思いをたくさんして心が疲れてしまったんだろうな」
と考える習慣がついているのだそうです。

そう思うと不思議と怒りなんてどこかに消えてしまうといいます。

わたしは、子どもが小さかった頃の写真を見ます。
妊娠中、自分のお腹が大きかった頃の写真を見ます。

写真が趣味で、プロ級の腕前を持つ友人が撮ってくれた
”2度とない瞬間”の写真がいくつか残っています。

写真の中の子どもたちを見ると
今の娘たちが本当に大きくなったことに驚きます。
(大人は老けるハズですね)

その間、多くの人に助けてもらいました。

保育園の先生に育てていただいたと言っても過言ではないほど、お世話をしてもらいました。
引っ込み思案でいた娘を新しい挑戦にうまーく誘ってくれた先生もいました。
近所でネイルサロンをしていたお姉さんは、仕事でどうしても定刻に帰宅できないわたしに代わって、娘たちの夕食を温めて食卓に並べてくれました。
わたしが体調を崩したときに様子を見に来てくれた友人は、わたしに薬を飲ませてくれた後、長時間ステイして、子どもと遊んでくれてお風呂にも入れてくれました。

本当に多くの大人が、ピュアな愛情をもって彼女たちに接してくれたから、今があると、本心から思えます。

こんな恵まれたことってそうそうない。

この時期のことを思い出すと、自然と周りの全てに感謝の気持ちが湧いてきます。
強い結びつきのある仲間だけでなく、
ちょっとした出会いで繋がってくれた人までが、
本当にヤバいときを救ってくれました。

だから、仕事でキツイことがあっても、
あんなに恵まれていたから、このくらいのことが起きても普通。
まだまだお釣りがくる!と思えたりします。

辛い局面になっても、そんな機会にでくわしたことを
むしろラッキーだと思えるほどに「乗り越えるぞ」パワーが湧いてきます。

手を貸してくれた人たちに、まだ全然、お返しをできていません💦

バタバタする日常の中で、ちゃんと連絡も取ってない人もいます。

今年は、大切な人にちゃんと気持ちを伝えていきたい。
そして、まだまだその頃に与えてもらった愛情から、たくさんのパワーをもらい続けていることに、心から感謝しています。


なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。